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2017-10

師走の西陣散歩2014 - 2014.12.21 Sun

千本丸太町スタートでこのクソ忙しいあわただしい師走にも関わらず、京都のまち歩きをするのだ。


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千本丸太町北東にはかつて平安京の大内裏があった場所。なので歩いていると○○殿址という道しるべによく出会う。ここは土屋町通り(千本と浄福寺の間)出水下ルの弘徽殿址。弘徽殿と言えば源氏物語でも有名、後宮にあたりますね。



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このあたりの出水通りはまだこんな風情のある町並みが残っている。でも住人はご高齢の方が多いようなので、この町並みもあと何年の命かな。残念だけれどこれが今の京都の現実。


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土屋町通りを少し北に行くと蘭林坊址+聚楽城豊臣秀勝邸址。蘭林坊は桂林坊と並んで後宮のさらに後方、内裏の外にあった倉庫みたいな建物だったらしい。
聚楽城というのは古文書にたまに見られる言葉で聚楽第の方が通りがいい。ちなみに豊臣秀勝ってあのお江さんの最初の夫になった秀吉の姉のセガレ。


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さらに北上するとなんだか迫力のある建物に遭遇したが、工場なのか住宅なのか不明。すごいな。


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さてさてこちらは平安京では大内裏の北にあたるあたり、ちょっと西に行く細い道へ。


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あたりは森みたいになるけど臆さずにどんどん進んでね。


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通称「トトロの森」の向こうにたたずむ一軒家。


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本日のお目当てのカフェはちはちインフィニティ。ドイツパンの職人さんのカフェなのだ。実はここへ来たのは今を去ること7年前、まだ京都に移住する前のこと。


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これがその時の看板。う〜ん、経年変化がええ味だしてる。


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あいかわらず「こんにちわ〜」と言っても返事がない。でもかまわず戸を開けて、ずんずんすすむのよ。


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町家のたたずまいも、トトロの森も、愛想のないオヤジさんも健在でほっとした。


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7年前と同じくドイツパンのオープンサンドとスープを食す。やや酸味のあるドイツパン、ほんまにしっかりしてるな。これだけで夕方までお腹一杯感が持続。


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このパンの販売コーナーもかわらない。7年と一口に言うけど、けっこう長いよ。いろんなことがあったなあ。とにもかくにも京都移住もその間に果たしたし、京都移住後もう5年目にはいったし。



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腹ごしらえの後は西大路通りをめざして北西方向へ。とりあえず細い面白そうな道があったらそこを通って。これが京都の町歩きの醍醐味。


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こんな細い生活道路も必ずどこか大きい道につながる。千本日活というなんだか昭和の臭いプンプンのあっちの方の(^_^;映画館もみつけたし。(出入りする人もいてたので、写真はよう撮らんかった、、、)いまでもあるんや、この手の映画館。(昔は新京極あたりにもあったけどな)


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空き地にペットボトルの行列。これはなにを防いでいるのだろうか?情熱はみとめるが、野良猫にはきかないと思うよ。



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次なる目的地は西大路通りの妙心寺道角。FBで見つけて、そういえばはちはちさんとそう遠くない。「おかず焼」という名前もユニークなら店名の壹越(いちこつ)もユニーク。なにせ壹越は雅楽の音階・十二律の最初の音なのだ。


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チーズやらあんこやらポテトサラダやらをどら焼きの皮につめるという、、、、(◎-◎;)
とりあえずカレーとハンバーグを頼んでみたらその場でイケメンの兄ちゃんが焼いてくれる。どら焼きの皮の焼ける良い匂いがたまらん。(あ、もちろん夕食にしたのよ、その場で食べてないわよ)

聞けばオーナーさんが趣味で尺八をされているとかで、それで壹越(十二律の一番目の音ということで)なのか!


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日本人はパンにあんこをつめたり焼きそばをつめたりいろんな発明をしているが、それのどら焼き版といったところか。たこ焼きに蛸だけでなく他のおかずを入れて焼いているのを見て考案したそうだが。カレーがおいしかった!


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さて、実は本当の目的地はここ!北野天満宮に大福梅をいただきに来たのだ。


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これは今年の8月、境内中に梅の土用干しをしてるところの写真。あたりに梅の仄かな酸っぱい香りがただよってたっけ。だから是非ともできあがった大福梅をゲットしたかった。


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天神さんの前の道路は自然の敷松葉。


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ちょっとアルカイックな笑みを浮かべた牛さん。



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そして山門には来年の干支の羊の絵馬があがってる。


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前日降った雪がまだ溶け残るあたり、さすが北の方。今日の散歩は食欲に迎合しすぎたので、ここらで敬虔な気持ちになって手をあわせ、、、


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無事大福梅ゲットした。(年によってははやくになくなってしまうこともあるらしい)


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梅花祭の頃は大きな梅の花の下にたたずむ赤い眼のフォトジェニック牛さん、私はひそかにジュノーとよんでいる。(ジュノーはジュピターの妻にして「牛王の目を持つ天妃」といわれる)来年の梅の頃もまた来るね。



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で、、、、、やっぱり食欲の話に最後はもどってしまった。やはり素通りできない粟餅の澤屋さん。1600年代の創業というからすごい。もっと古い文献に北野詣でのあとの粟餅云々の記載もあるようで。



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注文をきいてからお櫃の粟餅を放り投げ、じいちゃんがその場であんこで丸めこんでくれる。


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腹一杯といいながら、完食す。

ここのテーブルは楓の大材なのでこれも必見よ!








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 明日から京都に行きます。西陣散歩もしたくなりました。

ラガブリコ様

おいでやす〜\(^O^)/
京都は寒いですよ〜。あたたかくしておいで下さ〜い。


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