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2017-10

2月の夜会〜全日根さん花入、人形展 - 2015.02.23 Mon

P22100033.jpg


   疎影横斜水清浅 暗香浮動月黄昏、、、(林和靖)


と高吟したくなるが、暗闇はあれど梅の香りも未だし、月もみえませぬ。

大徳寺孤篷庵近くの参道は夜は人っ子一人みかけず、道の向こうは異次元界か?



IMG_032033.jpg


このあたりお茶好きなアヤシイ人々が集っている、、、とてもすてきな場所也。

その道の半ばの館にてさらに妖しい^_^;集会あり。

お正月に他流派研究会??がひらかれた場所だが夜はまたまたさらに妖しげな魅力に包まれる。


紫竹の花屋みたてさんでおこなわれていた故・全日根さんの花入と陶俑展、場所をかえてこちらで引き続き。


館には電灯はなく、灯りはろうそくの灯り、影がゆらめくなか、全日根さんの花入れに、みたてさんのいけた茶花(すごくセンスいいの)がおそらく昼間よりもはるかに魅力的で惹きつけられる。

李朝家具にのせられたり、床に飾られたりした陶俑(人形)たちは長い影がゆらゆらするので、まるで生きて踊っているようでさらに妖しい、、、そして魅力的だ。

そんな陶俑たちに囲まれながら見られながら、お茶を点てていただく。最高の雰囲気。御連客もなんとなくなじみの方々で、これもまた楽しからずや。

茶碗はもちろん全さんのもの。これは先の全さんの遺作展茶会でも使わせてもらったな、、と懐かしく思いながら。安南写しや高麗写し、織部写し、写しはなんでもござれの全さんだが、時に本歌よりいいじゃないかと思う茶碗もある。


お菓子は先日の茶事でも使わせてもらった愛信堂さん(この日のお正客でもありました)の「好文(梅の異名)」。お茶を始められたばかりの若い方ともお話しをして、お茶好きの同士とも話をして、なんとも貴重なひとときを過ごす。

帰りの夜道はますます暗いがこんどこそ暗香浮動月黄昏を(心の中で)高吟す。


さらにあの参道の向こうの異次元界に行ってみたくて突進。、、、、う〜む、、、たしかに異次元界は数件のラーメン屋だった、、、(^_^; いかない方がよかったかしら、、、



されど夜気にも春がほんのり香る佳き夜であった。




    
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