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2017-06

アートを旅するパリ2014〜その3・モンマルトル散策 - 2014.08.16 Sat

エコール・ド・パリ(パリ派)の前半、画家や文士たちが活躍したモンマルトルの丘を訪ねた日はあいにくの雨。ところでモンマルトルって『Mont des Martyrs(殉教者の丘)』という意味だったのね。


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ランドマークのサクレ・クール寺院はパリの市内のどこからでも見える。青空に映える白い寺院の写真を撮りたかったのだが、なんだかおどろおどろしいイメージになってしまった。



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市内どこからでも見えるから、ここからは市内がよく見える。


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ちょうど日曜日でミサの最中、多くの信者で埋め尽くされた内陣にははいれなかった。正面ドームには大きなキリストの絵、心臓のところから光りがぴか〜!、、、サクレ・クールって「聖・心臓」っていう意味だから。ろうそくを献灯しておいた。クリスチャンではないけどお盆だしね。



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寺院をあとにしてモンマルトル散策。
コルト通り、このあたりはゴッホやルノワールがアトリエとして使っていた館もある。作曲家のサティの家もさがしたが、みつけられなかった。狭い道が迷路のようにあちこちに走っているのでオリエンテーションがつきにくいったら、、、


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たくさんの似顔絵描きさんたちがお仕事中。


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19世紀モンマルトルにあった有名なキャバレー、ポスターの黒猫が有名なChat Noir(シャノワール:黒猫)は残念ながらもうここにはない。ロートレックなどの当時新進気鋭だった画家たちが集ったという。これはそれにひっかけた店名でキャバレーではありません(^_^; お土産物屋さん。(参照


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モンマルトルといえばゴッホ、マティス、ルノワール、ロートレック、ピカソ、などが活躍した場所だが、私のイメージとしてはやはりユトリロ。それも「白の時代」といわれたモノトーンに近い風景画。
こんな感じかな?


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ここもいい。雨で陰惨なカラーが特にユトリロ。

ユトリロの白の時代は、彼のアル中と精神病がひどかった時代とオーバーラップするというのはなんだか象徴的。天才とナントカは紙一重というが。


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ランドマークの「壁抜け男」のオブジェ。マルセル・エイメの小説『壁抜け男』の主人公らしい。読んだことはないが、壁すり抜け能力を持つ男が恋をしたためにその力がだんだんなくなってきて、とうとう中途半端に壁に捕まってしまったという悲劇、、、だそうだ。なんとも(^◇^;)


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さあ、ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」の画題となったムーラン・ド・ラ・ギャレット。かつてはダンスホールであったが今はレストランとして外観だけ昔のままのようだ。残念ながらあの絵のような場所を想像するのは困難だった。


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ルノワールだけでなく、モンマルトルで活躍した画家、ロートレックやゴッホなども描いている。


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迷路のような細い小路から、シンボルの風車があちこちから見えるのがポイント高い。


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さて、ふたたびユトリロの(私的に)モンマルトルを歩く。



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ここにかつて「洗濯船(Le Bateau-Lavoir)」と呼ばれる安アパートがあった。(現在残るのはこの入り口のみ)

パブロ・ピカソがここに住み、モディリアニらの貧乏な画家達もここに住み、アトリエを構え、制作活動を行った場所。アポリネール、ジャン・コクトーなどの文士、マティスらもここに出入りし、当時の芸術の梁山泊の様相を呈していたらしい。1914年、ピカソがモンパルナスに引っ越すまでは。



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またまたユトリロのモンマルトル、アゲイン。


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壁のプレートによると1886〜1888年まで、ゴッホとそのよき理解者であった弟のテオが住んだアパート。


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ここまで歩いてブーランジェリーで一休み。実はこの近くに映画「アメリ」の舞台になったCAFE DES 2 MOULINSがあると知ったのはホテルに帰ってから。惜しいことをした〜〜!!(>_<)ゞ



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しかし、パリのカフェオレは、、、ボウルがデカイ、、、



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そのままメトロのブランシュ駅に降りてくる。このあたりは東京でいえば歌舞伎町、、、といったところらしい。ご存じムーランルージュは駅の目の前。



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