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2017-08

朋有り遠方より来たる〜夏の夜茶会 - 2014.08.23 Sat

ご縁あって、この春に初めてお目にかかったお茶友さんが、お勉強しに(もちろんお茶関係)ご上洛された。これは是非一服さし上げねばなるまい。


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しか〜し、小間の茶室は暖房完備(!)なのでとてもじゃないが使えない。そこでいつもは待合にしている六畳の座敷を急遽茶室にしようと試みる。

これは茶箱、、、というよりは茶籠というか籠箪笥というか。もとは東南アジアあたりの物入れだった籠。これ、大きいから一式全部入るのよね。電熱の風炉ももっていないこともないのだけれど、暑苦しいので煎茶道の涼炉を瓶掛けに。


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お盆も東南アジア系の古いお盆。別々に買ったものだが、なぜか籠をのせるとジャストサイズ!正面でお点前すると籠の大きさが邪魔になるので、茶箱の花点前のように客付き斜めにお盆をもってお点前。小皿は茶巾置き。


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ボロがみえないように夏の夜は暗さもごちそう、電灯を消し、燈火でお点前。なかなか雰囲気があってよかった。


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燈火は冬の夜咄が定番だけれど、夏の燈火もなかなかよいと、おほめいただく。おほほほ、、、(有頂天)



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お花は、家の裏に自生したヤブミョウガ。生育環境劣悪にもかかわらず(家と塀のあいだの陽の当たらない狭い場所)あっというまにジャングルみたいに増えて、お得感抜群。花も実もかわいく、葉っぱは料理の下にしくのにGood!



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お菓子は西陣・愛信堂の名物ハスカップきんとん(ご主人の出身地・北海道と京和菓子のみごとなコラボです)と、自家製梅で作った自家製梅ジュースによる自家製梅ゼリー。

もうお一方、市内のお茶友さんもおつきあい下さったので、お茶を飲んでいただきながら三人でお茶談義。

初対面と2回目なのにどうしてお茶のこととなるとこうも話に花がさくのか。これもまたお茶の功徳。(お茶の底なし沼にひきずりこまれた、、とも言う)点前は姿勢、体勢、呼吸法からできていないとイケナイという話をうかがい、平点前が一番こわいかも〜と思った。


今回の道具組は茶籠にあうよう軽快なものを。いつもはなんだかな〜な金彩模様の茶碗が意外と妖しく美しい。(燈火の秀吉の黄金の茶室もかくや???)燈火での道具組はまた違うセンスで選ばないといけないのだな。また勉強。


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最後にお客さまにお茶を一服点てていただいた。さすがに体勢、姿勢がすばらしい。幸せなひとときでありました。お二方に感謝です。


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● COMMENT ●

姿勢、体勢、呼吸、同感です!
お稽古の時でも拙いながら、ふっとした領域に入ることがありますね。というか、点前そのものが、そういう領域に入れるような仕組みになっているのでしょう。だから理屈ではなく型から入ることも大事だと思う。
それにしても夏の夜にぴったりな幻想的な雰囲気で素敵なお客様をお迎えになられたこと。
私もお相伴したかったです。ああ、残念。

そらいろつばめ様

なかなかそういう境地にははいれませんが、年に1,2度くらいはそういう感じ(錯覚かも)?トランス状態?を感じる時があります。型からはいる大切さは、私も思います。呼吸法はお茶を習う最初からおしえてもらっていたら自然にできるのかもしれない。今となっては意識してやっているとそちらの方ばかり気になってだめです。
燈火器もいくつか手に入れたので、これから夜の茶会を楽しみたいと思っています。遅くになるのでなかなかおいでになるのはむつかしいかな。

お茶をしない者にも魅力的な雰囲気の空間と道具類です。
ほのかな灯りはいいですね。心が落ち着きます。(空港のこれでもかのライトとちがって・・・^^;)

UCHUさんと愛信堂さん、すぐご近所さんです。
ただどちらもいつも通るのが桃ちゃん連れと営業時間外で、ハスカップきんとんの文字に魅かれながらなかなか買いに行けない。
UCHUさんは今日こそ!と足を運んだ日、臨時休業(商品品薄のため・・とか書いてあった)でした。
愛信堂さんは中でいただくこともできるんですよね。次回こそ行こう。

夢風庵様

あの関空の黄金茶室は別の意味ですごかった、、、ですね〜。
和蝋燭の灯りはゆらめいても消えず、蝋もたれず、煤も少なく、すぐれもの。ただし作るのに手間がかかるので割高なのは残念。

ハスカップきんとん、さわやかな酸味でおいしかったです。お近くなら是非一度。UCHUさんはここお菓子屋さん????とおもわずいぶかってしまいました。


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