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2017-08

植物園大茶会2014と鴨茶 - 2014.11.06 Thu

植物園大茶会(正確にはお茶といけばなの祭典)ももう4回目を迎える。


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バス停から植物園のこの並木道、もう紅葉の道なんですね。


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植物園内のクスノキ並木。ここにもやわらかい秋の陰翳。


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会場の大芝生に、、、おお、並んどる、並んどる。


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今年は毎年お馴染みとなっていたブースのいくつかがなくて、ちょっとメンバーチェンジ。少しさびしい気もするが新しい試みもみられる。


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まずは年若い茶友のMちゃんたち四人の美女がプロデュースする三壺庵の席へ。印象を一言でいうなら「かわいい〜


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お菓子もすごいのよ。ナツメ、小餅、ぎんなん、蘇(チーズ)、栗。秋の恵みをたっぷり。


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ほんとうはお火焚きの候でもあり、火を囲んで、、、としたかったそうだが、園内は火気厳禁。しかたなく電熱風炉にて。かわりに火消し壺に入れられた、赤い花は火、赤い実は火の粉、枝は燃え上がる炎を表したのだそうな。愛宕山の火伏せの御札なんかもあって火消し壺でも消せない燃える「火」を感じたよ。


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昨年もだされていた石州流大口派の席も。見る機会はあまりないお点前だけにじっと拝見。やはり武家点前は独特でかっこいいなあ。


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高校生のお嬢ちゃん方の立礼席もあったりして。


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府立大の「宇治茶同好会」ってふだんどんな活動しているの?「宇治茶をのんでおしゃべりするだけ」、、、らしい。それっていったい、、、σ(^◇^;)
でもまじめに煎茶の茶歌舞伎みたいなのをやっていたので、たぶんよう当てんやろうなと思いつつも参加。


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宇治茶と静岡茶、鹿児島茶をあてるもの。、、、で、予想通りというべきか、みごとはずして記念品ゲットはならず。お茶の入れ方とか製茶業についてはこれでもちょっとは詳しいのになあ。


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こちらは洋風庭園エリア。秋バラにかこまれてちょっとしたイングリッシュガーデンでのカフェタイムといった感じ。


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こちらでは主に珈琲、紅茶、ハーブティーなどが供されている。


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コスモスもまだがんばって咲いている。


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baharat cafeさんでインド茶をいただく。(トルコのチャイもあったよ、というかもともとトルコ料理を研究している方のブースらしい)
このスグレモノの二段ケトルはトルコでよく使われるもので、下のケトルで湯をわかし、その熱で二段目にいれた茶葉を蒸すんだそうな。よくできてる。


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インドのチャイに添えられるのはセモリナ(粗い小麦粉みたいなもの)と油脂と砂糖をねりあげたハルワというインド菓子。菓子と言うよりおかずみたいな感じ。


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お昼頃になると、影もくっきりしてきて、クスノキ並木道の陰翳がひときわ美しい。


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一方日なたでは秋の晴れ上がった空に大温室の屋根がくっきり。ずいぶん昔に行ったロンドンのロイヤルキューガーデンの温室を思い出す。


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植物園に別れをつげて鴨川べりにでれば、ここも秋の光がいっぱい。気持ちいいなあ。


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休日だしもしかして、、、と思ったら、やっぱり北大路橋の東詰、M坊さんが鴨茶してはる!

まもなく1周年だそうだが、こうして週末、ご喜捨歓迎、来る物拒まず、去る者追わずのお茶をしてはる。元祖鴨茶は鴨ん会さんだと思うが、いまではM坊さんの鴨茶の方が回数が多いかな。


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川べりは風が激しいので飛んでいかないように柄杓は茶箪笥(?)の環にあずける。グッドアイデア!。箱膳を茶箱にして。(この箱膳ゲットのエピソードもおもしろかった!)


最初口に入れたとき、これ知ってる味だけれどなんだっけ???で、あとからああ!あれだ!とわかる不思議な手作りお菓子(正体は秘密です(^_^;)をいただいて、ほんの一服のつもりが幻の銘茶も含め三服もいただき1時間以上もおしゃべりしてしまった。

ちなみに幻の銘茶は城陽のお茶祭り用に一年に1回だけ現地のみで販売される流通していない極上のお茶なのだ。その濃茶と,薄茶、さいごにこれをベースにM坊さんがブレンドしたお茶。前二者はしょっぱなガツンとTHE LEAFの味がして後味が甘い。でも一番おいしかったのは最後のブレンド。ほんままろやかでクリーミーでおいしかった。最後の泡まですすってしまった。



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またまた柄杓が飛んでいかないように蓋置兼用、茶杓も鐶に!ようできてるなあ、この箪笥。

M坊さんのお話しは話題があちこちに無限につながって、とても楽しい。前夜もお茶の話を若い茶人さんと4時間も語られたそうな。なんだかアホらしい話もあれば、あれ、これ深いよね、という話もあって立ち去りがたかったのだが、川風があまりに寒いので撤退。お別れを。

ひとつ印象に残ったお話し。人を批判していたら、自分がその批判された人といずれ同じことをするようになる。政治の世界でも、お茶の世界でも。不完全消化な理解しかしていないと思うけれど、なんだか胸にしみる深いお言葉でした。

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● COMMENT ●

今年も行かれましたね。私も行きたかったのですが どうも身体がまだだるくて まあ来年にしようと軟弱にもパスしました。

M坊さんのお茶にはまた伺いたいと思います。楽しみです。こういうお茶もいいですよねえ。
洛中洛外屏風だったかしら?抹茶の立ち売り場面を見つけました。煎茶だけでなく抹茶も昔 あったそうです。

ひいらぎ様

おだいじになさってください。

煎茶は江戸時代以降の発明なので、洛中洛外図屏風のころは抹茶しかなかったと思います。荷内茶屋とかお寺の門前茶屋とかですね。ここんとこ茶道検定でもポイントなのよ。

植物園茶会といい鴨茶といい楽しそうです。
羨ましい…。
大口派のお点前は見たことがあるように思いますが、石州流は派によって全然違うので見るたびにびっくりします。
ぼくの習っているのは今まで見た他流のお点前の中では表千家に一番近い気がします。

はじめまして。

しぇるさま
いつも楽しく、かかさず拝読させていただいております。
M坊さまの鴨茶に伺いたいのですが、場所は北大路橋 東詰、週末でしたら土曜日ですね。
何も知らなくて。
しぇるさまのブログは私のお茶道の教本です。

しぇるさま、私も同じ日お昼過ぎ鴨茶さまでお茶を頂きました。以前こちらで見て以来気になってましたが、ついに遭遇しました。風が強く大変でしたが、楽しく、こんなお茶席もいいなと感じました。(田舎もので大寄せのお茶席しか行った事がないもので)
いつも、感心しながら楽しく読ませていただいております。次は’のばら珈琲’さんを目指します。

relax様

石州古流でしたっけ?それも一度は拝見したいです。
あと石州流は鎮信流、見たことあります。
完全相伝だから相伝した人みんなが家元になっちゃうんですね。

鴨茶、一度いかがです?(私はマワシモノではありませんが)

ジジ様

いつも拙文読んでいただきありがとうございます(^-^)
M坊さんの鴨茶は土日が多いですが、出られていないときもあります。
ツイッターでフォローされると情報がゲットできますよ。
鴨茶愛好家(?)に「1時間しゃべっていた。」と言ったら「それはまだ短い方。」といわれました(^_^;
「お時間大丈夫ですか?」と聞いてくれるので、お急ぎの時はそうおっしゃればいいみたいですよ〜。

ひこうきぐも様

コメントありがとうございます。
鴨茶デビューされましたか。
お楽しみになられたのならよかったです。
お客さんの数は増やしたくない、よりじっくり少数の人とたくさん話したい、ほんまに一期一会だから、とおっしゃってました。こういう茶にも惹かれます。根源は端整なお茶と同じなのでしょうが、私はつい使い分けてしまいます。

あ、のばらさん、是非!

基は古石州流ですが先生が研究を加えられているので、今はたぶん慈光院派とでも言ったほうが良いと思います。
完全相伝いいですよ。丸6年でニ天目まで教えて戴きました。
ぼくが一番驚いたことは、ある茶会の一日目反省会の時に先生が「では皆さん、明日までに修正したお点前を考えて来てください。」とおっしゃられた時でした。
お点前を自分が考えてもいい、というのが晴天の霹靂でした(笑)。

relax様

そ、、それは、、、点前が進化しつづける、、ということでしょうか(◎-◎;)
お裏さんもびっくり!(裏もより「草」のほうにかわっていっていると思うけれど、末端の弟子が変えるわけではないし)
慈光院流ですか。今後気をつけてさがしてみます。私が始めてちゃんとした抹茶をいただいたのが慈光院だったなあ、、、あのころはお茶なんて全然知らんかったが。

重ね重ねのコメントお許しください。
進化というか臨機応変というのが近い気がします。
お点前の手順よりも目的や意味が大事、と先生はお考えのように思えます。
誰も慈光院派とは名乗っていないと思いますが、今後ぼくが名乗るかもしれません(笑)。

relax様

これから慈光院派宗匠とおよびしよう(^_^)b
(冗談です)


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