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2017-04

お見送りの茶会 - 2015.01.21 Wed

11月に記事しました。3年弱の京都住まいを終えられて、とうとうA様が関東へお帰りになります。近しい茶友をよんでお見送りの釜を懸けました。


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なにか想い出に残ることはできることはないかなあ、、と思いながらお正月の結び柳を削って黒文字代わりにしてみたり。

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先の記事にも書きましたが、たくさんたくさん楽しくお勉強をさせていただきました。人とのご縁も繫げていただきました。ここに来てほんとうに帰られるのだな、とじわじわ実感がわいて少しさびしいです。



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茶会の準備で露地掃除をすればもう梅のつぼみもふくらんでいるのに気づきました。大寒の候のさなかでも春の準備は進んでいるのですね。


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最初にA様の京都の居、灑雪庵にお招きいただいたのは3年前の6月でした。まだ自分の茶事をどうこなしてよいのか右往左往していた時期に、正式の茶室がなくてもこんなにすてきな茶事ができるのか、とまだ教科書から手を離せないでいた私は目から大鱗がぽろぽろ落ちました。



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それがご縁で毎月1回、奥伝の自主稽古をこれまでずっと続けさせていただいたことは私にとって、大きな財産となりました。それぞれ社中も違うので迷ったときに正解がでるとはかぎりませんが、そういう解釈もできる、そこは働きでこうしてよいと思う、というA様の深い経験に裏打ちされた強いお言葉になんども励まされましたね。その稽古場もなくなると思うと、頼りなくさびしくてしかたありません。



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(主菓子:亀屋良永「蕪」)


それからたくさん茶事をされたA様、時にはお招きにあずかりクリスマス茶事などはワインもいただきながらとても楽しい茶事を経験させていただきました。



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それでも過去ばかり振り返るわけにはいきません。A様も関東へ帰られて、いろいろ新たな試みにチャレンジされるようですから私たちもがんばらねば。

軸は「(たぶん、、)心与(と)梅花一様清」。梅は別名清友と申しますので、これからも良き茶友でお互いにあり続けたいとの思いをこめて。


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私も心をこめて濃茶をねりねり。若干お湯の煮えが足りなかったのが悔しい。(釜をHIヒーターにのせるという荒技!!を使えばヨカッタ)

「ずいぶんゆっくりできるようになりましたね。」のお言葉。かつては(今もまあ、、)とにかくイラチの人でちゃっちゃとやるハイスピード点前に客を啞然とさせた私です(^_^; これも自主稽古でさんざんアドバイスされたおかげです。


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薄茶は座敷を変えて茶箱ならぬ自己流茶籠にて。お話しをゆっくり楽しみたかったので。干菓子は亀屋良永・Satomi Fujitaブランドの和三盆焼メレンゲ(バカウマ)と俵屋吉富の干琥珀梅。


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さて、私もまた次のステップへとすすまないといけません。いろいろ考え中。考え中、、、考え中、、、(このあたりに迷いがありますね〜)


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とうとう茶会は果てましたが、そのあとみなさんでご近所にできたばかりの(予約のとりにくい)イタリアンに場を移し、そこでもおおいに語り合いました。(レストランの話はまた別の日に)楽しい思い出話、これからのこと、あれやこれや。それもとうとう果てるとお別れです。


とにもかくにも、A様、どうかお元気で。ますます茶の道にご精進されることを西の方よりお祈りいたします。また関東にもお呼び下さいね。3年間ありがとうございました。


お別れにいただいた茶杓の銘が「庵の友」だなんて、、、、あまりにじわっときてしまうではありませんか。





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● COMMENT ●

しぇるさん、こんにちは

素敵な思い出、

素敵な文章と共に

一期一会ですねぇ^^

蝋梅どころか、梅のつぼみさえ、膨らみ始めました

まだ、春ではないのにねぇ^^;

折柳橋

ほんとうに楽しかったでしょうね。

高兄様

梅は「清友」、荘子に曰く「君子の交わりは淡きこと水の如し」。
この歳でできた「友」とはかくありたし、です。

春とはいえませんが、大寒を過ぎれば、立春はまもなく。お茶道具にも梅の意匠が増えてきました。
今年の早春はどこへ梅花を撮りにいかれますか?

N様

楽しくもお名残惜しい会でした。
昔中国で旅に出る人に綰柳を贈ったという故事に習って柳黒文字作ってみました。

しぇるさん、再び、こんにちは

梅と云えば

やはり、天神さんとなりますかね~

個人的に、御縁のある社でもあります

梅の花に粉雪舞う・・・いつか、そんな機会を狙っていますが

この早春、それが適うか・・・・??

高兄様

天神さん!
私もそれははずせません。
梅の花に粉雪、きっとそういうシチュエーションはあるはず。
ただその時に行けるかどうかが問題ですね〜、、、、


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