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2017-10

赤山禅院〜修学院あたり - 2013.01.25 Fri

空は青いながら、寒波に襲われ冷たい1日、ここ修学院は洛中よりも確かに気温が低いです。

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大寒の候、1年の邪気がいちばんたまってくる季節、だからというわけではありませんが、都の鬼門(東北)を守ってくれている赤山禅院に行ってみようと思いました。

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山門の鳥居、「赤山大明神」の額は後水尾天皇に賜った勅額。
(ただし当然ながらレプリカね)

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紅葉の頃はともかく、こんな寒い日にだれもいないだろう、と思ったら毎月25日は赤山大明神縁日御加持の日だったらしく、けっこうたくさんの方がお参り。

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ご存じのように、平安京は四神相応で守られた王城ですが、鬼門の守りが比叡山、その比叡山と御所を結ぶ線上にある比叡山塔頭がこの赤山禅院。
本殿には「皇城表鬼門守」の文字をみることができます。
仁和4年(888年)に、天台座主 円仁の遺命によって創建されました。

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本尊の赤山大明神は、唐の赤山にあった泰山府君(安倍晴明の逸話にもでてきますね〜)を勧請したものとか。
どうりで何となく道教的な雰囲気もあるお寺です。

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あ、いたいた、拝殿の屋根の上に、、、

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お猿さん。
御幣と神楽鈴をもって、なぜか金網の中に。
赤山禅院のシンボル、比叡山延暦寺の地主神・日吉神社のお使い。
「申」は南西をさす方角なので鬼門(東北)の真向かいになります。
鬼門から魔物が都にはいらぬよう守ってくれているといいます。

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ただし、そこは猿もの、ひっかくもの、夜な夜ないたずらをするので(実際このあたり野生の猿がよくいたずらをするらしい)金網のなかに閉じ込められたとか。

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寒桜。

御所の猿が辻(東北の鬼門で壁の角をくぼませている)にも金網inの猿がいて、ここの猿と対面してるそうです。

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境内にはあちこちにお堂や摂社、末社が点在して、歩いて一周するとけっこう広いのです。
これは弁財天のお堂よこにいらっしゃる十六羅漢さん。

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泣いている?大笑している?「喝!」って言ってる?読経している?
(実はあくびの途中だったりして、、^_^;)

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三十三観音さん。

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その後には赤い山茶花。

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境内は山がちかいことを感じさせる雰囲気があります。
森だってあるんです。

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地蔵堂で、なぜこんなところにドライヤーが???
と思ったのですが、どうやらこれは御朱印帳をかいてもらって、その墨や印やらを乾かすためのものらしい。
こんなサービスあるお寺さんは初めてだわw( ̄▽ ̄;)w

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都七福神ではこちらは寿老人にあたるらしいので、おみくじがこの寿老人。
赤山大明神は、地にあっては泰山府君、天にあっては寿老人といわれるので。
なんともほっこりのんびり、、、

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三彩の狛犬さんも、どことなくシャイな感じでかわいらしい。

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不動堂の前におかれていたクラシックな消火ポンプ。

このお堂の中で護摩焚き加持がおこなわれて、こうして境内を回っている間も音楽的な読経がBGMでした。
宗教行事なので写真はひかえましたが、のぞいてみると大きな護摩火の手前に加持をされている阿闍梨の後ろ姿が影になって、平安時代の加持祈祷を彷彿とさせるような情景でした。
自分の経本を持っていっしょに唱えている信者さんもたくさんおられて、ここはこの修学院に根付いた信仰の場なんだなあ、、と。

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さて、赤山禅院を後にして道を南下すると、、、
この石の生垣はなんでしょう。

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そう、修学院離宮でした。
(まだ行ったことありません。いつか行かなくちゃ)

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比叡山の山の裾野にいだかれたこの風景。
でも一応京都市内、左京区なんですよ〜(^_^;
このあたり、赤山禅院も含まれる歴史的風土特別保存地区なんだそうです。

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高野川の支流・音羽川沿いの道、比叡山登山路の雲母坂へ通じ、この先には修学院離宮と隣接した尼門跡・林丘寺があります。(非公開・こちらの尼さんが京都新聞に週1くらいで記事書かれています。)

さて、しっかり歩いたし、ランチはちょっと南下して一乗寺。

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カフェ猫町さんにて。

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あ、これ、李朝の祭器だ。私も持っている。
ふ〜ん、こんなふうにあしらうとステキなのね。

残念ながら猫はいません。^_^;

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名前の由来は、荻原朔太郎の散文詩的小説「猫町」なんですけれどね。

    私は今もなお固く心に信じている。あの裏日本の伝説が口碑している特殊な部落。
       猫の精霊ばかりの住んでる町が、確かに宇宙の或る何所かに、
           必らず実在しているにちがいないということを。


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● COMMENT ●

赤山禅院はちょっと風変りなお堂や、まわりのお庭や池も独特の雰囲気があって、ちょっとしたミステリーゾーンですね。

大昔に友人と行った時に、「銭形平次」のロケをしていて、八五郎の林家珍平さんがおられて、一緒に記念撮影してもらった写真があります。残念ながら大川橋蔵さんはその時いなくて。。。

しぇるさん、こんにちは

赤山禅院さん

なかなか、興味深い^^

むくむくと、写欲が・・・・

遠いけど、行ってみようかな^^;

今日は、雪が降るかな?とも想いましたが

雪景色の洛中は、おあずけでした^^;

しぇるさんの、御近所を

カメラを持って、お散歩でした^^v

vivasan様

銭形平次〜っ!!
なつかしい。五円玉、投げたりしませんでしたか?
大川橋蔵知っている人、だんだん減ってきているのがさびしいです。

ここは修学院の周りの風景とあいまって、「皇城表鬼門守」というのがいかにも、と思えるような雰囲気がありますね。ここなら屋根の上の猿も生き生きといたずらが許されるような、、、そんな感じです。

高兄様

ここはちょっと交通の便が悪いですが、だからこそよけいにありがたい御利益がありそうに思えます(^o^)
とても京都市内とは思えません。

今日は夜京都に帰ってびっくり。
京都駅はからっとしていたんですが、左京区あたりは積雪が、、、
明日は写真日和かもしれません。でも風邪はおめしにならぬように。
うちの近所ですか?どこやろ?楽しみにしてます。

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アドバイスありがとうございます。禁止ワードの設定ができないようなので(わからないだけ?)違う方法でフィルターかけてみました。これでだめなら承認制にしてみますわ。


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