topimage

2017-10

鞍馬の火祭2015 - 2015.10.24 Sat

前に鞍馬の火祭りに行ったのは調べてみたら4年も前のことだった。(記事はこちら)あれは小雨の中だったがみごたえあった。


PA2200013.jpg



今年女子ばかりで久々に見に行く。由岐神社の前には、、、まあなんと警察官いっぱい。前来たときは無粋なKEEP OUTの黄色テープなかったのに(T_T)


PA2200033.jpg



祭礼開始の6時前に着いたので、各家の飾りをみてあるく。松明は氏子の各家がそれぞれ作る。



PA2200043.jpg



鞍馬の山でとれたツツジの枝を板で囲み藤蔓でしばる。



PA2200053.jpg



このちっこいのは子供用の松明だな。由岐神社の氏子は2〜3才くらいのときから祭礼に参加するのだ。



PA2200063.jpg



この幔幕には「脇仲間」と書かれている。「仲間」とは、7つの火祭りを実行する住民組織で七仲間とよばれ脇仲間もそのひとつ。なんと代々世襲制なんだそうな。今の日本にそんなところがまだあるなんて、、、、



PA2200123.jpg



氏子の家では祭礼を祝うごちそうなどが供されているのかな。各家の門口に松明(徳利に似ているのでトックリ松明というらしい)



PA2200143.jpg


お、締め込みの兄さんたちの姿があちこちにちらほら見えてきた。祭の始まりも近い。



PA2200153.jpg



今年の初夏新緑のこの里に来たが、まったくおもむきの違いに感動する。



PA2200163.jpg



この家には小さい担ぎ手もいるようだ。大松明の前にちょこんとちっちゃい松明が。



PA2200183.jpg



おにぎりなど食べつつ祭礼の開始を待つ。鞍馬の山の端に月ものぼる。



PA2200303.jpg


午後6時、祭礼ぶれが街道をまわる。

「神事にまいらっしゃ〜れ〜」


さあ、いよいよ神事の幕開け。


PA2200223.jpg



各家の前の篝にいっせいに火が入る。この火を管理するのは各家の主婦たちだ。



PA2200383.jpg



その昔、西暦940年、御所に祀られていた由岐明神を、時の朱雀天皇は鞍馬にお遷しし、都の北の守りとされた。
その御遷宮の行列は松明、篝火、剣鉾でいろどられ1kmも続いたという。

その記憶をずっとこの深山で、火祭りとして守り続けた鞍馬のひとびと。


PA2200423.jpg



まずは年少組の小さい松明。2歳くらい子がいっちょまえに鉢巻き、肩当て姿なのはとてもかわいい。



PA2200433.jpg



少し大きな小学生ぐらいの松明。藤の蔓をしっかりつかんで。



PA2200453.jpg



子どもたちは派手な襦袢に黒襟をかけたものを羽織る。(これは女性陣も)華やかな色や柄が炎にひるがえるのがとても美しい。



PA2200523.jpg



小さい子でも一人前に


「さいれや さいりょ〜(祭礼や祭礼)」のかけ声。



PA2200573.jpg


さあ、そろそろ締め込みに下がりをつけた青年組の出番だ。



PA2200583.jpg


ここで松明に次々火をつけていく。


PA2200643.jpg


さいれや〜さいりょう〜



PA2200693.jpg



さいれや〜さいりょう〜



PA2200713.jpg



松明はどんどん大きくなる。


PA2200773.jpg



日ごろは普通のお仕事してる人たちだよね。でもこの日一日に鞍馬の男としてのプライドをかける。



PA2200793.jpg



現代において、土地にはつねに人の流出入があると思っていたが、ここの氏子のおかみさんの話では、どの家も誰か一人は外に出ていかずこの集落に残るので、どこの家も代々ずっとここに住んでいる、と。そして新しい人もほとんど入ってこないのだとか。



PA2200833.jpg


奇跡のような現代の隠れ里か。



PA2200893.jpg



祭を仕切るひとたちは裃姿で。



PA2200943.jpg


さいれや、さいりょう〜の声とともに松明が御旅所近くに集まってきた。








PA2201073.jpg



松明が一箇所に集められ、、、



PA2201283.jpg



大人も子供も大小松明を持って由岐神社の方へ。太鼓の音、剣鉾の幟につけられた鈴の音、祭はいよいよクライマックスにむかうようだ。



PA2201303.jpg



行列がでてきた御旅所へ向かう。ここへ23時ごろ、神輿が二基おさまるはずだ。



PA2201323.jpg


見損ねたがここで注連縄切りがおこなわれたらしい。



PA2201403.jpg



由岐神社へ向う。すでに松明が殺到して参道の階段をうめつくす。


PA2201423.jpg



ついでに観客も場所を埋め尽くしているので、背の低い私にはなんにも見えない、、、。かろうじて手を伸ばして写真だけ撮った。



PA2201453.jpg



これぞまさに「火祭り」!
二月堂のお水取りより炎がすごいぞ!火を見て萌えるのは私だけではあるまい。



PA2201543.jpg



そうこうしているうちに人垣のあいまにチラっとみえた階段を駆け下りてきた神輿。まずは鳳凰の載った八所大明神の神輿。後にちらっと鎧武者姿。これがあまり早いスピードで降りないように、うしろで女性陣が綱でひっぱっているそうだ。それが安産祈願になるらしい。(なんにも見えなかったが、、、)



PA2201673.jpg



続いて由岐大明神の宝珠をのせた神輿。篝火もゆれるゆれる、、、



PA2201693.jpg


かくして神輿は氏子中をめぐり御旅所へおもむく。

もっと見たいところだが、叡電にのりそこなうと、さすがに鞍馬からは歩いて帰れないのでそろそろ鞍馬の里からお別れをしよう。
久々に見て、やっぱりぎゅうぎゅうのひとごみにまぎれても行く価値があると、思った次第。



PA2301703.jpg



道でひろった松明のもえさし。もえさし集めるの好きだよな、自分。(お水取りのお松明とか、大文字のもえさしとか、薬師寺修二会のもえさしとか、、、、)(^_^;





関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/555-33b51183
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

風炉のつくろい?と開炉 «  | BLOG TOP |  » 秋晴れのみのりの茶事

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (8)
茶の湯 (212)
茶事(亭主) (24)
茶事(客) (58)
茶会(亭主) (2)
京のグルメ&カフェ (52)
町家ウォッチング (7)
弘道館 (6)
岡崎暮らし (49)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (32)
京都めぐり2017 (26)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (8)
美術館・博物館 (52)
奈良散歩 (19)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (38)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (2)
京都和菓子の会 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
パリ紀行2014 (7)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
古筆 (1)
京都でお遊び (5)
ギャラリー (3)
暮らし (4)
中国茶 (23)
京都の歴史・文化について勉強 (1)
過去ブログ終了について (0)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR