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2017-07

年の瀬怒濤のしあわせな日々 - 2015.12.30 Wed

今年一年は今まで以上にたくさんのご縁をいただいた。キーワードは主に茶の湯である。人生いろいろ落ち込むこともあるが、このご縁のいくつかで怒濤の三連チャン忘年会におまねきいただき、気分は一気に浮上。よき新年をむかえられそうだ。だから、今日は内輪の話になるが、お招きいただいた、あるいは同じ時間をシェアした方々に感謝の気持ちをこめて。


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まずは終い天神の露店でお薄と上生をいただいたでしょう(^-^)

そして同日、このバカウマ雉鍋をつつきながら「唐津の海におぼれる」しあわせ。洛中某所にて古陶磁研究会(?!)の記念すべき第1回目のテーマは唐津。”どうかしている”唐津コレクターのお茶人さん(実は唐津のみにあらず、、、、らしい)の蔵から垂涎の唐津、唐津、唐津、、、、なでまわし挙げ句の果てにそれぞれが好みの逸品で一服二服。もちろん(一応)研究会なのでむつかしい唐津の分類や、唐津の土の最近新たにわかった組成の知見のことなども勉強させていただいた。ようこんな会へお宝をご持参下された所蔵主さん、こんな会を強引にひらいてくださった会長(?)さま、ご一緒していただいた方々に感謝。



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翌日は紫野某所にて忘年会、若い世代のユニークで才能あふれた方々と、そのおもしろいトークをききながら鍋を。自分があの年代には一体何をしてただろうか、とふと思ってしまう。いや、一生懸命であったのは断言できるけれど、けっこう孤独な戦いだったから。あんなふうに酒をくみかわし議論・雑談のできる友人はほぼいなかったのでうらやましい。

後ろ髪引かれつつ、中座して下鴨K美術さんの忘年会へ。

なんとなんと懐かしい、四条京阪前のロシア料理キエフが会場とな!学生時代からわりとよく行ってたんだ、ここ。加藤登紀子さんのお父上の店だった。(現在は兄上様がされている)



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そしてですね〜、ピロシキ、このパンをかぶせたスープ、ボルシチから最後のバラのジャムのロシアンティーまで、メニューが当時のまま!!もうウン十年も前から。変わらないことがうれしいこともあるんだ。



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(これがロシアンティーなるものを知ることになる最初であった)



集った方々は多岐にわたるアーティスト系で、みんな店主のKさんのご人徳(+企画)に惹かれて集っている。さらに異種アートが出会って化学反応を起こしてより高い次元になる瞬間を目撃してしまった。私のようになんのアーティスティックな才能のない者がまじっていいのかしらと思いつつも、同席させていただいたことに深く感謝。これも身に余る幸せでございました。



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さらに翌日、まずは超お気に入りの好日居さんへ年末の挨拶かたがた、チェコから来たお茶と陶芸と自然を愛してやまないマルティンさんのお茶会へ。
煎れてもらったのは中国茶。ご自分の作られた器で何杯もいれていただく。1対1だったのでお話しはゆっくりできた。彼の人柄にひかれてあちこちの茶席に来る人は多い。あんなにていねいにお茶を自分だけのために煎れてくれたら、だれでもしあわせな気持ちになるではないか。最後に茶筅で泡立ててだしてくれたのが粉末プーアル茶という珍品。いや、漢方薬みたいな苦みとすっとする後味、さらにほのかに甘み。おいしかった。



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その足で前日と同じ紫野某所、ただしお隣さん。向切のお茶室で庵主のお点前でお茶を一服。そのあと今年はじめて畑で蕎麦の収穫をした、という若い女性のつくる蕎麦をいただく。まずはそば粉を販売することからはじめるそうだ。よき年越し蕎麦になった。



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蕎麦の後はまたお隣の紫野某所、あやしい雰囲気の宴会は実は誕生会。ヒロインのご要望でドレスコードは「お面」。みんなそれぞれ思い思いにお面を。なかには怪しすぎるやろ、それ、ヤバイやろ、それ、、、というお面もあって腹をかかえて笑った。秀逸は雅楽をやっている人の安摩(あま)の面(こちら)。「陰陽師」の世界だわ。ちなみに私はここの夏祭りの時に買ったお多福のお面を。



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大量のおでんは今日誕生日のヒロインが自分でつくらはった。夕べから仕込んでたらしく味がしゅんでとてもおいしい。つぎつぎとお酒をもって訪れてくる人たちは年齢も職業もさまざま。初めましての人も多かったのに、こんなに楽しくお酒を飲んで心から笑ったのは久しぶりのような。



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ここもまた後ろ髪引かれつつ、中座してご近所のお蕎麦の権太呂さんで恒例の年末寄席に。ずいぶん昔からやってはるのは知っていたが行くのは初めて。これもお茶つながりの方のご縁で。

権太呂の社長のしろうと手品の前座からはじまって桂しん吉さん、そして米團治師匠のお話。このころにはすっかりお酒も回っていたので、ちと記憶がとんでいるが(スミマセン、師匠)おもしろくてまたまた大笑いしたのは確かですよ。



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怒濤の楽しく幸せな三日間を終えれば新年は目前に。な〜んの準備もできていないけれど根引松とお飾りだけは準備した。あとは孫という名の破壊神が降臨したのでもう、家の中、カオスです。このまま新しい年に突入します。


年末に出会えた人たちだけでなく、今年縁あって出会うことができた方々、以前よりおひきたてお世話くださる方々へも深く感謝しつつ、来年もこのすべてのご縁を大切に。さらにご縁ができてよかった、と思ってもらえるような自分をめざさなければと思う。老け込んではいられない。

などと年末諸感をつぶやきつつ、、、

みなさまどうぞよい新年をおむかえください。



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