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2017-07

社中で茶飯釜の茶事 - 2013.03.15 Fri

先日某寺院での月釜、先生がご奉仕され、私たちは水屋お手伝い。その慰労ということで、数日間にわけて茶飯釜の茶事に社中をお招き下さいました。月釜の後片付けもおわらないことと心配申し上げつつも、なんだかウキウキうれしいです。ありがたいです。

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茶飯釜の粥茶事を先月じない町の峯風庵さんのところでしたばかりなので、全体の流れはだいたい把握。

席中で、同じ釜で飯も炊けば、茶も点てる、というわびた茶事なのでフォーマルなルールはありません。和気藹々と月釜をふりかえりながら、なじみのお社中の方々と時をともにするのにぴったり。

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堂庫のかわりに旅箪笥のなかに、しゃもじや火吹き竹、信玄袋にはいった米、飯椀などおさめられていて、なるほどこういう使い方もできるのねと感心。
いつもより多目についだ炭に、かわるがわる火吹きで酸素をおくりこみ火を熾します。お若い方は火吹き竹、「はじめて見た!」と。(私はぎりぎり?知っている世代です^_^;)

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お米のたける香りもまた楽しむので、お香はたきません。
赤子泣いても蓋とるな。
たけるまでのしばしの時間、先輩がなんと短冊と筆ペンをそれぞれに用意してお持ちになっていました。

え?

ここで歌を作れ、と?
なんて、みやび、、、なんて言ってる場合ではなくて、ない歌心をしぼって、みなさん苦闘。
苦悶の末、駄歌をしたためましたが、今度は筆の字がひどすぎ〜、、、(>_< )


この日はとても火がうまくおこって、この連日の茶事ではじめておこげができたそうです。(もちろんこのおこげは湯斗の焦がしになりました)
懐石も先生の心づくし、あちこちからいろいろな食材も取り寄せてくださったそうで、とてもおいしくいただく。

後座は、席入りすると空の花入がかけてあったので、花所望だな、と。花をたくさんお持ち下さった方がおられたそうで、お稽古ではやったことがあるものの、茶事の中でこういうふうにさりげなくとりいれられるのか、と理解できました。
そうそう、茶杓荘りも茶事のなかでみせていただきました。

こういう茶事ができるようになるにはあと何年かかるのだろう、というか寿命がつきるまでにできるのかしら???と思いましてゴザイマス。(^_^;

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当日の着物は、鮫小紋に松葉の江戸小紋・桜鼠、帯は橘。
一応左近の桜、右近の橘、お雛様にちなんでみたんですけど〜σ( ̄∇ ̄;)




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● COMMENT ●

茶飯釜ですね。私も今日ちょうど本を借りて読んでいたところでしたよ。
お茶はやはり茶事ですね。
七事式での花寄せや回り花 小習いとのコラボなどさすがです!
こうやって幅広くやっておくとどんなときにも対応ですますね。
私は書も歌もだめで 大変です。

着物もこうやって組み合わせるのね。と勉強させていただきありがとうございます。楽しいですねえ。

左近の桜、右近の橘は全国共通だと先日教わりました。
男雛・女雛の位置は関東関西で逆なんですね。
能の烏帽子はかぶっている人から見て左に傾いているのは源氏、右に傾いているのは平家なんですって。
なんのこっちゃわかりませんが右左ネタでした。

お歌のお披露目は??
花咲の先生の月釜などの慰労会は、お茶事ではなく、「宴会」でしたが・・・・(笑)さらっと数日間、お茶事をされるなんて、さすがしぇるさんの先生ですねぇ

 花咲の幼い頃は、ひーばーちゃんが早朝4時ぐらいから「おくどさん」で藁や木屑(建具屋だったので)で大きな釜でご飯を炊いていました。火吹き竹(うろ覚えながら・・・(うそです(笑))知ってます。
(先日、5歳ほどしか離れていない方に「からけし」って言って通じなかったんですが・・・私語ですがねぇ)

すみません。変換ミスですv-40「私語」→「死語」でよろしくv-237

ひいらぎ様

着物の組み合わせはこじつけです。
お茶事の道具組も、ある意味こじつけみたいなもので、ぴったりはまるとうれしいですよね。
考えるのも頭の体操、教養も磨かなくては。

relax様

本来、内裏の紫宸殿前庭に植えられた左近の桜、右近の橘がモデルなので、全国共通だと思います。内裏でいくと、陰陽五行で左の方が陽、右が陰なので、左(むかって右)が男雛、右が女雛、が正しいのですが、明治天皇が西洋の慣例にあわせて反対側に立ったところから、お雛様の立ち位置に混乱がおきたようです。私は、内裏派(?)なので、向かって右に男雛を飾ります。

花咲おばさん様

からけし、私もしりませ〜ん^_^;
私語、、でなくて死語というより先に地方限定ですよ。たぶん関西だけ。

洛中のあのあたりなら、おくどさんもあっただろうし、ばあちゃん、かあちゃんが火吹き使ってたのもむべなるかな。うちも田舎でしたが(田舎だから?)ばあちゃん、かあちゃんがかまどでご飯炊いていた記憶あります。こういう博物館入りみたいなツールがするっとでてくるあたり、(炭をおこすのもね)茶の湯はおもしろい!

追加

駄歌は一度書き込みましたが消しました。
あまりにオソマツなんで〜(; ̄ー ̄川

 御歌、残念です。
 「からけし」・・・おくどさんで焼け残った薪なんかを壺に残こして、火種として使ってたんですけどね。
こういうことよくあるんです。当然共通語だと思ってた言葉が「京言葉」だったり「関西弁」だったり・・・じゃ、それらを共通語に訳すと・・・・なかなかぴったりする言葉がなかったり・・・言い換えられなかったりで・・・・

花咲おばさん様

いちおう関西弁ネイティブの子供らには、「なおす、ほかす」はよそじゃ通じないから、と言い聞かせておりました。(^_^;
さすがにからけしは、二重の意味で使うことなかったわね。


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