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2017-08

修二会2013・その1〜お松明 - 2013.03.08 Fri

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例年の如く、萬々堂さんの「糊こぼし」にて虫やしない、いざ、出陣!

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「おでかけ?うちらはこれからおやすみ。」(鹿)

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片岡梅林の少し早い梅の林をぬけて、

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1月にみた若草山の山焼の跡をみながら浮雲遊園をつっきって、

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修二会の行法さなかの二月堂へ。

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暮れてゆく奈良市街をはるか見晴らしながら、初夜上堂、お松明を待つ。

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消防士さんもスタンバイOK。
今年は久々に登廊近くの北側に陣を張る。

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暮れてくるとますますお参りの人はふえてくる。

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午後7時、堂童子がかかげる三度の案内の小松明が登廊を駆け上り、駆け下りたあと、

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練行衆をみちびくお松明がゆっくり、ゆっくり、登廊をのぼってくる。

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かくて釣りにうち興じ、実忠和尚の諸神13700余座勧請に遅参せし、若狭国遠敷明神、これをうち悲しみ香水(こうずい)を湧かせて献上せむと約せり。

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たちまち黒と白の鵜、飛び立ちその地に甘泉わきだし、これを石で畳みて井戸となす。
これ若狭井の伝承なり。

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その黒と白の鵜、いまも井戸のある閼伽井屋の屋根にとまりて、これを守れる。

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人々がお松明にみとれているうちにも、練行衆が次々と入堂する際の差懸(さしかけ:はきもの)のトーントーントントントトト、、という音が聞こえる。

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世の人々に代わり、観音菩薩におこなう悔過(けか:罪の懺悔告白)、その功徳により天下泰安、万民豊楽、五穀豊穣を祈る。
火とそのむこうにおられる練行衆にむかい手を合わせる。
日ごろ無宗教なれど。(無神論者ではない)

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10本目のお松明が終わると、お松明の燃えさしをいっせいに拾う。
お堂の下で消火作業にあたるおじさんに「おじさ〜ん、こっちへほうって〜。」
「おじさんぢゃない!」すかさず「おにいさ〜ん!」

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今年も隣近所に配るほど(?!)ゲット。焼けた杉の焦げたよい匂いがあたりを浄化するような気がする。

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二月堂真下、良弁杉のかたわらにある興成社。
修二会の最初と最後に練行衆がお参りされる三社(興成神社・飯道神社・遠敷神社)のうちのひとつ。若狭井の鵜を祀ったお社。

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ついさきほど、灼熱の巨大なお松明がゆらゆらのぼった登廊。

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湯屋(湯殿、調菜・湯の調達を行う場所)を背景に、東大寺のあちこちにはりめぐらされた結界。

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本堂にのぼってみはるかす夜の奈良市街。

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祈りの灯。

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二月堂のシンボル、大きな瓜灯籠。

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二月堂茶所にて、お茶をいただき、

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お堂を後に、暗い道を宿へ帰り、

一休みして、また夜に再出陣(?!)に備ふ。


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● COMMENT ●

しぇる様
寒い中、奈良まで来られて、お疲れ様でした。
私の拙宅は、二月堂まで近鉄奈良駅まで12分ほどのところにあり、以前は修二会中に
深夜一時から二時頃に車でも、何度か練行衆の行を観に出かけたことがあります。
この時間でも、熱心な信者さんが回廊の房で行を見守っておられました。
クライマックスのお水取りは12日の深夜から13日にかけて行われるのですが、
この後、14日までお松明の行事は行われる事を御存じない方が案外多いですね。
この行事が満して、寒い日々もありますが、漸く春の到来を迎える自覚が出来るようです。

narahimuro 様

そんなところに私が住んでいたら、毎日でも夜中でもでかけてしまいますわ〜!
今は行ける日程は選択の余地がない状態なので、毎年おなじような行を見ています。韃靼とか、過去帳読み上げとか、ほんとうは聴聞したいのですがね。
修二会も1200年以上、かわらないということは尊いことだと思います。私も毎年いけることがありがたいことだと思っています。


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