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2017-05

茶をこよなく愛する茶人さんたちの楽しいおもしろい茶会〜その1から4まで - 2015.12.11 Fri

お茶への情熱と独創性にあふれ、考え方も人とのつながりもやわらかいお茶友さんの楽しいおもしろいお茶会に行ってきた。心が楽しくなる。道具がなければないで、私では思いつかないような工夫で見せてくれる。だから刺激を受けにその茶会に今日も行く。


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ひとつめは五条大橋の近くのギャラリーMOTTAINAIクラフトあまたで季節毎にひらかれる小さな茶会。今日は年納めの茶会らしい。



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見よ!この七輪の瓶掛けを!蕗の葉の蓋の水指に棕櫚の葉でこしらえた柄杓。
プレゼントを包む白い布の赤いリボンをほどけば盆点てセットがでてきて、Mちゃんのお点前はこれらの道具を自由自在に自然に使いこなしていく。

室礼も年末大掃除の箒やら、早朝の下鴨神社糺の森で集めてきた落ち葉やら。若い女性の和菓子職人のYちゃんのお菓子は富有柿をふんだんに使ったまあるい生菓子に、松葉の形のそばぼうろ。そば粉のブレンドを研究するために、そばアレルギーがでるほどがんばった成果か、市販のそばぼうろよりはるかに香ばしくておいしい。丸い日輪の生菓子と松葉の三日月型で「明」。明ける年もいい年でありますように。

最後にくるくる巻いた奉書に客がそれぞれ今年一年をふりかえった文字を筆で書いていく。いろいろな文字が綴られていく。この一年、無事にまるくおさまって一周、また来年へとぎれなく続いていくようにと、円相を書いた。



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その次はこのごろちょくちょくお邪魔しているギャラリーYDSさん。
ガラス瓶のなかに小さなコスモス(マイクロビオトープという感じか)を作るRe:planterさんと(人間国宝・清水卯一のお孫さんの)清水志郎さんの二人展。

いつもは広い縁台のある中庭がえらいことになってた。ここで窯炊きパフォーマンスもあるらしい。



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手入れすれば水だけで生き延びる苔や植物のマイクロコスモス。なんと中には小さいミミズもはいっているそうな。



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その添釜というか作品を使っての茶会の日替わり亭主、本日はTT舎のD君。茶室の襖を開けたら、、、、

野点している利休さんがいた!!

畳を上げてRe:planterさんがこしらえた苔の畳もビックリ。これで1週間くらいはもつのだそうだ。いや、やわらかくてつい手でなでなでしてしまう苔の感触。
すり鉢を見立てた風炉には炭がはいり、竹で自作した三脚につるした釣り釜、そしてお菓子はその場で七輪で焼いてくれた焼き蜜柑!甘くてあたたかくておいしかった。



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ところかわって某所で毎月同じ日にすてきなお庭で釜をかけているTさんの不思議空間茶会。駅からあるいて路地にはいると小さな灯りが道筋を示してくれる。



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暗い道をとおりぬけると蝋燭に照らされた一画があらわれる。昭和30年代にモダンだった懐かしいおうちのお庭で今日もミニ茶会。



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秋の初めによせてもらったときはまだ屋外が心地良かったが、さすがにそろそろ寒くなってきた。でもお庭にクロスを敷いて、火鉢に火もいれてもらってお茶をよばれる。あったかいなあ。亭主のお人柄そのままで。



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お茶のあとはこの家のあるじのご厚意で軽食がふるまわれる。フランス料理がお得意でおいしくちょうだいする。この青竹の箸は亭主が某鴨茶人(?!)の御指導の下、竹の切り出しからして手作りしたものだとか。



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せんだって某所でおこなわれた御茶Barでふるまわれた抹茶ビールを再現してもらう。あわだてた抹茶に各種ビールをそそいで泡泡で飲む。これがけっこう衝撃のおいしさ、飲みやすさ!一番人気は黒ビールベースであった。これ、家でもやってみよう。だまされたと思っておためしを。



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あるじの猫とたわむれ、お酒も入りしずかに蝋燭の火の下でのおしゃべりはつきることがない。
ちなみにこの花入はその某鴨茶人作。



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さいごに再びギャラリーYDS。
この日の亭主は毎月満月の夜に鴨茶(鴨川で茶会)しているFちゃん。(花入れ作った鴨茶人とは別だよ。茶友同志だけど)



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苔の絨毯の舞台は同じながらこちらは煎茶道、また雰囲気がかわる。某流派の適々のお茶、茶碗の底の数滴にお茶の葉のエッセンスがぎゅ〜っと濃縮している。目を閉じて舌と鼻腔であじわう。(←煎茶は3ヶ月だけ習って挫折した、、、)う〜ん、これぞTheお茶の味。(抹茶よりもはるかに)



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胡麻をはじめ種々の種からできたお菓子は彼女が和菓子青洋(青木洋子さん)さんで誂えてもらったもの。煎茶によくあう。煎茶ではお茶のあとにお菓子を食べる。この流派では最後にお湯を一服いただく。これがまたおいしくて。



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苔の上があまりに気持ちよさそうだったので、ちょっと亭主席にすわらせてもらった。お茶はいれてるマネだけ(^_^;
苔がふくむ湿り気をほのかに感じる場所であった。ここでお茶たてたら、確かに気持ちよいだろうな。



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ここのギャラリーのウェイティングルームになっているコーナーでは抹茶がふるまわれていたが、お湯をわかしている釜がなんと、、、土鍋〜!


どんな場所でも、道具が無くてもお茶は楽しめるんだ。ほんとに。



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● COMMENT ●

いつも、楽しみに読んでいます

この頃、お茶の稽古、つまらなくなっていましたが、また、がんばろうと、力をもらいました。トーハクの茶室の本、読んでいます。

いなかのおばさん様

ほんとうにこういう茶会に行くと元気とやる気がでますね。


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