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2017-10

英国田舎紀行・湖水地方とコーンウォール〜湖水地方その3 - 2015.08.14 Fri

湖水地方のもう一人の有名人と言えば桂冠詩人・ワーズワーズ。、、、、と名前は知っていてもその詩は実はあんまり、、、(^_^;)


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ここはウィンダミア湖北部の町、グラスミア。彼が10年足らずをすごしたダヴ・コテイジが残って公開されている。



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(ダヴ・コテイジ)


一番有名な詩は「Daffodils(水仙)」だというので読んでみた

I wandered lonly as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host, of golden daffodils ;
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breeze.



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これに対し、和訳はたくさんあって、文語調のものから中学生の訳みたいなのまで。まるでまったく違う詩のようだ。



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たとえば

谷また丘の空高く
ひとり漂う雲のごと
さまようわれのふと見しは
群れ集いたる黄水仙
湖水のほとり木々の下
風にひらめき踊るなり
  (研究社版)


実際彼がこの水仙の一群れを見たのはグラスミアの北、アルスウォーター湖の畔だそうだ。ただし水仙は早春だからね。

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私は雲のようにひとりさまよった
谷間や丘に空高く浮かぶ雲のように。
そのとき突然私は一群に出会った、
黄金色の水仙の群れに。
湖のほとりや、木々の下で、
微風に揺らめき踊っていた。
  (オセアニア出版版)


文語体、口語体どちらがいいかはなんとも言い難いが、みなさまはどちらだろうか。


せっかくだから最後の節ものせておくね。


For oft when on my couch I lie
In vacant or in pensive mood,
They flash upon that inward eye
Which is the bliss of solitude,
And then my heart with pleasure fills,
And dances with the Daffodils.



というのも、私が寝椅子に横たわって
虚ろな物思いにふけっている時にも、
それは孤独の喜びにひたっている
あの心眼にきらめくからだ。
そんな時私の心は喜びに満ち
水仙と一緒に踊るのだ。
   (オセアニア出版版)


 
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川のほとりにカフェをみつけた。



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せっかくだからここでお茶を。背景にみえるのはワーズワースの墓のあるオズワルド教会。



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これがその墓石(左)。後のケルティッククロス(ケルト十字架)は、ここがスコットランドに近いことを思い出させる。


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ここ、グラスミアは自然環境が抜群なため、地価がイギリス屈指の高さだそうだ。なるほどね。ロンドンのお金持ちが別荘を持っていて週末に遊びに来る、、、という感じか。うらやましいのう。



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教会の裏にあったジンジャーブレッドのお店。


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1854年創業、セイラ・ネルソンおばさんのレシピをいまでも守っているそうで、ワーズワースもお気に入りだったそうですよ。


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あ、セイラおばさん、、、じゃなくて、ヴィクトリアスタイルの店員さんだった。


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なんというか、ハーブの香りただようジンジャーブレッド。一つ食べたらもうお腹一杯で夕食抜き、、、というシロモノであった。



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グラスミアに別れを告げボウマスへ帰る道々、見え隠れする湖。


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これはライダル湖。スコットランドの湖はネス湖をはじめ底が土ではなくて岩なので有機質に乏しく、生物は(ネッシーも含め)繁殖しがたいと聞いた。なので水は澄んでいる。



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ボウマスにもどったら、観光客お約束のウィンダミア湖クルーズ!



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湖畔でキャンプする人あり、ボートやヨットでこぎ出す人あり、別荘あり、、、



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中産階級のリゾート、、なんだな。



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たくさんの野鳥がすっかり人に餌をもらうのに慣れているようだ。いいのかそれで?

あとリゾート地にたくさんのわんこ連れが目に付いた。中には大型犬二匹以上という人もいる。乗り物にはわんこ料金も明示され、わんこもよくしつけられている。狩に犬を使った歴史があり、動物愛護の総本山だけのことはあるわ。イギリス人ってほんとわんこ好き。(猫をほとんど見かけなかったのが残念)





(まだまだつづく、がんばれ、もうちょっと、、、でもないか)

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