京都和菓子の会〜葵の菓子を愉しむ@上賀茂神社 - 2015.06.30 Tue
最初にあやまっておきます。
ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!m(_ _)m
この貴重な京都和菓子の会へ時間を間違えていってスタッフに迷惑をかけたのは私です。
なので本来会のコンテンツである上賀茂神社の国宝・本殿、権殿への参拝はできず、主幹の中川さんの名調子のお話しも半分しか聞けてません。お菓子のこともお隣のかたに又聞き、、、というなさけないありさまでして。
なので中味すかすかの本日の記事ですが、それでもお菓子のご紹介と、雰囲気だけお伝えできればと。

で、上賀茂神社であります。おりしも手作り市の日とあって大勢の方でにぎわっています。30日の夏越の祓用の茅輪がもうできていたので、さっそく8字まわりにくぐって厄を祓ってきましたよ。
♪ 夏越の祓 する人は 千歳のよわい 延ぶという〜〜
というアヤシイ歌を心のなかで歌いながら。

先日来の雨でいつもは真っ白な立砂も湿った色になってますね。

こちら清浄な神域、上賀茂神社の新築なった客殿への道。
今年21年ぶりの式年遷宮を秋にひかえています。(こちらは費用捻出のためにマンションなんか建てないよね)

遅れてこそっと入ったので、権禰宜さんのお話しは聞けず。藪内の若宗匠、、いえ、今年6月ついに家元を嗣がれ14代斎竹紹智となられた(NHKでおなじみの)宗匠のお点前もあったようですが、、、、これも見られず(>_<)ゞ
すべて身から出た錆。中にいれてもらえただけでもありがたや。
この客殿は新しい木の香りでいっぱいでした。たぶん中川主幹(銘木師でもある)の千本銘木さんの木、使ってはるんやと思う。

さて、肝要のお菓子は、いただけました!
今回3席あって、各席毎に違う上菓子屋さんがそれぞれちがうお菓子を作ったとのこと。テーマは上賀茂神社にちなむ「葵のお菓子」。
この席は千本玉寿軒+佐々木酒造、ということで銘を「葵の想い」。
よくみればなんとなく葵の葉に似ているような形。下の、杉の香ただよう葵の焼き印付きの板はこれも千本銘木、おもちかえりできました。

中味は佐々木酒造の大吟醸でほとびさせた干し柿をわらび餅でくるんだというもの。いうまでもなく、上品な甘さでほんのり酒の香りがたまらん。干し柿を大吟醸にひたす、、、これはいちどやってみようかな。
もちろんこのお菓子はこの会ためだけのものなのでお店では手に入りません。アシカラズ。
ご存じどおり葵は賀茂の社(下鴨神社、上賀茂神社)のシンボルですが、その語源は諸説あるようで、太陽の方を向くので「仰日(アフヒ)」が転じた説、神を饗応する日を意味する「饗ふ日(あふひ)」が転じた説、万葉集の歌から「逢日(アフヒ)」に由来する説、、、、どれもすてきですね。
(ちなみにヒマワリは向日葵ですが、フタバアオイの花はひっそり葉の陰にうつむいて咲きます)

立礼のお点前(藪内の新宗匠)の会記をのせた木の香も新しい台は、これも千本銘木かな。

葵。本日のテーマ。
ちなみにうちの茶庭に昨年地植えした葵の苗はやはり上賀茂神社でいただいてきたもの。まだ小さい株だけれどね。

本日の三種のお菓子の銘。他の席のはどんなお菓子か見てみたかったな、、、と思っていたらFBに写真がアップされていてみることができました。他二種はキュートな感じ。「葵の想い」が一番渋好み。

点前座も御道具も中川主幹も藪内の宗匠もメンバーであるところのDO YOU KYOTO networkのメンバーの作品のようです。諏訪蘇山さんの水指とか三木啓楽さんの棗とか。
こんなはんぱな参加の仕方でしたが、お菓子は美味しいし、ちょっとだけ聞けた中川さんのお話はおもしろいし、とても楽しませていただきました。(ほんまごめんちゃい。そして親切なスタッフの方々にありがとう)

上賀茂神社は式年遷宮のお祝い一色。

神馬の神山号もおでまし、人参をねだっておりました。(神山・こうやま はここに賀茂分雷神がご降臨したといわれる境内にある山。「神山やおほたの沢の杜若、、、」にも歌われています)

ならの小川で禊ぎ(??)をするこどもたち。
風そよぐ ならの小川の夕暮れは 禊ぎぞ夏のしるしなりける、、、(百人一首)
歌のまんまのこんな景色がまだおがめるなんて、ありがたいことだなあ。さわやかな梅雨の晴れ間でございました。
ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!m(_ _)m
この貴重な京都和菓子の会へ時間を間違えていってスタッフに迷惑をかけたのは私です。
なので本来会のコンテンツである上賀茂神社の国宝・本殿、権殿への参拝はできず、主幹の中川さんの名調子のお話しも半分しか聞けてません。お菓子のこともお隣のかたに又聞き、、、というなさけないありさまでして。
なので中味すかすかの本日の記事ですが、それでもお菓子のご紹介と、雰囲気だけお伝えできればと。

で、上賀茂神社であります。おりしも手作り市の日とあって大勢の方でにぎわっています。30日の夏越の祓用の茅輪がもうできていたので、さっそく8字まわりにくぐって厄を祓ってきましたよ。
♪ 夏越の祓 する人は 千歳のよわい 延ぶという〜〜
というアヤシイ歌を心のなかで歌いながら。

先日来の雨でいつもは真っ白な立砂も湿った色になってますね。

こちら清浄な神域、上賀茂神社の新築なった客殿への道。
今年21年ぶりの式年遷宮を秋にひかえています。(こちらは費用捻出のためにマンションなんか建てないよね)

遅れてこそっと入ったので、権禰宜さんのお話しは聞けず。藪内の若宗匠、、いえ、今年6月ついに家元を嗣がれ14代斎竹紹智となられた(NHKでおなじみの)宗匠のお点前もあったようですが、、、、これも見られず(>_<)ゞ
すべて身から出た錆。中にいれてもらえただけでもありがたや。
この客殿は新しい木の香りでいっぱいでした。たぶん中川主幹(銘木師でもある)の千本銘木さんの木、使ってはるんやと思う。

さて、肝要のお菓子は、いただけました!
今回3席あって、各席毎に違う上菓子屋さんがそれぞれちがうお菓子を作ったとのこと。テーマは上賀茂神社にちなむ「葵のお菓子」。
この席は千本玉寿軒+佐々木酒造、ということで銘を「葵の想い」。
よくみればなんとなく葵の葉に似ているような形。下の、杉の香ただよう葵の焼き印付きの板はこれも千本銘木、おもちかえりできました。

中味は佐々木酒造の大吟醸でほとびさせた干し柿をわらび餅でくるんだというもの。いうまでもなく、上品な甘さでほんのり酒の香りがたまらん。干し柿を大吟醸にひたす、、、これはいちどやってみようかな。
もちろんこのお菓子はこの会ためだけのものなのでお店では手に入りません。アシカラズ。
ご存じどおり葵は賀茂の社(下鴨神社、上賀茂神社)のシンボルですが、その語源は諸説あるようで、太陽の方を向くので「仰日(アフヒ)」が転じた説、神を饗応する日を意味する「饗ふ日(あふひ)」が転じた説、万葉集の歌から「逢日(アフヒ)」に由来する説、、、、どれもすてきですね。
(ちなみにヒマワリは向日葵ですが、フタバアオイの花はひっそり葉の陰にうつむいて咲きます)

立礼のお点前(藪内の新宗匠)の会記をのせた木の香も新しい台は、これも千本銘木かな。

葵。本日のテーマ。
ちなみにうちの茶庭に昨年地植えした葵の苗はやはり上賀茂神社でいただいてきたもの。まだ小さい株だけれどね。

本日の三種のお菓子の銘。他の席のはどんなお菓子か見てみたかったな、、、と思っていたらFBに写真がアップされていてみることができました。他二種はキュートな感じ。「葵の想い」が一番渋好み。

点前座も御道具も中川主幹も藪内の宗匠もメンバーであるところのDO YOU KYOTO networkのメンバーの作品のようです。諏訪蘇山さんの水指とか三木啓楽さんの棗とか。
こんなはんぱな参加の仕方でしたが、お菓子は美味しいし、ちょっとだけ聞けた中川さんのお話はおもしろいし、とても楽しませていただきました。(ほんまごめんちゃい。そして親切なスタッフの方々にありがとう)

上賀茂神社は式年遷宮のお祝い一色。

神馬の神山号もおでまし、人参をねだっておりました。(神山・こうやま はここに賀茂分雷神がご降臨したといわれる境内にある山。「神山やおほたの沢の杜若、、、」にも歌われています)

ならの小川で禊ぎ(??)をするこどもたち。
風そよぐ ならの小川の夕暮れは 禊ぎぞ夏のしるしなりける、、、(百人一首)
歌のまんまのこんな景色がまだおがめるなんて、ありがたいことだなあ。さわやかな梅雨の晴れ間でございました。
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● COMMENT ●
和菓子の会、楽しく拝見しました。木の香がするような建物、中川さんのお話はさぞかし面白かったでしょうね。葵づくしのお菓子、しつらえ、お道具いいですね。次回からはしっかりチェックします。しかし、いつの頃からか学章は葵じゃなくなったんですね。
ひこうきぐも様
次回はだいぶん先かも〜という事務方のお話でした(^_^;)
和菓子もさることながら普通は入れないようなところで開催されるのが魅力です。
そういえば学章は三ツ葉葵の逆バージンでしたね。まだあれどこかにしまってあるはず、、、
使われなくなって残念!
和菓子もさることながら普通は入れないようなところで開催されるのが魅力です。
そういえば学章は三ツ葉葵の逆バージンでしたね。まだあれどこかにしまってあるはず、、、
使われなくなって残念!
ほんとにほんとに、久しぶりに「生」しぇるさんにお会いできて良かったです(笑)
花咲さん
この前の恵文社コテージでもお会いしましたね〜(^_^;
またゆっくりご飯食べしましょう。
またゆっくりご飯食べしましょう。
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