fc2ブログ
topimage

2023-09

後祭宵山〜あばれ観音 - 2014.07.24 Thu

仕事を終えて宵山の町へたどり着いたときは、もうお帰りの人の方が多く、そぞろ歩くのにちょうどよいくらいになっていた。


P72300061.jpg


翌宵に八坂神社へお帰りになる御旅所の三基の神輿の神さんを拝んで、ひたすら西へ。



P72300131.jpg


やってきたのは新町通り、南観音山。

昨年はへたれて行けなかったあばれ観音(23:00〜)を見ようとやって参りました。


P72300191.jpg


このあたりは同じもくろみの人が多いらしく、まだまだ賑わっています。くろちくなどのお店も開いているので時間つぶしにはこまりません。

それにしてもTwitterのフォロー中の人たちがみんなここに集結しているようでおもしろい。もちろんすれちがってもわからないけどね(^_^;)


P72300201.jpg


お、蛸薬師のほうからお囃子が聞こえてきた!


P72300271.jpg


南観音山の日和神楽のお帰り〜。(22:30〜くらい)

ピ、ピ、ピ〜ヒャラリ ♪ という独特のメロディー。



P72300311.jpg


新町通りを北上して帰ってきたのはお隣の北観音山の日和神楽。
う〜む、メロディーは同じだと思うが。(なにせ音痴なもので)


P72300341.jpg


ますます人が増えてきた。こんな夜中によう集まるわと感心する。(自分のことはもちろん棚上げ)

宵山ではあちこちで芸妓さん舞妓ちゃんをみかけるが、ここにもいてはる。


P72300371.jpg

おお〜!!
きたっ!!


P72300381.jpg


「わっしょい!わっしょい!」のかけ声も勇ましく、すごいスピード!この疾走感、わかります?
観音様の前をやはり布をかけられて走るのは善財童子。

華厳経にいわく、楊柳観音は善財くんが求法の旅にでて、であった53人の善知識の一人なのだが、なぜかよく絵画の画題になるらしいペア。


P72300431.jpg


北観音との境でさしあげゆさぶり、さらに暴れる。
また帰ってきた〜!


P72300441.jpg


いつみてもぐるぐる巻き!布をまいていない姿を拝んだことがないよね。


P72300461.jpg


しかしなんで宵山にあばれるのかよくわからないそうだ。一説に曰く、翌日の巡行でじっとしていていただくために、前日にフラストレーションを発散させるとかしないとか。
おとなりの北観音はおとなしい?のにね。


P72300501.jpg


また来た〜!
今度は善財童子は町の役員さんが持ってはる!


P72300511.jpg


こうして3回町内を暴れ回って観音様もさぞや気がすんだことでしょう。


P72300541.jpg


締めの手拍子、拍手が終わった後にみると北隣の北観音山はもう灯りがおちていた。翌日の巡行にそなえて。


P72300551.jpg


よき巡行の日を!
(またまたしつこいが、私は見に行けない!!)




関連記事

● COMMENT ●

いつか観音様のぐるぐる巻きを見てみたいですね。

今日の巡行は張り切って行きましたが 帰ってきてぐったりしております。
しぇるさんの体力には驚いております。
素晴らしかったです。

ひいらぎ様

2時間待ちの10分足らずでした(^_^;
あっというまの線香花火、、、じゃなくてあばれ観音。

やっぱり、しぇる様 走り回っていらしたんですね。私もちょうど京都泊だったので、その辺を歩いてました。でも翌日のことを考えて、あばれ観音の時間まではとてもとても。
でも一時間待ちの大舩鉾以外はひと通り見られたので満足でした。

そらいろつばめ様

10基くらいだと一回りするのにちょうどよいくらいの数でしたね。露店がないのもよかった。大舩鉾はひきぞめできたのでもう十分満足。私も宵山ではよりませんでした。(だってすごい人!!)
あばれ観音も無事後祭の前にやってくれてヨカッタ。いつかお時間許せば見てください。なんだかアドレナリンが分泌されて楽しくなりますよ!

お久しぶりです。
といっても今年はあばれ観音で ニィアミスだったようです。あっという間だし道が狭いところなのでなかなか写真を撮りにくいのに、上手に写されましたね。雰囲気がでています。
たしかに屋台がないので静かな雰囲気でした。

kiremimi様

お久しぶりです〜(^O^)/
いまは京都ですか?
あばれ観音の時はけっこう多くの知人が集結していたようなんですが、全然出会わなかった、、、というよりすれちがってもわからなかったんでしょうね。くらかったし、あばれ観音に意識がロックオンしてるし。
来年の後祭もこんな感じならいいなあ。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/321-ada0d636
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

還幸祭〜御霊うつし2014 «  | BLOG TOP |  » 後祭〜宵々々山逍遙2014

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (14)
茶の湯 (384)
茶事(亭主) (82)
茶事(客) (171)
茶会(亭主) (17)
煎茶 (9)
京のグルメ&カフェ (94)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (108)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (65)
京都めぐり2023 (28)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (14)
美術館・博物館 (138)
奈良散歩 (128)
大阪散歩 (1)
着物 (8)
京の祭礼・伝統行事 (60)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (9)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (13)
中国茶 (48)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (1)
御所朝茶 (4)
有田2022 (1)
熊野三山巡り (2)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (3)
信州旅行2023 (2)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR