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2017-04

ふたり忘年会〜円山公園・菊乃井 - 2014.12.26 Fri

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冬至ですもん、夜は長い。祗園から東大路をさらに東へ、知恩院さんの坂を登る。まるで異世界への滑走路。


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冬の夜の円山公園はほとんど人通りもなく、東山の稜線がかすかに夜空にうかんで見える。


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煙草王の邸宅だった長楽館のクリスマスのイルミネーション。

さらにずんすん公園内を音楽堂の方に行くとますます街灯は少なく、人気はなくさびし〜、、、というかこわい〜、、、こんなとこに料亭あるんやろか???


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、、、と思ったら突然まわりが開けて、水うちした石畳に露地の照明がほのかに映える、、、菊乃井、到着です。創業が大正元年、今年もミシュランで三つ星をとった料亭。


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こんなお部屋をご用意いただきました。今夜は月イチグルメ倶楽部(会員2名)の忘年会(?!)ですのよ〜。


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玄関にも栖鳳さんの鶴の絵が掛かっていたなと思ったら、こちらも栖鳳さんの笹に雪の掛け物。花は名前は不明なれど、小さな紅色椿(侘助?)とアオモジの実。


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窓からはいまだに落葉しつくさぬ紅葉が見えて、よろしおすな〜。


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酒のあての八寸。サーモンの椿寿司がかわいい。豆腐の味噌漬けおいしかったし、カラスミがまた絶品!


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私は大吟醸より純米酒の方が好きなので、玉乃光をいただく。伏見のお酒よ。ギヤマン盃の底には菊乃井のマークが涼しげ。(気温は涼しいじゃなくて寒い、だけど)


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この器、小さいです。猪口サイズ。中味はくみ上げ湯葉にコノワタ蒸し。この木目のきれいなお皿がまたいい。


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でた〜!てっさ、てっぴ!この季節はフグよね〜。もみじおろしの出汁がいいのか、たれも全部食す。


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床の掛け物と呼応するような笹と雪のような辛み大根おろし。これは目で見て楽しい。お魚は寒鰤、ぷりっぷり。


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楽の蒸し碗はぐじの蕪蒸し。わさびがようきいてる。蕪蒸し、上手に作りたいなあ。寒い時期の懐石の椀物にぴったりだし。


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お口直しのソルベが洋梨になんと山葵!後口がぴりっときて、確かにまた食欲をそそる。


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冬至だしね、やっぱり柚子よね。釜焼き。中味は海老や帆立。柚子味噌おいしいし香り高い。すでに柚子風呂に入った気分。


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ここでちょっとブレイク。
山側の庭。こちらにもまだ紅葉が残っている。菊乃井さんは菊水の井戸を守ってきた、、とHPに書かれているけれど、祗園祭の菊水鉾がある町内とはまた別にこのあたりにも井戸があるのだろうか。



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お手洗いの近く、腰掛け待合い?に煙草盆。



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さて、後半戦!蟹の甲羅にかにみそ、柿なます。この銀のお皿がたっぷり冷やされていて、すごくステキだった。


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鴨葱。織部みたいな緑釉の小さな炉。これは大将の村田さんがじきじきにさがしてきはったものだそうだ。上に銅鍋の手付きをのせて、じぶじぶ火をとおしていただく。お出汁がうまいのなんの。でもここで飲んでしまうとお腹の余白が少なくなるので断念。


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白子雑炊のなかには小さなのし餅も入っていて暖まる。もう降参!、、、と言いながら、、、、


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甘い物は別腹ですからと女将にいわれたとおり完食す、キャラメルソースのかかったアイス。んまい!とにかくお腹一杯といいながら帰っていただくのが一番、ともおっしゃる。はい、もう十分おなかはちきれそうです。


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それでも柿寒天までお腹に詰め込んで、お薄も一服いただいて、やっと終了。く、、、くるしい、、、でも満足。


人間おいしい物が食べられるのが一番しあわせかもしれない。健啖な胃袋に感謝。帰りはすこしでも消化とカロリー消費を促すべく、歩いて帰る。また真っ暗な円山公園ぬけて、、、(^_^;
冬至がすぎれば一陽来復、公園の中も、もう春の準備はとどこおりなく始まっている気配がした。


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● COMMENT ●

美味しそう!今年もよきグルメの会だったようですね。
美味しくいただけるときに 食べておきたいものです。

ひいらぎ様

さすがミシュラン三つ星でございました。(あんまりタイヤ男は信用してないけれど)

ありがとうございました。

いよいよ大晦日。今年も無事に千秋楽を迎えられる事に心より感謝いたします。又今年も京都より素敵なお話、お写真をどうもありがとうございました。どうぞ穏やかな良い新年をお迎えくださいませ。

心花様

ほんとうですね。
ここまで無事にすごせたのは、気づかないうちに災厄を逃れてこられたたまものだとしみじみ思います。
そのなにものかわからない守ってくれた力に年末年始、来年もよき年でありますようにと手をあわせるのだと思います。
今年一年も拙ブログをのぞいてくださってありがとうございます。
心花様にも来年がよき年でありますように。


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