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2017-11

(他人ちで)火鉢用の藁灰を作る - 2015.11.22 Sun

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お茶友のGさんから今年採れた稲藁をたくさんいただいた。彼女は風炉の藁灰の名手なのだ。(残念ながらまだ彼女の茶会に10月行ったことがないが、行った人の話ではすごくきれいなんだそうだ。)

裏千家では(他の流派も?)名残の10月に、鉄のやつれ風炉に灰型を作り、そのうえにきれいに一本ずつ藁灰をのせたのがなによりのご馳走なのだ。ならべるのもピンセットで一本一本だし、なによりそのきれいな管状の藁灰を作るのがたいへんそう。

藁を塩水につけておいてから焙烙で密閉して数時間焼く、、、とか、話にはきくけれど。いきなりその藁灰はハードルたかすぎるので、まずは火鉢用の藁灰作りに挑戦しよう。

しかし、盛大に煙をあげるとここらへん、住宅地でちょっとなあ、、、と思っていたら、もっとヤバイ状況の(連棟式町家暮らし)同志が洛北の某所でいっしょにやらへんか?と声をかけてくれた。



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で、車で他人の家に道具持ってのりつけ、その庭で盛大に(?)藁灰作り。しかもその家のあるじは留守、、、なのに(^_^; (もちろん許可もらってる)勝手知ったる他人の家、、、、ここはまわりは竹林だったりするので、大丈夫かな、、と。

私はかつて廃油石鹸つくるのに使っていたミニドラム缶を用意した。小さな藁束を作って投入、火をつけたが、、、


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ここまで燃えるのにかなり苦労した。なかなか藁灰って火がひろがらない。昔こんなんで付け火(放火)しようとしてもうまくいかんかったんじゃなかろうか。ふわっと燃えたところでさっと水をかける。



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なんとか、できたがうまくいったのはこの最初の1回目だけであった。なかなか火が燃えうつらない、燃えたら欲をかいて全部燃やそうとして粉々、水のかけすぎで粉々がボロボロになって黒い粘土みたいになる、、、、。こりゃあかんわ、、、と思いつつ同志を見ると、、、



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藁灰作りをもうなんども見て、経験しているらしく手際よい。昨年は自宅の庭でやったため、近所のひとが騒ぎ出して断念、生焼けの藁灰になったリベンジをここでするのだとか。

鍋とか、金だらいみたいなのがよさそうだ。



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火がついたら真ん中をへこまして端っこを上にあげると端まで燃え広がりやすい。ただし全部燃やそうとせず無理ないところで水を少量かける。お〜、、いい藁灰ができとるわ〜。



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持って帰る過程で灰がつぶれるので、彼は火鉢も持ち込み。ここで入れる。ええ感じの藁灰や〜。で、少しおすそわけしてもらった。たすかる〜。私は大きなプラボックスに入れてうちにもってかえって火鉢にいれよう。



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一仕事終了したあとは(他人ちの)縁側で(勝手知ったる台所から茶碗などかりて^_^;←ええのか?それ)持参の鯖寿司をいただく。仕事のあとのご飯はうまいのう。しかも今の日本では絶滅危惧種の「縁側」っちゅうところがええわ。

煙たてても文句でなかったし。ただし体中燻されて服も髪の毛も一日中焦げ臭かった。でもきらいな匂いじゃない。

昔の人はこうやって火をあつかうのはなんでもない日常茶飯だっただろうけれど、電気生活にどっぷりひたった現代人にはこうして火をあつかうのはけっこう特別な作業。炉の季節は炉の中で赤々と熾る炭火をみるのが楽しみだし、今回も燃える藁に萌え〜、、、なんつって。まあ、火の用心だけはしましょうね。



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帰って火鉢にいれてみた。イメージ的にはもっとふわっとしてるんだが、、、、。生焼け部分が多い若干イメージと違う藁灰に(^_^; 。まあ、努力はくんでくだされ。
しかし、火鉢の藁灰でこれなら、風炉の藁灰はまだまだ遠い目標だわ。


<来年への反省点>(いただいた藁はまだまだたっぷりあるので、来年再チャレンジ!)

*藁は先の方は切って、ある程度扱いやすい長さにそろえておく。
*間口のおおきい金だらいを用意。
*チャッカマンはなかなかつきにくいので、もっと強力な火があれば。(バーナーはやりすぎか?)
*かける水は少なめ。
*下に敷く100均のビニールシート。(そのまま捨てられる)



さて、ほんとうに火が恋しい季節にいよいよなった。



<おまけ>

近くだったので大徳寺の高桐院の紅葉の写真おいときます。まだちょっと早い。今年は昼間あたたかなので、もう少し待ってもいま一つきれいじゃないかもしれない。



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ついでに今宮さんにも(今宮神社)。ここにきたらやっぱりあぶり餅。いち和とかざりや、いつもどちらにしようか迷うけど今日はいち和さん。


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いち和からかざりやをみたところ。


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これが大好きでね。





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