topimage

2017-10

京都国立博物館・平成知新館ついにグランドオープン - 2014.09.25 Thu

かねてより工事中だった京都国立博物館の常設展示館・平成知新館が今月13日いよいよグランドオープンです。


P91500361.jpg


オープン記念展として国宝がずら〜りとならんだ「京へのいざない」。
1000年の都・京都がつちかった工芸美術の粋をこれでもか、これでもか、と集め一堂に御開帳、お見事!な展示です。


P91500371.jpg


まずは建物からウォッチング。設計は谷口吉生さん。(存じ上げないが^_^;)美術館設計にかけてとくに国際的に有名な方だそうです。

平成知新館ができたので、今までの明治の建物は「明治古都館」とよばれるらしい。異質な建物が2つ並んでいるのはちょっとおさまりがわるいような気もせんではない。


P91500401.jpg


巨大なマッチ箱みたいな建物だな。七条通の正門からズド〜ンとまっすぐいったところに入り口がある、という設計。


P91500441.jpg

モダン建築には全然知識ないので、解説は専門家に譲ります。でも水盤の上に浮いて見えるこのアングルはなかなか良い感じ。

ここの場所は、かつて秀吉が大仏殿を建てた方広寺の伽藍にすっぽりはいる場所らしい。その礎石がきわめて整然と発掘されたそうで、この水盤の中にその礎石があった場所が丸くしめされています。


P91500521.jpg


西の方角には京都タワーも見えますよ。

きっと混雑するにちがいないと思ったので少し遅がけにいったら、すいすい入ることができ、余裕で見ることができたのですが、、、、甘かった!質の高い展示がしかもこんなに厖大だなんて、思わなかったのよ〜。時間が、、時間が足りない!

じっくり全部見ていたら多分一日では回りきれないと思われ、、、。苦肉の策で今回は特に興味のあるコーナーから始めて、見られるところまで閉館ぎりぎりまでまわりました。(何回も来ないといけないな)


P91500561.jpg


展示はテーマごとに区切られ、陶磁、仏画、中世絵画、近世絵画、中国絵画、彫刻、絵巻、書跡、染色、金工、漆工、、、と分けられているので好きなコーナーから見ることができ、回りやすいです。3Fから始めて順番に降りていくのが正しいまわり方らしい。

しかも3Fからは2Fが、2Fからは1Fが金属の簾越しに垣間見ることができるのが雰囲気も良く、とてもいいと思いました。室内照明の暗さもいいしね。特に2Fから眺めた1Fの照明に浮かぶ仏像群はなんだか気高い感じがしてぞくぞくしたよ。


P91500601.jpg


ああ、それにしても教科書で見るような国宝の数々をこんなにたくさん見ることができるなんて!

この頼朝、重盛の似せ絵もナマでみるのは初めて。
牧谿の「遠浦帰帆」!この前見た牧谿の鳩の絵はすすけてよくわからなかったけれど、この茶道史上も有名なこの絵、ナマでみると確かに、けっこうすごいかも、、、と思いました。帆を吹く海風がね、見えるの。
妙心寺退蔵院ではレプリカが飾ってあるところの「瓢鮎図」のホンモノ!もありました。


P91500571.jpg


京焼は仁清あり〜の乾山あり〜の仁阿弥道八、青木木米などなど、やはりどうしても茶道具に目が行きます。

展示は寄託品もかなり多く、図録には載っていないのが少し残念。見返して記憶を確かなものにしようと思ったのですが。(図録を購入するとき、スタッフの方にかなり「寄託品は載ってませんよ。」と念をおされた)


P91500621.jpg


ミュージアムレストランカフェとしてお向かいのハイアットリージェンシー直営「The Muses」がはいったのも話題かも。いったときにはもうLO終わってましたが、「満席」の表示がまだかかっていました。美術館にはできれば雰囲気の良いカフェレストランは欲しいと思っていたので、これはうれしい。次回は入りたいもの。(余談ですが市立美術館も古いカフェを壊して新しいのを建設予定らしい。楽しみ)


P91500631.jpg


こちらはミュージアムグッズ売り場の奥の休憩コーナー。ここだけでなく各フロアにアウトドアのも含めて良いあんばいに休憩用の椅子やベンチも配置されているのもうれしい。


P91500641.jpg


バス一本で行ける場所にまたいい美術館を手に入れてしまった、、、、なんて思いながら閉館時間までねばりましたよ。



関連記事

● COMMENT ●

はじめまして

ホリヒロシ、で検索して辿り着きました。
京都ぐらしの粋(すい)が眩しい素敵なブログですね。
知新館ぜひとも行きたくなりました。

今月憧れの京都市民になったばかりなので
こちらのブログが大変参考になります。
私もペットボトルでお茶席設計してみたいです。

どうぞおよろしくお願いいたします。

なでしこ様

京都移住おめでとうございます〜。
おほめにあずかり恐縮です。
京都はいわゆる劇場型都市だと思いますので、決して飽きることはないと思います。
私も移住して正解だったと思っています。
これからゆっくりお楽しみ下さいね〜。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/350-379676d0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

長月雑記2014・前編〜二題 «  | BLOG TOP |  » 白川あかり茶の湯めぐり

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (8)
茶の湯 (212)
茶事(亭主) (24)
茶事(客) (58)
茶会(亭主) (2)
京のグルメ&カフェ (52)
町家ウォッチング (7)
弘道館 (6)
岡崎暮らし (49)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (32)
京都めぐり2017 (26)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (8)
美術館・博物館 (52)
奈良散歩 (19)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (38)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (2)
京都和菓子の会 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
パリ紀行2014 (7)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
古筆 (1)
京都でお遊び (5)
ギャラリー (3)
暮らし (4)
中国茶 (23)
京都の歴史・文化について勉強 (1)
過去ブログ終了について (0)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR