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2017-06

茶道資料館〜2014年秋の鞍馬口通りを行く - 2014.10.23 Thu

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紫明通りを車で走るのはとても気持ちがよい。この通りは銀杏並木が美しく、紅葉の季節ともなれば黄金の並木道になるのです。今はまだ緑の並木ですけど。


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紫明の駐車場に車を停めて茶道資料館まで歩く道には必ず足をとめる水火さん(水火天満宮)。いつもはひっそりとした小さな神社だけれど、梅と桜の季節はひっそりと美しい。


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今期の茶道資料館は「茶の湯の名碗」。
なかなかこれがすばらしい。展示もまんべんなく時代を追うよう並べられていてとても勉強になる。
湯木美術館の看板井戸「対馬」と志野の「広沢」が出てたし、教科書にものってる仁清のかの有名な色絵鱗波紋も、光悦の赤楽も。(後期にはMIHOミュージアムの曜変天目、少庵井戸もでますよ〜)


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錐呉器ってこんなのか〜と初めて知ったし、こちらも言葉だけ知っていた茂山御本とか玄悦御本とかの実物も(違いはようわからんが)見ることができた。

フライヤーの左上の紅葉呉器がよかったな。釉薬をかけたときの4本の指の跡が生々しくって、この茶碗は確かに人の手で作られ何百年もの時を経て,今ここにあるんだなあ、、、という感慨にふけることができたので。

さて、資料館を出たあとはまた例によって楽しい鞍馬口通り(堀川以西)散策へ。


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ここを歩いているといつも大宮通との交差点にあるこの「上海航路」という屋号の店が気になってしまう。上海というからには中華料理を連想するのだが、看板には一品料理、おでん、、、だしなあ。やっているのかいないのかそれもよくわからない謎のお店なのだ。


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大宮をこえてしばらく西へ行くと古い町家も残る風情のある通りになる。いつのころからかこのあたりに面白い店やカフェが次々できてきて、京都市中にしてはやや辺鄙なところながらガイドブック片手の観光客もちらほらと(決してワンサカではないところがミソ)みられる名所(?)の一つになった。かくいう私も吸い寄せられる一人。それほど長い時間ではないけれどお店の移り変わりを観察してきた。


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いまではすっかり有名になった若い女性お二人の和菓子ユニット日菓さんの工房がここに移ってきたのも最近。それまではわらび餅の茶洛さんだったところ(茶洛さんは今出川に移転されました)。ここでの販売は月に1回か2回で主に受注和菓子を作っておられるのでたいてい入り口はクローズド。とても乙女でかわいい、斬新なお菓子が人気です。(毎月15日は一乗寺の恵文社でも販売されるそうです)


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ここも有名、もと銭湯(藤の森温泉)の建物をそのまま使ったカフェ、さらさ西陣。和製マジョルカタイルをふんだんに使った当時のままの内装がすてき。大正から昭和の初め、お風呂にマジョルカタイルの装飾を施すのがえらくはやったらしい。場所は西陣どまんなか、当時はぶりのよかった糸偏のだんさん(旦那さん)たちが入りにきてたんかなあ。

(裸にならずに)内装をじっくり観察できるのもうれしい。ここではお代請求書のかわりに銭湯の下駄箱札がでてくるのもお見逃しなく。


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おとなりの藤の森寮。文字通りかつては学生寮だった町家だそうだが、今は小さな工房がひしめき合っていて、来るたびに増えているような、変わっていっているような。


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一番表にあるガラス工房nazunaさんの表札(?)なんと今は一閑張りの教室もひらかれているんだ!


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待ち時間が長いのと(お二人でされているので)待つ甲斐のあるお蕎麦がいただけるかね井さんはお昼休み中。ここの蕎麦掻きが好きなんだが、たいていが売り切れたあとなんです(>_<)


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残念なことに今年1月閉店されたスガマチ食堂のあとがどうなっている気になっていたのだが、新しいお店・ひよこさんになっている。ただし外装も内装もほとんどスガマチのときとかわっていない。


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スガマチのときはご飯、味噌汁、サラダ、お惣菜が定番で愛用しておりました。新しいひよこさんも食事メニューは充実しているようで期待が持てます。ただしこの日はお昼すませていたので巨峰紅茶なるものをいただく。


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そうそう、スガマチ時代からこの席ご愛用なのよね。雰囲気かわっていなくてよかった。

いつもはここで回れ右をして帰るのだが、この日は名高い船岡温泉に入ってみよう、、、じゃなくて見るだけ見てみよう、とさらに西に足をのばす。


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ああ、このあたりは建勲神社の南側になるんだ。鞍馬口通りという横の線でとらえていて南北関係を考えなかったので、なんだか新鮮な驚き。こういう位置関係になっていたのか。


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う〜ん、、このたこ焼きカドヤのレトロ感あふれるたたずまいも気になるなあ。しかしニューパーラーってなんやろ?


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さあ、こちらがご存じ船岡温泉、国の有形文化財。



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昭和の初めに作られた銭湯というだけでなく、さきほどのサラサ西陣のような、というかたぶんもっと上を行く派手さのマジョルカタイルに透かし彫りの欄干の数々、、、とえらそうに言っているが実は入ったことがない。TVでみただけ〜なんだけれど(^_^;

一度は入浴してみたいが、遠方から風呂桶やらシャンプー、タオルなど持ってくるのもな〜、、、と思っていたらこんなの見つけた!


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お向かいの八雲食堂(ゲストハウス月光荘でもある)の看板!

「極楽温泉プラン」!!

これなら手ぶらで来て入浴して手ぶらで帰れそうだわ。(ただしすっぴんで帰る勇気がナイ、、、、)





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● COMMENT ●

あれ?コメント書き込めなくなってる???

あれ?書けるやん

え、え、え~!!
スガマチ食堂さん閉店したの~
ほんま、しばらく行かないと変わっていくのね

夢風庵様

スガマチさん、昨年末いっぱいで閉店しはったんよ。残念!
今度ひよこにも行ってみてね。メニューはなんとなく似てるかな。
いつか船岡温泉、挑戦したいです〜。


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