長月雑記2014・前編〜二題 - 2014.09.28 Sun
長月は超多忙につきまあまあ近場ですごしております。ほんまに「雑記」どす〜。おつきあいのほどを。

東山二条のランドマーク妙傳寺。18世紀開山の日蓮宗のお寺です。生活圏内なので、いつも目につくわりには中へはいったことがまだない。(ちなみに日蓮上人の立像は東山通りから見えるのでだれもが見ているはず)

さて、妙傳寺デビューしよ。
こちら本堂。観光寺院ではないのでいつも閑散としていますが、南座の顔見世の招きは(あの独特の勘亭流と言われるフォントね)ここの客殿で書かれているそうですよ。なんとなればここは歌舞伎ともご縁のあるお寺、、、

東大路からいつも気になっていたこの○に二引き(正確には七つ割り二引紋・ちなみに七つ割りとはまわりの円の部分の厚さが直径の1/7になっている)。みなさんはご存じでしょうか?私はブロ友さんに教えてもらって始めて知りました。

歌舞伎好きの方なら松嶋屋片岡家の紋だとお気づきかも。十一代仁左衛門の建てた碑ったんですね〜。十一代は今の十五代(元・片岡孝夫)の(戸籍上の)おじいさんにあたる人のようです。一代の名優だったらしいですが、性格もかなりエキセントリックな方だったようで(^_^;
で、この妙傳寺が片岡家の菩提所となっているゆかりで招きがここで書かれるようになったとか。
歌舞伎にはあまり詳しくないのが残念ですが、当代の仁左衛門さんは好きよ

日にち変わって、こちら広い境内にたくさんの塔頭を擁する東福寺。門のまえには名残の芙蓉が咲き誇っていました。紅葉のシーズンは殺人的なほど混雑するらしいですが(行ったことない)それ以外の季節はゆっくり散策できるお寺ですよ。

この東福寺近くのKAHOギャラリー。美濃焼(織部、志野)がお得意な瀧川恵美子さんの個展をされているという情報をいただいたので、是非とも一度いきたかったギャラリーへ足をのばしました。

入り口からチラと見えるすごい数寄屋造り、、なにしろ中村外二棟梁の手になる建物ですから。画家の下保昭氏の元・住宅と画室をギャラリーにしたものだそうです。いわゆるモダン数寄屋という感じで、住みやすそうな数寄屋とでもいいましょうか。展示は露地庭に面した広間でしたが、茶室もあるらしいです。ちょっとのぞきたかったな。
作品は主に懐石道具に良いのがあって、織部にかなり惹かれたのですが、昨年織部の向付を買ってしまったのよね。買ってなかったら絶対ここで買ってるのに〜と歯噛みしました。(これ以上は置き場もないしね)でもしっかり志野の器をゲット。香物入れにも強肴入れにもなりそうな、うふん
そのうちお披露目します。

作者の瀧川さんです。お顔ぼかしていますが楚々とした日本美人さんで、こんな力強い織部や志野をつくられるとは一見見えません。当日はすてきな作品の数々、どうもありがとうございました。眼福でございました。

東山二条のランドマーク妙傳寺。18世紀開山の日蓮宗のお寺です。生活圏内なので、いつも目につくわりには中へはいったことがまだない。(ちなみに日蓮上人の立像は東山通りから見えるのでだれもが見ているはず)

さて、妙傳寺デビューしよ。
こちら本堂。観光寺院ではないのでいつも閑散としていますが、南座の顔見世の招きは(あの独特の勘亭流と言われるフォントね)ここの客殿で書かれているそうですよ。なんとなればここは歌舞伎ともご縁のあるお寺、、、

東大路からいつも気になっていたこの○に二引き(正確には七つ割り二引紋・ちなみに七つ割りとはまわりの円の部分の厚さが直径の1/7になっている)。みなさんはご存じでしょうか?私はブロ友さんに教えてもらって始めて知りました。

歌舞伎好きの方なら松嶋屋片岡家の紋だとお気づきかも。十一代仁左衛門の建てた碑ったんですね〜。十一代は今の十五代(元・片岡孝夫)の(戸籍上の)おじいさんにあたる人のようです。一代の名優だったらしいですが、性格もかなりエキセントリックな方だったようで(^_^;
で、この妙傳寺が片岡家の菩提所となっているゆかりで招きがここで書かれるようになったとか。
歌舞伎にはあまり詳しくないのが残念ですが、当代の仁左衛門さんは好きよ


日にち変わって、こちら広い境内にたくさんの塔頭を擁する東福寺。門のまえには名残の芙蓉が咲き誇っていました。紅葉のシーズンは殺人的なほど混雑するらしいですが(行ったことない)それ以外の季節はゆっくり散策できるお寺ですよ。

この東福寺近くのKAHOギャラリー。美濃焼(織部、志野)がお得意な瀧川恵美子さんの個展をされているという情報をいただいたので、是非とも一度いきたかったギャラリーへ足をのばしました。

入り口からチラと見えるすごい数寄屋造り、、なにしろ中村外二棟梁の手になる建物ですから。画家の下保昭氏の元・住宅と画室をギャラリーにしたものだそうです。いわゆるモダン数寄屋という感じで、住みやすそうな数寄屋とでもいいましょうか。展示は露地庭に面した広間でしたが、茶室もあるらしいです。ちょっとのぞきたかったな。
作品は主に懐石道具に良いのがあって、織部にかなり惹かれたのですが、昨年織部の向付を買ってしまったのよね。買ってなかったら絶対ここで買ってるのに〜と歯噛みしました。(これ以上は置き場もないしね)でもしっかり志野の器をゲット。香物入れにも強肴入れにもなりそうな、うふん


作者の瀧川さんです。お顔ぼかしていますが楚々とした日本美人さんで、こんな力強い織部や志野をつくられるとは一見見えません。当日はすてきな作品の数々、どうもありがとうございました。眼福でございました。
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