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2024-02

重陽の節句によせて - 2014.09.09 Tue

九月九日重陽の節句。めでたい陽の数字(奇数)の一番大きい9が二つ重なる吉祥の節句。

いまではすたれてしまった菊の着せ綿などの習慣はお茶の世界では今でも生きている。上生の着せ綿は必ずこの季節でますものね。


菊の節句もさることながら私にはこちらの方が印象深い。


  九月九日 山東の兄弟を 憶ふ   王維

    獨り 異鄕に在りて  異客と 爲り,
     佳節に 逢ふ毎に  ますます親(しん)を思ふ
       遙かに知る  兄弟 高きに登る處,
         あまねく 茱萸(しゅゆ)を插して 一人(いちにん)を少(か)くを



古く中国では、重陽の節句に、家族が集まり高台に登って菊酒を飲む習慣があったそうです(登高といわれた)
その時に、髪に茱萸(グミではなく、呉茱萸という漢方にもなる植物、カワハジカミ)をさしたとか。

そのゆかりの茱萸袋。

邪気を払う物として重陽の節句に宮中で飾られたもので中に呉茱萸が本来はいっているもの。端午の節句で飾った、やはり厄除けの薬玉とこの日にとりかえたのだそうです。



P10803141.jpg


2年前重陽の節句・この登高にちなんだ重陽の節句・飯後の茶事をしました。この時お招きしたお客さまに後日いただいた法輪寺の茱萸袋。嵐山・法輪寺では毎年この日に茱萸袋をいただけるのです。

gumibukuro.jpg


ちなみにその茶事の時はなかったので、ネットの画像を参考にしながらせっせと手作りしました。それがこれ、ホンモノの菊の花をそえてみました。(^_^; 後座の花として。またこんな茶事したいなあ、楽しかったし。(現在諸事情でお茶とはしばらく離れている(__;) )


p10001101.jpg


これもそのときお出しした菊酒。
この時期は料亭でも盃に菊の花弁や花まるまる1個をいれたものがでますね。

本来重陽の節句は旧暦なので(今年は10月2日)、菊や着せ綿で露を集めるのは新暦9月ではなじまない。今年の秋は早くきたけれど、昨年みたいに9月になっても35度越えの日が続いた日には菊どころではないし、露なんかおりませんよね〜。
個人的には雛の節句も七夕も重陽も旧暦で楽しみたいけれど、新暦優先の世間様とはちとずれてしまうのが残念(-。-;) 


P10803131.jpg
(長久堂「菊佳人」)


とりあえず菊のお菓子でもいただいて今年も厄除け。無事やがてくる冬の寒さを越えられますように。みなさまも。

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お茶をこうしてネットで楽しんでおられますねえ。

お菓子も美味しそうだし お酒も素敵です。

またお茶ができるようになりましたら 一緒に遊びましょう。

ひいらぎ様

満月をみながら薄とおだんごを肴にお茶とおちゃけが一杯やれたらしあわせやろな〜。


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