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2017-06

梅花の茶事 - 2015.02.21 Sat

世間ではもう一斉にお雛様モードにはいっているが、まだまだ桃より先に梅を忘れちゃ困る。


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我が家の梅はまだつぼみ。北野の天神さんの梅花祭だってまだなのだ。

なので今度の茶事は梅をテーマに。


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待合には北野天満宮さんでいただいてきたありがた〜い天神さんを飾る。牛の絵馬もね。(奉納せずお持ち帰り)


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今回酒三献に使った盃はこれ。結婚のお祝いにいただいたものなのでもうウン十年の箔がついてます。というか長い間存在すら忘れてたのだけどね。見ればなんと!梅の紋様ではないか!ウン十年ぶりにやっと陽の目を見ました。杯台は時代で普段は蓋置にしているの。


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朝、茶室を清めていると朝の淡い光が、障子越し、床にあいまいな影をつくって良い感じ。日本家屋のよさだなあ。


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本日のお客さまはみなさま、もう「お茶・命」の方ばかりで緊張するわ。(ウソ、もうひらきなおれるお年頃)
で年代も20代から同年代までとりそろえました(^_^;) いえ、年代を問わず茶語りができるのが茶の功徳。年下でも尊敬できる、見習うべき茶人さんはたくさんおられるのです。
いや、若いからこそできる茶の湯アクティビティもあって、まぶしいですね。まねはもうようできんけど。


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流儀の茶も、禅の流れを汲むきびしい茶も、間口を広く普及をめざす茶も、ただ楽しい茶も、すべてこれ茶の湯の魅力。ふところのとても深い文化なのだ。だからはまるときりがない。


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今回、手あぶりOK、火入れ火を熾しすぎて早くに燃え尽き、火鉢初座で燃え尽き中立前にあわてて熾した炭、不発。まだまだ一人でやるとうまいこといきませんわ。


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少し早めの釣り釜。
小間なので大工さん特製の煤竹の自在を使う。中柱がある場合は重なるので釣り釜はしない、というのが流儀だが、それでは楽しくないのであえてしてます。
この自在、ちょっとコワイ。いつか釜をストーンと炉中におとすのではないかとひやひや。でも、うまいことできているのですがね、自在って。


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懐石の汁は旧正月なので小餅に小豆をのせた。例によって、懐石は写真撮るヒマもなくつっぱしったので(息切れしながら)画像ありません。かろうじて煮物椀だけ。盛りつけヘタ?やっぱり、、、(^◇^;) ここにも一応梅を咲かせておきました。



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だいたい懐石終わった頃燃え尽きるので、いつもながらお点前が、、、、。とくに炭出前ぼろぼろ〜。釣り釜の見せ所なのにね。しかも大炉のお稽古をずっとしてたので、帛紗を右膝の上でさばいたりして、、、。

お菓子はやはり梅に鶯、うぐいす餅だけれど、ぎゅうひと白餡にしてもらった特製。西陣・愛信堂さん。



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後座はあえて花をいけなかった。だってテーマが梅花だから、これ以上なんの花がいりましょうや。それぞれの心の内で思い描く梅の花を投げいれてもらう。

干菓子盆にも梅が咲いていますしね。亀廣保さん製。


薄茶はなごやかに。やっとお客さまとお話ができる。茶を巡る話はほんとに尽きない、楽しい。

今回はちがう流儀の方もいらしたので、その流儀では懐石はこう、炭出前はこう、と違いなども聞けてたいへん興味深い。裏千家の点前はどう映っただろう。代表するにはへたれな亭主だったが。


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後炭もしてつごう4時間、平均的なところ、長きにわたりおつきあいいただいた茶事も終わり、茶室で独座観念、自服三昧。

釜をあげたら、後炭もしたのにほぼ燃え尽きていた。この景色をみるのも楽しみ。ちなみに後炭のとき、すかっと胴炭がきれいに割れた。それほど火の勢いがよかったのは、吊り釜のため小ぶりの釜にしたせいかな。空気の通りがすごくいいから。

自分で茶事・茶会をやるまでは炭をろくに熾したこともなかったのに、少しずつ火の管理がわかってきて(道は遠いが)炭火のよさがわかってきて、炭と仲良くなれてきた。炭火をながめていると飽きない。これもお茶をやっていてうれしいことだなあ。
みなさん、お湯わかしは電気ポットやレンジばかりじゃダメよ。



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● COMMENT ●

炭は憧れますね。
最後の炉の中なんて よくぞ頑張ってお客様をもてないしてくれたねえという感じです。

火入れも素敵ですが 何だったのかしら?

ひいらぎ様

火入れは全日根さんの筆立てのみたてです。


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