topimage

2017-10

アートを旅するパリ2014〜その4・モネの睡蓮・Giverny - 2014.08.16 Sat

オランジュリーでモネの睡蓮の大作を見て、モネの家にあるその睡蓮の池を見たくて、Giverny(ジヴェルニー)行き決定〜!


P81103351.jpg


こんなときネットは便利だね。行き方やアドバイスをブログなどで調べてまずは市街北西にあるサン・ラザール駅へ。8:20発の列車をねらう。


P81103321.jpg


ルーアン行きの特急で二つ目の駅、ヴェルノン(Vernon)駅までの切符は、駅に入って右手のこんな緑の窓口っぽいところで買う。ジヴェルニーへ行きたいというと、最近は人気のスポットとなっているので係りの人も慣れたもの。


P81103331.jpg


駅からジヴェルニーまでのバスの連絡表をくれた。親切。バスは列車と連結しているからいいけれど、列車はなんと2時間に1本しかない!帰り乗り遅れるとたいへんなことになる。


P81103391.jpg


フランスの鉄道ではいわゆる改札はなくて、こんな機械に切符を通して刻印するのみ。検札はあるらしいが今回はスルーされたし、降りるときも改札無し。なんかゆる〜いところがいいなあ。あ、でもこの刻印はお忘れなく。


P81103411.jpg


ヴェルノンまで約50分、景色はフランスの田園風景。快適な列車の旅♪


P81103581.jpg


モネの庭園は開扉前に着いたにもかかわらずすでに長い列ができている。(午後からはもっと長い列になってた。夕陽ねらいか。)ここはパリからドライブでも来やすいらしく、自家用車で来ている人が多い。



P81103521.jpg


さて、このモネの庭園、彼がまだ売れていなかった43才のときから86才で生涯を閉じるまで愛して手を入れて住んだ場所なのだ。モネの死後、フランス美術アカデミーに遺贈され、一時荒廃したものの有志の手によって蘇り、専属の庭師によって一年中管理されているらしい。(HPただしフランス語だよ)


P81103681.jpg


まずはすばらしい庭に圧倒される。ガーデニングを一度は志した者ならもうヨダレが垂れまくりだと思う。夏でも湿度も気温も低い欧州ならではと思うが、いったい何種類の花が咲いているんだろう。


P81103711.jpg


でもひとつひとつよく見ると、私も宝塚の庭で一度は栽培を試みたものばかり。花の名前8割以上は言える。私の方は1シーズンで挫折、失敗した花が多いけれど^_^;
そうそう、原種のフジバカマとおぼしき花もさいていたのよ。日本固有の花だと思っていた。

むこうに見えるピンクの壁の建物がモネのお屋敷。


P81104861.jpg


花に包まれ、風に吹かれ、虫の羽音を聞き、、、、これはまさに至福のひとときではないか。宝塚ではとうに叶わなかった夢だが。(蚊に刺されるわ、暑いわ、草花は病気にやられるわ、、、、もう)
しかし、モネは自分でガーデニングしてたのかなあ。庭師さんがいたのだろうか。


P81103731.jpg


園内を流れる小川に沿って歩いて、いよいよ睡蓮の庭へ。


P81103841.jpg


おお〜!
日本では睡蓮の季節はすぎたが、夏でも冷涼なここではまだ咲いている。


P81103801.jpg


かたや庭師さんがせっせと花ガラや雑草をお掃除中。

ここからは解説無し。たくさんあるモネの睡蓮の連作の中、どれかひとつはああ、この景色だ、と思うものがあるはず。朝の池、夕暮れの池、青空を映す池、柳の影を宿す池、、、、季節は夏だけだけどね。


P81103881.jpg



P81103961.jpg


P81104011.jpg


P81104041.jpg

池にさかさまに映る柳。こんな睡蓮の絵、たしかあったはず。


P81104091.jpg


右手奥、緑色の太鼓橋は日本の橋とも。なにせ浮世絵が好きで、屋敷の壁中コレクションの浮世絵で埋め尽くすくらいのジャポニズムの旗手であったのだから。そういえば、小川にそった小さな竹藪もジャポニズムだし。


P81104181.jpg


池をどちらの方向から見るか、で光の具合が違う。見ている間に上って強くなってくる太陽光は刻一刻と様相を変える。これは無限の「睡蓮」ができてもおかしくないわけだ。


P81104211.jpg


モネの屋敷はかわいいピンクの壁と緑の鎧戸という印象派面目躍如のツートンカラー。中の写真はNGだったのでお見せできないのが残念。たとえば、ダイニングは黄色、キッチンはブルーとカラー統一されているのはお見事。とてもかわいい♪ 雑誌「私のカントリー」の愛読者なら泣いてよろこびそうですよ〜。


P81104421.jpg


2時間に一本のバスをのがさないように注意しながら、モネの庭園をみたあとはジヴェルニーの村を散策。またこれがまことにどこをとっても絵になる。



P81103491.jpg


こんな村を散策しているだけで印象派の絵が描けそうだわ。(無理だけど)


P81103501.jpg


光りと影の陰翳がくっきり。空気に湿気がないせいかな。


P81103511.jpg


一般のお宅もあればB&Bみたいなものもあるようだ。


P81104491.jpg


ランチは小さなジヴェルニー印象派美術館のカフェで。葡萄棚の下でいただく。日陰はもう涼しいをとおりこして寒いくらいだった。

P81104631.jpg


P81104641.jpg


P81104671.jpg


村でみつけた小さなブロカントのお店。シルバーのカトラリーが多かった。フランスの民具みたいな物もあったが、いずれも持ち帰るには大きすぎであきらめ。




P81104791.jpg


バス停近くにはモネの小径といって、彼が好んで散策したであろう小さな川沿いの道がある。ここは爽やかな風が吹いて、柳の葉ずれの音が心地良く、何時間でもじっとしていたいと思えた。まさにモネの睡蓮はこの天国から生まれたのだなあ。


P81104761.jpg


小径でみつけたエスカルゴ。お前か、葉っぱをこんなにレース状にしたのは。




関連記事

● COMMENT ●

いつも楽しみに読ませてもらっております。京都どころかパリまで案内していただくなんてうれしいです。パリにはいい想い出はありませんが、ここジヴェルニーはぜひ行ってみたいところです。

ひこうきぐも様

しばらくお茶も京都もほっぽりだしてパリ記事です(^_^;)
あまりよい想い出をおもちではないとのこと、パリは大都市ですからいいところも悪いところもあるのでしょう。次回はよい想い出ができますように。
ジヴェルニーは近くで味わえるフランスの田舎でした。もっとここでゆっくりしたかったな〜。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/332-d25fdb92
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

アートを旅するパリ2014〜その5・モンサンミッシェル «  | BLOG TOP |  » アートを旅するパリ2014〜その3・モンマルトル散策

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (8)
茶の湯 (213)
茶事(亭主) (24)
茶事(客) (58)
茶会(亭主) (2)
京のグルメ&カフェ (52)
町家ウォッチング (7)
弘道館 (6)
岡崎暮らし (49)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (32)
京都めぐり2017 (26)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (8)
美術館・博物館 (52)
奈良散歩 (19)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (38)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (2)
京都和菓子の会 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
パリ紀行2014 (7)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
古筆 (1)
京都でお遊び (5)
ギャラリー (3)
暮らし (4)
中国茶 (23)
京都の歴史・文化について勉強 (1)
過去ブログ終了について (0)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR