topimage

2017-07

うつろふ時の茶会〜二人展・YDSギャラリー - 2015.11.20 Fri

新町二条上ルギャラリーYDSさん。(最近京都景観賞を受賞された)


PB1500223.jpg



もともと高橋徳という手描き友禅の工房で現在も現役だが、当代になって1Fをギャラリーとして活用されている。私が愛用しているところの市川孝さんの作品をはじめ、いろいろな若手の作家さんの作品が拝見できるし、そのテイストがもろに好みのツボにはまるのだ。

今回、陶芸家・山本 順子さんとガラス作家 十川 賀菜子さんの二人展〜うつろひ〜と、彼女たちの作品をふんだんにつかったミニ茶会へ。ご亭主はお二人の作家さんとゆかりの東京からこられた武者小路千家の先生。



PB1500013.jpg


ギャラリーの中庭には、、、、、光の雨がふっていた。



PB1500083.jpg



この雨だれのようなオブジェは十川さんの作品。



PB1500053.jpg



雨上がりの光にてらされて輝く様は実にきれいだ。目で見ている方が美しく、写真だとどうもその美しさがすべて伝えられないのがもどかしい。

そういえば昨日の茶会のテーマが「うつろふ光」だった。今日のテーマは「うつろふ時」、まさにこのガラスの雨の光が、時が移ろうことによってかわっていく太陽の光とともに姿をかえていく様をあらわしてるような。



PB1500093.jpg



昨日は雨降る中庭で茶会をされたらしい。今日はカウンターの席で。まずはオリジナルのお干菓子。関東の個人でつくられている方のもので武者小路の先生がご準備されたもの。バラの花びら入りの干琥珀、葡萄系の香りの爽やかな市松模様の擦り琥珀。どちらもとてもおいしい。お皿はもちろん山本さんの作品・鳳凰。時空を自由に行き来できるものの象徴として「鳳凰」が思い浮かんだのだそうだ。



PB1500113.jpg



私はカウンターの上のスクエアな風炉と釜がとても気になる。
お話しのお上手な先生の語り、お二人の作家さんの作品作りへの思いなどうかがいながらお茶をひとりひとり点てていただく。贅沢なひとときだ。

お二人とも海外での活躍が多く、どちらかといえば大きな作品を作るのがお得意なのだそう。和服をお召しで楚々とされているのに、体力を要する大型作品を作られるなんて想像しがたい。



PB1500123.jpg



同じく山本さんの鳳凰シリーズのお茶碗で一服いただく。十川さんの玉(ぎょく)のようなガラスのお茶碗もすてきだった。ちなみにこのお茶、色が少し白っぽくみえません?泡のないところを見るとよくわかるのだが本当に普通の抹茶より白いのだ。



PB1500153.jpg



これは私も愛用している福岡・八女の星野製茶さんが市場にやっと供給できるようになった「白茶」(ただしまだまだ稀少)。粉の段階でもずいぶん白い。
白茶とは中国茶でいう白茶とは全く関係なく、茶の木が突然変異をおこして葉が黄緑色になったもので、遮光を要せず味は玉露に近い、という貴重なお茶。写真を見たらほんとうに茶葉が黄金色。

利休以前は白茶、織部は青茶(=灰汁で色をつけたらしい)を愛用した、というのを思い出したが、その白茶ともまたちがうよ。


ちなみにこの薄器も十川さんのガラスで側面は木の葉の型押し、蓋はこんもり雪を盛ったようなきらきら。抹茶がはいると木の葉がほんのり緑に色づいてすてき。



PB1500173.jpg



最後にどうしても気になったスクエアの風炉の中を見せてもらった。なるほど〜。この時は電熱ながら、炭も使えるYDS特注品なんだそうな。モダンな茶室に合いそうなスタイリッシュな風炉釜だこと!



PB1500213.jpg



楽しい茶会のあとはおふたりの作品をじっくり楽しみ、ちょっといいものをお持ち帰り(^-^)v
このギャラリー、ほんま楽しいわ♪



<おまけ>

真如堂の紅葉



PB1300523.jpg


PB1300583.jpg


PB1300543.jpg



関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/568-92bfff57
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

(他人ちで)火鉢用の藁灰を作る «  | BLOG TOP |  » まちのだいどこ、うちのだいどこ〜洛中洛外風散歩ワークショップ

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (7)
茶の湯 (205)
茶事(亭主) (24)
茶事(客) (57)
京のグルメ&カフェ (51)
町家ウォッチング (7)
弘道館 (6)
岡崎暮らし (48)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (31)
京都めぐり2017 (19)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (8)
美術館・博物館 (47)
奈良散歩 (18)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (36)
祗園祭2017 (16)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (2)
京都和菓子の会 (3)
パリ紀行2014 (7)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
京都でお遊び (5)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
古筆 (1)
ノルウェー紀行2016 (4)
ギャラリー (3)
中国茶 (22)
暮らし (4)
京都の歴史・文化について勉強 (1)
過去ブログ終了について (0)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR