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2017-09

前祭・山鉾巡行点描2015 - 2015.07.18 Sat

昨年は仕事日で見られなかった山鉾巡行。今年は、、、、と思ったら台風による荒天で巡行強行が決まったのが午前5時半とか。(至近で巡行が中止になったのは昭和37年の阪急地下化工事のときなのだそうだ。)

たしかに風は弱まったのでたすかるが、雨がはんぱではなかった。


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まずは四条堺町のくじ改めから。
市長、知事はじめ役員さんスタンバイ。まあ、しかしみなさん、びしょぬれだろうな。



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待ってる間に午前九時、長刀鉾が動き始め、お稚児さんによる注連縄切りがおこなわれようとしている。カメラの望遠でなんとかチラ見したが、標識とか傘とかにはばまれて断ちきりの瞬間は見られず。



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くじ改めは強風でくじ箱をさしだしたとたん、中の紙が飛んで行ってしまう、、というハプニングもありつつ。



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行列の方は大変だと思うが、赤い和傘もなかなかよい風情。



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くじ改めの間、待つ行列。傘の色が鉾によってちがうのが美しい。日本の色はほんま意外と鮮やかでカラフル。(大相撲の褌の色しかり)私、茶室では渋渋好みだが、、、(^_^;




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四条傘鉾の行司と副司。この三人組、たぶんこの3年前と同じ三人組だよね。年々りりしく大人っぽくなっていってる。






扇での差し招き方が山鉾によってヴァリエーションがあるのがおもしろい。



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土砂降りの中、がんばる曳き手さんたち。もう笠なんかなんの役にもたってない。


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音頭取りもびしょ濡れ。



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あ、また美しい傘が。



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この一文字笠も役にたってないな、、、、



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菊水鉾の衣裳はこれはなんだろう???扇でなく天狗の団扇みたいだし。一見浦島太郎のようだが、菊水の井の近くに居を構えた大黒庵・武野紹鷗っぽく?


さて、ここからは御池通りに先回りして鉾をまちかまえよう。


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今年も烏丸四条上がるにある、宵々山から24日の還幸祭までのあいだだけ開けられる御手洗井へも寄って。



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名水です。甘露。


御池通りの観覧席は露天なので、根性で雨合羽を着てすわっている人もないではないが、それもつらいよね、の土砂降り。


次なるお目当ては御池新町で長刀鉾からお稚児さん、禿が下鉾するところ。



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ハシゴをかけて、後ろ向きに、、、




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お稚児さんは、巡行がおわってもまだ足を地面につけてはいけないので、強力さんにかつがれて。雨の中注連縄切り、太平の舞、とよくがんばった、とあちこちから拍手。


その次のポイントは狭い新町通りを大きな鉾が屋根すれすれになりながらくだっていくところ。




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帰りの鉾は早い早い。お囃子もせかすように早い調子。ぎちぎち音をたてて狭い道に鉾がはいってくる。



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屋根や電柱にぶつかったりしないように屋根方の腕のみせどころ、、、で、緊張の時でもある。



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電線電柱とこの距離である。


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車方も足元で車輪をコントロールする。一歩間違えばえらいことになる。






これこれ、広い御池で遠方に見るより、この新町が迫力あるのよ。かつて四条通りも瓦が軒をつらねる狭い道だったというから、これが昔の形にちかいのかも。


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山は山で上に手伝い方か作事方が乗って、このサスマタのような棒で電線などをおしあげてひっかからないようにする。



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あ、綾傘鉾のお稚児さんがきた。みんなレインコート着用。よくがんばって雨の中歩き通したね。



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前夜高速棒振りの妙技をみせてくれたお兄さんも正装はこれなのだ。(イケメンでも顔はかくす)


さて、今度は新町の四条より南で岩戸山と行列最後尾の舩鉾の帰還をまちかまえよう。



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途中の山伏山ではもう解体作業に入って、曳き手さんたちが中でねぎらいのご飯を食べている。さぞお腹もすいたことだろう。山鉾は今宵の神輿の露払い、邪気を集めているのでさっさと解体するのだ。



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舩鉾の会所前で待つ。岩戸山が帰ってきた。二階囃子から聞いていたここのお囃子も今年は最後。


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お囃子さん、ご苦労様!



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そして舩鉾のご帰還。鉾町から拍手がおこる。



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曳き手さんの足はもう、、、ほとんど水の中を泳いできたようなものだろう。





この大雨のなか、巡行をやりとおすとはさすがに鉾町、京都、その他いろいろな人の力。そういえば近畿一円にでていた大雨警報が朝は京都市内だけでていない地図をみた。まるでなにかの結界にまもられているような、と誰かが言っていた。これも八坂の神さんのお力か。






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● COMMENT ●

しぇる様へ
今年も、我が愚息も、少、目立つ役で長刀鉾の引き手に参加していました。
その縁と言うわけではありませんが、くじ改めの招待券が頂いたので家内、、長女、私の三人で
去年に引き続いて、くじ改めの場面をまじかで見学できました。
それにしても、あれほどの降雨に見舞われたのは、何年ぶりでしょうね。
負傷者もなくて幸いでした。(鉾の屋根の支えに乗っていた人は大変だったでしょう。)

narahimuro 様

くじ改め、まぢかでご覧になられてうらやましいです。(あの観覧席に2,3知った顔を見つけました^_^;)

雨天決行荒天強行、、らしいですよ。あの大雨の中、よく事故もなく完遂されました。
関係の方々には頭がさがります。
それにあの大雨にも関わらずおつきあいしたたくさんの見学者のみなさんにも。
この両者の熱意が祭の興奮というものでしょう。今年はさすがに神幸祭はあきらめましたが、、、


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