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2017-10

アートを旅するパリ2014〜その5・モンサンミッシェル - 2014.08.17 Sun

前2回のフランス行きで行けなかった世界遺産へ、今回こそは行こう!
行き方は色々調べたがちと遠いのと交通の便がいまいちわからないので、現地ツアーに申し込む。

片道4時間の長い旅の末たどりついたのは、、、



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そう、みなさまお馴染み、ノルマンディーのモンサンミッシェル!\(^O^)/♪

しかし、ほんまに陸地化してるなあ。イメージとしては↓こうだったのに。


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(ポスター)


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19世紀後半に作られた道路のせいで潮の流れが淀み少しずつ少しずつ泥が堆積した結果なのだそうだ。左下に見えているのが陸地化→駐車場を作る→また陸地化が促進される、、、の悪循環の一端をになった駐車場の跡。


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さすがにそれはまずかろうと以前の景観をとりもどすべく、国は2009年に道路を撤去し、代替の橋を架けることに決める。本設置は来年以降のようだが、仮設の橋がつい最近完成した、とのニュースを聞いた覚えがある。これがその仮設の橋のようだ。

対岸からモンサンミッシェルまで、歩くと10分以上かかる長い長い橋。無料のシャトルバスもあるけど。


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島にはいってすぐの通称「Grand Rue 大通り」という名のせせこましいメインストリートはこれまた世界中の人であふれかえっている。もともとここは巡礼の島、多くの巡礼者が訪れた時代も実はこんなふうにごったがえしていたのかもしれない。


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観光客お約束の名物ふわふわオムレツをだしてくれるレ・テラス・プラール。プラ−ルおばさんが巡礼者に簡単で栄養のある物を食べさせたい、という思いから考案した料理だそうだ。


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卵をこれでもか!というくらい泡立てて泡立ててオムレツに焼き上げる。


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完成品はこれ。
、、、ふつうにオムレツ、卵焼きでした(^◇^;) 滋養はたっぷりよ。


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さて、山を登って修道院に入ろう。

もともとモンサンミッシェルは岩山の島であったのを8世紀初頭から少しずつ建物を建て、数世紀にわたり少しずつ造築を繰り返してできた姿といわれる。なので建築様式もカロリング様式からゴシック様式までさまざまな様式を含んでいるらしい。(ロマネスクとゴシックの違いくらいしかわからん、、、)



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修道院の時代から、14〜15世紀にわたる百年戦争(英仏戦争)時代には要塞(実際砲台などもある)として、またフランス革命の時代には監獄として使われていたそうだ。19世紀末、やっともとの修道院にもどり修道士・修道女がおつとめをされている。


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おもしろいのはここに最初に聖堂を作ったオベール司祭の伝説。夢のなかで大天使ミカエル(フランス語でミッシェル)から「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けたが、華麗にスルー。2回目のお告げもスルー。ついに3度目には大天使もきれて司祭の頭に自分の指をグリグリとねじこんだ。翌朝、司祭は自分の脳天に穴が開いていることに気づいて愕然、あわてて聖堂をつくったんだそうだ。大天使のクセにやることがえげつない。近隣の村にはその穴の空いた司祭の頭蓋骨があるとかないとか。



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これがその大天使ミカエル(ミッシェル)。修道院の尖塔のてっぺんに立っている像のレプリカ。悪魔と戦う天使の姿で描かれることが多いそうだ。これは勇ましい姿だ。


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修道院を出て、外壁をぐるりとまわる石段を海を眺めつつおりていく。少しずつ元の島の姿を取りもどしつつある、、、、というところか。


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ちょうど干潮の時、干潟を渡って島の外散歩の人たちもいる。干潟は砂というよりほとんど泥。気持ちよさそうだなあ、、、。ちょっと降りてみたかったが替えの靴も時間もないので断念。若干の心残り。



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潮の満ち引きの差は15メートル以上あるといわれ、このため、かつては干潟を歩いていて急に満ちてきた潮のために多くの巡礼者が命を落としたという。島の入口には潮の干満時刻を示した表示があり、満潮時には浜に降りないようにと今でも記されているらしい。
そういえば、この話は小学生の時に「世界の不思議」みたいな本で読んだことあるぞ。(私が小学生のみぎりにはまだここは陸地化してなかったのね〜)



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どこまでも山のない空と海。日本ではおめにかかれない風景だなあ。


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干潟にできた亀裂。


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砂の下に大きな空洞ができていたりするので、ガイド無しに歩くのは非常に危険らしい。いまでも「モンサンミッシェルへ行くなら遺書を置いていけ」というのは通用するみたいだ。



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かえり道では美人のお姉さんがいるル・プチ・ブルトンで人気の塩キャラメルソフトを食す。これ日本人に人気なのか、「塩キャラメル」と日本語で書いてあった。人数と押しの強さで負けてる中国人観光客、でも日本人観光客もまだまだ健在(?)



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意外とさっぱり系なのでこれはおいしかった!



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しかし、モンサンミッシェル、一番良いのはなんといっても遠景だなあ。この非対称さは日本人好みかもしれない。早く海に浮かぶ姿をみてみたいものだ、と思いつつパリへまた4時間かけて帰る












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● COMMENT ●

しぇるさん、お久しぶりです!
プラールのオムレツは本当のプレーンなんですかぁ?
お砂糖も入ってないんですか?
東京にお店が出た頃、家で卵2個使って、必死に泡立てて真似て作っていました。
結構いい線いきましたが、お砂糖も多少入れてほんのり甘く仕上げてました。

名無し様〜

(お名前がわかりません〜)
オムレツはほんまにほんまのプレーンです。砂糖が入っている感じではなかったな。塩胡椒バターといったくらいの味付けで若干薄味。失礼ですけど塩かけて食べました。ご自宅でつくられたぶんの方がおいしそう。


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