白川あかり茶の湯めぐり - 2014.09.23 Tue
岡崎エリア白川に沿って、7つの茶席がたったのはこの春先のこと、白川さらさら茶の湯めぐりは楽しかったなあ。

と思っていたらこの秋には夜のお茶席が〜\(^O^)/ 白川あかり茶の湯めぐり!
岡崎ときあかりと日にちを同じゅうして開催です。まだ明るい夕方スタートですがせっかくだから暗くなってから行くことに。

市立美術館前のプロジェクションマッピングを横目でみながら(今年はすごい人!!2〜3年前はわりと閑散としてて見やすかったんだけどね)仁王門通りの白川へ。

ふむふむ、、、こんどは10席も茶席がたつのね。面識のある方々の茶席も何席か。

おお〜!ええ雰囲気や。やっとるやっとる。

鴨ん会さんは、、、きゃ〜!浮いてる浮いてる!

こちらは帰りにもう一度まじまじと拝見。(暗いので画像が粗くてスミマセン)なんとペットボトル300本を集めるも集めたり〜で作ったそうです。制作時の画像を拝見するとさらにびっくりよ。なんというアホらしくもすばらしい労力をたった5時間のために!感動!

時間不足で(もっと早がけに行けばヨカッタ(>_<))乗れなかったのが残念。乗った人の話ではお辞儀をすると揺れた、とか、ずり落ちそうになるのを必死で踏みとどまった、とか、意外と大丈夫だったとか。
アイデアもすごいけど、実際に作っちゃうのはさらにすごい!流れないように細いロープで固定してありましたが、流れてもまた一興だったかな〜。(いや、危険です)

こちらは花園大学和敬会の赤泳庵。

で、赤泳とはなにか?、、、というと、、、

おお!茶席のまんなかに灯りに照らされて浮かび上がる金魚!!
ここのアイデアもすごいわね。

春にも入らせてもらった川べりの竹中庵(昭和の初めまで竹中製麦所という麦を加工する工場だった場所で水車の跡がある)へまず入る。藪内の若い茶人さんが’(御本人は茶人とよばれたくないらしいが)掛ける唯一家屋内のお茶席。
ここの外の待合でお茶友のMちゃんにであったり、ご近所に住む同業者のかたと偶然知りあったり、待つ時間も楽しい宵でありました。
藪内のお点前は薄器を清める所作がカッコイイの。それから風炉の灰がおもしろくて、お豆腐みたいな白い灰で作ったキューブがあったり独特。
席主はお若いのに、どうしてあんなに茶席を流れるような弁舌で仕切れるのだろう。お茶に対する思い入れの違いか。後生おそるべし。将来もおそるべし。すっかり楽しませてもらった。それでも御本人の弁ではまだしゃべり足りなかったとか(^_^;
お菓子は同じ岡崎エリアの吉水園さんの汁粉をそれぞれ菓子椀にいれて。これもよかったな。

こちらは大きな行灯を川に浮かべた行灯席。技術的にすごいと思ったら主催がSDC(セイカデザインクラブ:精華大デザイン学部卒業生による)と花園大和敬会のコラボだった。

三条通をはさんで南のエリアにもたくさんの席がでていたのだけれど、21時までの終了時間にまにあわず駆け足で。

こちら祗園の兄さん茶会(毎月23日祗園の楽園小路火の見櫓で懸釜・正確には懸薬缶)で有名な黙楽庵さんの席。

なんだか中にあやしい占い師でも待っていそうですね。(^_^;
この場所は通常はガレージで白川をきれいにする会の活動報告のポスターや写真を展示している場所です。一客一亭でお茶を一服いただく。このあやしい風情がたまらんなあ。

これは三条小橋から北方向を見た景色。(ここと、ここを北から南へ見た景色は白川の中では最高かも知れない・映画「マザーウォーター」にもでてきた)ここにも一席。

結局入れたうち三席の最後になってしまった好日居さんの「秋螢の席」。

この場所は実はご近所さんには知る人ぞ知る螢の名所なんです。だから「いるはずのない秋の螢をさがしてみませんか?」というテーマで。

香り高い中国茶を三煎いただく。お菓子が山梨の、葡萄一粒をまるまる摺り砂糖でコーティングした銘菓「月の雫」、こんな宵にぴったり。

席から三条通を見たところ。このアングルからは通常ではまず絶対みられない景色。
竹の筒の先を流れにひたして反対側を耳に当てる、、、というお遊びも。水琴窟みたいな金属的な水の音がするのよ、始めての体験だわ。

茶席の終わりに岸の植木に、、、あ!秋の螢!

かえり道。プロジェクションマッピングももう終わった静かな岡崎公園エリアをぬけて。
会場になっている白川べりを何回も往復した方も多かったようで、全席制覇の猛者もいたとかいなかったとか。私ももっとたくさん回りたかったな。
みんな、宵の暗さや燈火に浮かれて、お茶を楽しんでいた様子がすてきでした。開催者・企画者・お茶人のみなみなさま、そして参席されたみなさまに感謝の夜です。そして最後に言いたい、、、
また是非やって〜!!

と思っていたらこの秋には夜のお茶席が〜\(^O^)/ 白川あかり茶の湯めぐり!
岡崎ときあかりと日にちを同じゅうして開催です。まだ明るい夕方スタートですがせっかくだから暗くなってから行くことに。

市立美術館前のプロジェクションマッピングを横目でみながら(今年はすごい人!!2〜3年前はわりと閑散としてて見やすかったんだけどね)仁王門通りの白川へ。

ふむふむ、、、こんどは10席も茶席がたつのね。面識のある方々の茶席も何席か。

おお〜!ええ雰囲気や。やっとるやっとる。

鴨ん会さんは、、、きゃ〜!浮いてる浮いてる!

こちらは帰りにもう一度まじまじと拝見。(暗いので画像が粗くてスミマセン)なんとペットボトル300本を集めるも集めたり〜で作ったそうです。制作時の画像を拝見するとさらにびっくりよ。なんというアホらしくもすばらしい労力をたった5時間のために!感動!

時間不足で(もっと早がけに行けばヨカッタ(>_<))乗れなかったのが残念。乗った人の話ではお辞儀をすると揺れた、とか、ずり落ちそうになるのを必死で踏みとどまった、とか、意外と大丈夫だったとか。
アイデアもすごいけど、実際に作っちゃうのはさらにすごい!流れないように細いロープで固定してありましたが、流れてもまた一興だったかな〜。(いや、危険です)

こちらは花園大学和敬会の赤泳庵。

で、赤泳とはなにか?、、、というと、、、

おお!茶席のまんなかに灯りに照らされて浮かび上がる金魚!!
ここのアイデアもすごいわね。

春にも入らせてもらった川べりの竹中庵(昭和の初めまで竹中製麦所という麦を加工する工場だった場所で水車の跡がある)へまず入る。藪内の若い茶人さんが’(御本人は茶人とよばれたくないらしいが)掛ける唯一家屋内のお茶席。
ここの外の待合でお茶友のMちゃんにであったり、ご近所に住む同業者のかたと偶然知りあったり、待つ時間も楽しい宵でありました。
藪内のお点前は薄器を清める所作がカッコイイの。それから風炉の灰がおもしろくて、お豆腐みたいな白い灰で作ったキューブがあったり独特。
席主はお若いのに、どうしてあんなに茶席を流れるような弁舌で仕切れるのだろう。お茶に対する思い入れの違いか。後生おそるべし。将来もおそるべし。すっかり楽しませてもらった。それでも御本人の弁ではまだしゃべり足りなかったとか(^_^;
お菓子は同じ岡崎エリアの吉水園さんの汁粉をそれぞれ菓子椀にいれて。これもよかったな。

こちらは大きな行灯を川に浮かべた行灯席。技術的にすごいと思ったら主催がSDC(セイカデザインクラブ:精華大デザイン学部卒業生による)と花園大和敬会のコラボだった。

三条通をはさんで南のエリアにもたくさんの席がでていたのだけれど、21時までの終了時間にまにあわず駆け足で。

こちら祗園の兄さん茶会(毎月23日祗園の楽園小路火の見櫓で懸釜・正確には懸薬缶)で有名な黙楽庵さんの席。

なんだか中にあやしい占い師でも待っていそうですね。(^_^;
この場所は通常はガレージで白川をきれいにする会の活動報告のポスターや写真を展示している場所です。一客一亭でお茶を一服いただく。このあやしい風情がたまらんなあ。

これは三条小橋から北方向を見た景色。(ここと、ここを北から南へ見た景色は白川の中では最高かも知れない・映画「マザーウォーター」にもでてきた)ここにも一席。

結局入れたうち三席の最後になってしまった好日居さんの「秋螢の席」。

この場所は実はご近所さんには知る人ぞ知る螢の名所なんです。だから「いるはずのない秋の螢をさがしてみませんか?」というテーマで。

香り高い中国茶を三煎いただく。お菓子が山梨の、葡萄一粒をまるまる摺り砂糖でコーティングした銘菓「月の雫」、こんな宵にぴったり。

席から三条通を見たところ。このアングルからは通常ではまず絶対みられない景色。
竹の筒の先を流れにひたして反対側を耳に当てる、、、というお遊びも。水琴窟みたいな金属的な水の音がするのよ、始めての体験だわ。

茶席の終わりに岸の植木に、、、あ!秋の螢!

かえり道。プロジェクションマッピングももう終わった静かな岡崎公園エリアをぬけて。
会場になっている白川べりを何回も往復した方も多かったようで、全席制覇の猛者もいたとかいなかったとか。私ももっとたくさん回りたかったな。
みんな、宵の暗さや燈火に浮かれて、お茶を楽しんでいた様子がすてきでした。開催者・企画者・お茶人のみなみなさま、そして参席されたみなさまに感謝の夜です。そして最後に言いたい、、、
また是非やって〜!!
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● COMMENT ●
ひいらぎ様
普段、夜はこのあたり人っ子一人いませんからね。まさに一夜限りのマジック空間でした。
しかし、多方面で活動するさまざまな人たちが、集まってまとまって1つのイベントを作り上げる力はすごいです。
しかし、多方面で活動するさまざまな人たちが、集まってまとまって1つのイベントを作り上げる力はすごいです。
釜を懸けることと参会すること
どちらも楽しかったでしょうね。
うらやましい。
釜を懸けられた人が意図したことと別のことを、感じ取られた参会者もおられたでしょう。
その阿吽、たまらんでしょうな。
うらやましい。
釜を懸けられた人が意図したことと別のことを、感じ取られた参会者もおられたでしょう。
その阿吽、たまらんでしょうな。
N様
参席はもちろん楽しかったですが、楽しんで釜を懸けられている様子もうらやましくて、ドウシテもっと若い頃こんな楽しいお茶ができなかったのか、、と悔しいです。
余白が大きければ感じる人の感性も問われるということでしょうか?
浮く茶室では、おちそうでおちおちお茶を飲んでられなかったという人もあれば、憂き世の中を浮きに変えて悟りをひらいた人もおられるかもしれません。いや、のれなかったのが残念(恐かっただけという説も、、、)
余白が大きければ感じる人の感性も問われるということでしょうか?
浮く茶室では、おちそうでおちおちお茶を飲んでられなかったという人もあれば、憂き世の中を浮きに変えて悟りをひらいた人もおられるかもしれません。いや、のれなかったのが残念(恐かっただけという説も、、、)
いいなあ
今年も逃しましたが、とても楽しそうですね。
一晩ではもったいないくらいのセッティング。
去年より一段の盛会のようですね。
一晩ではもったいないくらいのセッティング。
去年より一段の盛会のようですね。
キレミミ様
夜の白川なんてあまり行きませんものね。とて幻想的で楽しいお茶席めぐりでした。
来年もされるそうなので、次回は是非!
来年もされるそうなので、次回は是非!
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夜は出にくいのです。ですが こうやってアップしていただけると嬉しいです。
来年は行きたい!私は楽しいお茶が好き!