topimage

2017-11

鞍馬街道〜後編・鞍馬寺 - 2015.04.30 Thu

というわけで、ここまできたからにはやはり鞍馬寺にもお参りしておかんと。


P10901813.jpg


鞍馬寺だから駅前にはやはり天狗。しかしこの天狗さん、長い鼻が折れたこともあるらしく、ワイヤーで鼻を支えてもらってる。いくら鞍馬天狗とはいえ、ちょっと、、、なオブジェだな。



P10901833.jpg



さて、鞍馬寺。火祭りの時はここに松明が集結してくる。


P10901893.jpg



(ケーブルカーに乗らず)山門を入って少し左に行くと由岐神社がある。火祭りの神社である。



P10901903.jpg


由岐神社はもともと御所にあったものを、あいつぐ災害や乱を憂慮した朱雀天皇の詔により天慶3年(940年)御所の北方の守りとしてこの地に勧請されたもの。
この時にご神体の行列が、京の鴨川に生えていた葦でつくった松明、篝火でてらされた道を進んだ様がのちの火祭りの起源であったという。



P10901923.jpg


げげっ!

、、、、そりゃくちなわ(蛇)もでるわな〜、鞍馬だし。(でも叡電30分でたどりつく深山なのよ)



P10901973.jpg


乗車時間約1分のケーブルカーにはのらず、約20〜30分の道をのぼる。



P10902013.jpg



時は新緑の候、この緑陰を楽しみつつ山の気を呼吸しつつ上る参道こそが鞍馬寺の醍醐味なのだ。



P10902053.jpg


確かにちょっと道はきついが、けっこうご年配の方も杖を片手にがんばっておられる。



P10902073.jpg


冬にこの道をいけばおそらくすれ違う人とてない道だろうな。ちとこわい。実際イノシシとかもでるらしいし。


P10902093.jpg


ふりかえれば新緑が明るい緑に萌える山。


P10902103.jpg



シャガの花がまっさかりだった。



P10902113.jpg


やっとついた鞍馬寺本堂。



P10902123.jpg


下界ではもう散り果てた里桜もここではまだ満開。鞍馬山の桜を総称して雲珠桜とよぶ。


P10902183.jpg


雲珠(うず)とは朝廷の儀式の時に使われた唐鞍という馬具で、馬のお尻にのっけたものらしい。それを鞍馬=馬の鞍にかけた名称であるという。なるほど〜。しゃれがきいてる。(そういえば馬頭観音のお寺で馬上杯がでた茶会もあったな〜)



P10902143.jpg



本堂から正面をみれば、左手にはるか比叡山。



P10902163.jpg


お堂の前のパワースポットらしいが、ここに立つと宇宙の気をうけられるとかなんとか。あんまりそういうたぐいには興味がないのでようわからん。

そういえば、鞍馬寺の満月祭(ウエサク祭)はまもなく(今年は5月3日)だが、これが天界からの強いエネルギーを受けて宵〜夜を祈ってすごしましょうというような祭だった。なにをするのかいまひとつ理解できないが、参加すれば少しはわかるようになるのかしら?



P10902413.jpg



本堂の脇には能舞台もあり、演目はやはり「鞍馬天狗」(伝・世阿弥作)以外にないでしょう。



P10902253.jpg



ここから約1kmの山道を登れば奥の院魔王殿に通じ、さらに5〜600mで貴船神社に降りることができる。学生時代なんども通った道。(あの頃は息切れしなかったが)


P10902273.jpg


途中にある、牛若丸息継ぎの水。奥の院に天狗相手の剣の修行、その途中ここでのどをうるおしたという。冷たくて甘露な山水だった。

今回、貴船までは少ししんどかったので、途中の大杉権現まででひきかえした。魔王殿の前にも長く続く木の根道があるが、大杉権現でも見ることができるよ。やはりこれは鞍馬寺のシンボルだからね。



P10902323.jpg


鞍馬寺の気は受けられたかどうかは不明だが、浮遊スギヒノキマツの花粉は確かにたっぷりさずかった。おかげで1〜両日目が痒くて痒くてしょうがなかった(^_^;) (途中で敵陣まっただなか、ということに気づいたが、時既におそし!)





関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/458-25f9388f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

初夏の茶会・五島美術館〜関東の茶友のお宅へ «  | BLOG TOP |  » 鞍馬街道〜前編・門前集落・火祭りの里

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (9)
茶の湯 (216)
茶事(亭主) (26)
茶事(客) (60)
茶会(亭主) (2)
京のグルメ&カフェ (52)
町家ウォッチング (7)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (50)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (32)
京都めぐり2017 (26)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (8)
美術館・博物館 (53)
奈良散歩 (19)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (38)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (2)
京都和菓子の会 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
パリ紀行2014 (7)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
古筆 (1)
京都でお遊び (5)
ギャラリー (3)
暮らし (4)
中国茶 (23)
京都の歴史・文化について勉強 (2)
過去ブログ終了について (0)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR