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2017-07

細見美術館「めでたし愛でたし 麗しき日本の美」 - 2015.01.30 Fri

今年は琳派400年のイベントが目白押し、なかでも京都唯一の琳派系美術館の細見美術館ではコレクションの貸し出しにさぞやお忙しいことでしょう。


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しかし400年、400年というけれどどこから400年なのか?

答は本阿弥光悦が鷹ヶ峰に土地を拝領した年から400年だったのですねえ。しらんかった。琳派の祖を俵屋宗達とするからなんだそうで。周知のことながら、宗達と光悦は同じ時代を生きて共同制作もした天才同士なのだ。(宗達下絵に光悦書という重文クラスが有名。光悦会にでてたの見たわ)

今回の展示は琳派フルメンバーという豪華な掛け物がメイン。酒井抱一、鈴木其一、中村芳中、新しいところで神坂雪佳などなど。

私の中では琳派=着物や器物の紋様デザインという解釈。だから目を楽しませて気楽にするっと見る。

其一の亀の背中に蓬萊山を乗せてる絵は亀が真正面を向いており、ぷっと吹きそうなくらいユーモラス。あ、これを使ったな、神坂雪佳、あの有名な金魚玉図で(^_^)b(金魚が真正面向いてる。笑える)

あと琳派ではないけれど若冲の墨絵なども。彼の「鼠婚礼図」がユーモラスでめちゃめちゃかわいい!こんなさらっとした絵も描いていたのね。杯をかかえた酔っ払い鼠のしっぽをもう1匹がひっぱって宴席につれていこうとしているところなんかso cute!

最後のコーナーに茶道具がさりげなく展示されていたけれど、よく見ると庸軒の竹花入とかのんこうの黒楽とか!!(◎-◎;) やはりどうしてもこのコーナーにひきよせられる。

玄々斎の茶杓、白竹で「千年丹頂鶴」、煤竹で「萬歳緑毛亀」のペア。ほんまに櫂先が閻魔さんの帽子みたいにぶわっとひろがって迫力ある。

亀甲紋の古芦屋釜は昨年の美術館茶事で実際に湯をわかしていた釜ではないか!
桃山時代の志野の宝珠香合も展示されていたけれど、それもその時さわらしてもらったよね、たしか( ̄∇ ̄;)

さて、最後にミュージアムショップへ。ここは京都のミュージアムショップのなかではピカイチの品揃え、美術館へ入館しなくても散歩がてら入れるのでご愛用。


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おお!ずっと欠品だった亀屋伊織の附子(ぶす:水飴)が入荷しているではないか!このさい少々のお値段は目をつぶって購入。


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金沢の有名なじろ飴と風味は同じだが、どことなく京風?(^_^;


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封印のいろいろな字体の「亀」がおしゃれね。


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かえり道の疏水べりで見つけた椿は、、、、あ!日光椿(じっこうつばき)だ!中のしべが唐子になってる椿で、しべが白いものが月光椿または卜半。普通茶席では開いた椿は使わないけれど、このふたつは開いたのをいれる。こんな身近に咲いていたとはね。(あ、枝折ったりしてませんよ〜)




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● COMMENT ●

復習なりました

私は先月の弘道館の帰りに寄りましたが、酔っぱらったネズミの婚礼の絵、本当に面白かったですね。確か、カエルの花嫁行列?などもあり、ほほえましかったです。期待していた以上の感動でした。茶道具で有名な姫路城のお殿様の酒井さんの弟様が抱一さんという解説あったと思うのですが、姫路でもこういう素敵な美術館あればな、と改めて思いました。ショップも確かに素敵です。本当に楽しかったので、2月の館長さんがご説明くださるツアー+薄茶席+点心席に申し込んできました。あとは東寺のガラクタ市、飽きずに1日過ごせそうですね。こんなのが近所で楽しめる京都は本当にうらやましいです。ブログ更新されるのが楽しみで、2日に1回ぐらいは開いています。今の私にとっては、何よりの息抜きで、また楽しみです。ありがとうございます。

消化器外科医様

姫路生まれながら意外と抱一の美術館ってないのですね、姫路に。琳派も京都生まれなのに主な物は海外や東京にいっちゃってますものね。その中で細見さん、がんばってます。
それからあれはカエルではなくてキリギリスでした。牛車を引いているのが牛ではなくてナメクジ、、、というやや不気味ながら惹かれるという、いわゆるキモカワな絵巻でした。
美術館は東京が充実していますが、+アルファのところで京都は住んで楽しい。知的美的ワンダーランドとよびたいです。

今日、MOA美術館に行ってきました。
光琳のオンパレード、紅梅白梅はもちろん根津さんのかきつばたも出ていました。
もちろん細見さんのご所蔵品もね。
すごかったです。
紅梅白梅の展示があるだろうぐらいで行ったのですが、大眼福でした。

N様

実はそれ、明日アップ予定の記事にちらっとかいたとこなんです、二大国宝の同時展示!!
行きたかったなあ。時間的に無理で、、。うらやまし〜〜〜!!うらやましすぎる〜!


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