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2017-11

地獄の釜の蓋もあいちゃう縁日 - 2015.08.31 Mon

先日は旧暦7月16日、地獄の釜の蓋が開く日でございました。こんなに日に日ごろ人間世界でまじめに生きてる妖しい「亡者」どもが紫野某所(TT舎)にまかりいでまして、縁日の宴でございます。


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折からのたたきつける豪雨にびしょぬれになりながらも集まった妖しい人たちはだんだん数を増し、、、、そのうち雨もあがり麗しき宵とはなりました。

こちらは縁日で波照間泥染めを売るおねえさん。商品タグも手刷りのあじわい、麗しい景色だなあ。



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こちら縁日にかかせぬお面屋さん。商品は床の間の筵に。なんとプロの襖絵師仕様でございますゆえ、あっというまに完売とかや。



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ここはひとつわたくしも、「亡者」にまじって商売を。ビールいかがっすかぁ〜\(^O^)/



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子供用ビニールプールを用意しまして、いれもいれたりビール各種とジュース、お茶。なにせこういう縁日はお客よりもお店やる方が断然おもしろいからねえ。
最初出渋った売り上げも、後半みなさん酩酊状態になってからはとうとう売り切れ。ただし、物々交換や気前よくもってけどろぼう〜♪したので売れたというよりは、なくなった、、、と言った方が(^_^;



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二階はこれまた妖しいキャバレーライト(?)にてらされた亡者(亡者のお面かぶって)が駄菓子屋やってたり、日本酒バーがあったり、ここでビール屋さぼって一杯ひっかけまする。お初にお目にかかった方も、知り合いも、話せば楽しき宴かな。
ここに出入りする「亡者」どもは世間では別の本職をもっていて、いろんな方面でおもしろい活動をしている人が多いゆえ、お話し聞くと心の世界がひろがります。

二階にはさらにあやしすぎる売る気ゼロの「石屋」さん(石屋さんってなんなの?文字どおり(鉱)石!売ってた)、これ子供が見たら泣くで型(とけるとスプラッタになる顔のろうそくとか)のろうそく屋さんとか。


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頭に鉢巻き口に楊枝をくわえた、道端でひろったもの?とか廃品回収?したのか、というような物を売るガラクタ屋さんとか。


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ええかげんな度付き眼鏡や玉なし眼鏡、蔓が一本ない眼鏡などわけわからん眼鏡を売りながら哲学を語る眼鏡屋さんとか。(世間での本業を聞いてまたびっくりなのだ)


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カシスをベースにいれたこだわりの杏仁豆腐屋さんでは上に葡萄がのっかっておいしく、おとなりの自家製ジンジャエール屋さんは浴衣のかわいいおねえさん。そのうちさらに煮豆だけを売る台湾スイーツ豆屋のおねえさんも登場。スイーツ充実のラインナップだぜ。



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食べ物も充実してるぜ、、、いやいやしておりまする。この家の台所ではお蕎麦におにぎり、おつまみ屋さん。こちらもねじりはちまき、いなせな(?)おねいさん。



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おくれて登場、大阪人のソウルフードやあ!!たこせんがまた、、、泣かせる。
となりでは文字通り「あやしい壺屋」が壺をうるのかと思えば、壺で漬けた自家製漬け物を包丁で切りながら売ってるし。これ肴にして再び二階へ日本酒いっぱいやりに。(←職場放棄)



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店出す方の亡者もいいかげんあやしいが、くるお客さんも相当アヤシイ。こんな股旅のいでたちの方が「ジゴクのパスポート」ご持参で。うひょ〜〜。(帯の柄にも注目)



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お隣さんのお家、某庵では「TIO PEPE(シェリー酒)あります」の看板が出ていたので、自分の店舗放棄の人続出。こちらではおいしいシェリーのみならず、ろうそくの灯のもと見事なお点前でお茶を一服いただく。ああ、楽しいわ。(私と二人で平均年齢をぐっと押し上げているところの)同席した同年代のおじさまとこの歳になってこんな楽しい目にあえるとは〜〜などと、感涙にむせぶ。(心の中で)

縁日ではとうとう盆踊りまでくりだしているようでにぎやかだ。そろそろおいとましてジゴク(?)に帰らねば。


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どんな場所でもどんな相手といても自分で楽しみをみつけ楽しめること、これは大事なことだとつくづく思う。若い頃から、自分をとりまく人や環境のせいにして楽しくない、不満だ、と思ってきたことが多かったので、この歳になってやっとなにか一本ぬけたような、、、、そんな気がしておりまする。あ、これ「随所作主」の心?(^_^;
私より一回り上のさる方が「この歳になったらこわいものはなんにもないわ。」と言っておられたのが、励みになる今日この頃でございます。


上の写真は縁日でもとめたもの。(ビールとむりやり物々交換したもの含む)

波照間染めのてぬぐい、プロの絵師のおかめさん、あまりにシュールなろうそく、何に使うのか考え中の碍子、壺屋の漬け物を買うともれなくついてくる古い漬け物皿、全然あってない度付きのサングラス   以上!



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鍵コメ様

お言葉、ありがとうございます。うれしいです。
まだまだ他人への不満でふくれっ面している自分に気づく事もよくありますが、若い頃のようにひきずりません。すぐ忘れる。物忘れがひどくなるのもこういう面では歳とるのもええなあと、思います。


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