千両が辻伝統文化祭2015 - 2015.09.25 Fri
今出川以南の大宮通は西陣のええ雰囲気が残っていて、糸偏関係のお店や町家カフェなどもあり、実は京都に移住前からよく歩いていたエリア。
ここで毎年秋分の日におこなわれる千両が辻伝統文化祭へ。

丸太町通りから北上するルートで。大宮通の二本西、洛中で唯一の造り酒屋・佐々木酒造さん(佐々木蔵之介さんのご実家。お兄さんの藏之介さんよりより男前の社長さんがいてます)の前を通りすぎて、、、

大宮通に入り、学生時代が最盛期だったライブハウス・拾得の前を過ぎて、、、

中立売より北が千両が辻!
かつて江戸時代には西陣の中心、糸偏産業(織元、染屋など)がひしめいて、1日千両の荷が商われた、、、ということに由来する名前。戦後の糸偏産業の没落は目をおおうばかりだが、ここはまだまだがんばっています
この日1日だけ、老舗の町家の建物を公開したりコレクションを披露したり、製造元として市価の半分以下で和雑貨が買えたり、臨時カフェができたり。着物を愛する者のはしくれとしては楽しい限り。

こちら建物が国の有形文化財になっている呉服商冨田屋さん。茶道や着付けの文化教室もされていて、予約すれば町家の中も拝見できる。

おとなりの大宮庵は明治時代の町家として公開している。(現在はここでお商売はされていないようだ)
こちらの庭はミセの間と奥とのあいだの坪庭。町家の必須アイテムよね。

二階には着物の展示も。おそらく市価の3分の1くらい。

ミセの間には階段箪笥。これは新しいものみたいだ。右手の秤が絹糸をはかっているので、ここはかつて生糸を商っていたのだろうか。(これはあくまで昔の再現)

パンケーキハウスのラインベックさん、前で手作りジャムかなんかのお店もでてる。

京都の写真、といえばこの方、第一人者の水野克比古さんの町家写真館。いつもは見学に予約必要なのだが、この日は公開。水野さん御大もおでましだった。ここは何度かきたことあるけれど、典型的な町家の雰囲気そのままで好きなのよね。(以前ここで当時京都在住だった麻生圭子さんにお目にかかった)

井戸のある走り庭から表をみたところ。

坪庭。なによりランク高い町家必須アイテムの一つ。

ここの立ち蹲居には蟹がいる。ええな、これ。

町家の公開だけでなく、あちこちのガレージを利用した布製品の大安売り。めちゃ安いよ。

さすが西陣らしい糸巻きの投げ売りも、、、、(^_^;
場所が場所でテーマがテーマなのでお着物姿の方が多かったな。超お買い得の帯揚げや帯締めあたり、密度高い。

友禅作家の南進一郎さんの邸宅。門前では遊墨漫画家 こと奥様の久美子さんが絵を描いていらした。(ほのぼのにやり、、の猫の絵が多くていいのよ)

玄関入ったところの吹き抜け。ここは京都に家を建てるときおおいに参考にさせてもらったりっぱな町家なのだ。とくにこのコーナー、好きだったな。

お仕事中の進一郎さん。まだ京都移住前にここでお願いして付下げを誂えた。中間マージンがないとこんな価格でこんないいものができるのか、とびっくりしたっけ。

あまり糸100円、、、って、これ針通して使ったら数十年もちそうなくらいあるよ(◎-◎;)

いつもは紅茶を飲みにおじゃまする町家紅茶館卯晴さんも出店で紅茶葉を売ってはる。

ここも懐かしい、京都移住前に来たことあったっけ、カフェフォーカルポイントさん。

この織屋建の高い天井、これたまらんわ。昔から大好き。
この日限りの千両ちらしをここでいただく。

店の前で茶席をしつらえているところもあって、一服よばれました。このお姉さんたちが点ててくれたらなおよかったんだけれどね、点てだしだった。
1時間近くウロウロしたあげく、財布と相談しつつゲットしたものは、、、

透ける夏帯の端切れ1000円!
裏にもちゃんと織り糸が通っている。

何に使うかは考え中。光に透かしてもきれいなので、カーテン系がよいか?

そして龍村の名物裂でできた帛紗ばさみとミニがま口、合計1500円。
収穫、収穫(^-^)b
ここで毎年秋分の日におこなわれる千両が辻伝統文化祭へ。

丸太町通りから北上するルートで。大宮通の二本西、洛中で唯一の造り酒屋・佐々木酒造さん(佐々木蔵之介さんのご実家。お兄さんの藏之介さんよりより男前の社長さんがいてます)の前を通りすぎて、、、

大宮通に入り、学生時代が最盛期だったライブハウス・拾得の前を過ぎて、、、

中立売より北が千両が辻!
かつて江戸時代には西陣の中心、糸偏産業(織元、染屋など)がひしめいて、1日千両の荷が商われた、、、ということに由来する名前。戦後の糸偏産業の没落は目をおおうばかりだが、ここはまだまだがんばっています
この日1日だけ、老舗の町家の建物を公開したりコレクションを披露したり、製造元として市価の半分以下で和雑貨が買えたり、臨時カフェができたり。着物を愛する者のはしくれとしては楽しい限り。

こちら建物が国の有形文化財になっている呉服商冨田屋さん。茶道や着付けの文化教室もされていて、予約すれば町家の中も拝見できる。

おとなりの大宮庵は明治時代の町家として公開している。(現在はここでお商売はされていないようだ)
こちらの庭はミセの間と奥とのあいだの坪庭。町家の必須アイテムよね。

二階には着物の展示も。おそらく市価の3分の1くらい。

ミセの間には階段箪笥。これは新しいものみたいだ。右手の秤が絹糸をはかっているので、ここはかつて生糸を商っていたのだろうか。(これはあくまで昔の再現)

パンケーキハウスのラインベックさん、前で手作りジャムかなんかのお店もでてる。

京都の写真、といえばこの方、第一人者の水野克比古さんの町家写真館。いつもは見学に予約必要なのだが、この日は公開。水野さん御大もおでましだった。ここは何度かきたことあるけれど、典型的な町家の雰囲気そのままで好きなのよね。(以前ここで当時京都在住だった麻生圭子さんにお目にかかった)

井戸のある走り庭から表をみたところ。

坪庭。なによりランク高い町家必須アイテムの一つ。

ここの立ち蹲居には蟹がいる。ええな、これ。

町家の公開だけでなく、あちこちのガレージを利用した布製品の大安売り。めちゃ安いよ。

さすが西陣らしい糸巻きの投げ売りも、、、、(^_^;
場所が場所でテーマがテーマなのでお着物姿の方が多かったな。超お買い得の帯揚げや帯締めあたり、密度高い。

友禅作家の南進一郎さんの邸宅。門前では遊墨漫画家 こと奥様の久美子さんが絵を描いていらした。(ほのぼのにやり、、の猫の絵が多くていいのよ)

玄関入ったところの吹き抜け。ここは京都に家を建てるときおおいに参考にさせてもらったりっぱな町家なのだ。とくにこのコーナー、好きだったな。

お仕事中の進一郎さん。まだ京都移住前にここでお願いして付下げを誂えた。中間マージンがないとこんな価格でこんないいものができるのか、とびっくりしたっけ。

あまり糸100円、、、って、これ針通して使ったら数十年もちそうなくらいあるよ(◎-◎;)

いつもは紅茶を飲みにおじゃまする町家紅茶館卯晴さんも出店で紅茶葉を売ってはる。

ここも懐かしい、京都移住前に来たことあったっけ、カフェフォーカルポイントさん。

この織屋建の高い天井、これたまらんわ。昔から大好き。
この日限りの千両ちらしをここでいただく。

店の前で茶席をしつらえているところもあって、一服よばれました。このお姉さんたちが点ててくれたらなおよかったんだけれどね、点てだしだった。
1時間近くウロウロしたあげく、財布と相談しつつゲットしたものは、、、

透ける夏帯の端切れ1000円!
裏にもちゃんと織り糸が通っている。

何に使うかは考え中。光に透かしてもきれいなので、カーテン系がよいか?

そして龍村の名物裂でできた帛紗ばさみとミニがま口、合計1500円。
収穫、収穫(^-^)b
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● COMMENT ●
「拾得」なつかしい〜!私、学生時代「憂歌団」のライブここでみました。
ラガブリコ様
私もジャズかなんかのライブにいきました。
なに聞いたかもう全然おぼえていないけど、当時拾得や磔磔いくのはやりだったよね〜。
なに聞いたかもう全然おぼえていないけど、当時拾得や磔磔いくのはやりだったよね〜。
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