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2017-06

修二会2016・その2〜朝の二月堂 - 2016.03.13 Sun

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翌朝の奈良公園である。



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昨深夜に通った暗かった二月堂参道も朝はこんなに明るい。



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二月堂周辺の塔頭や、練行衆をだしている坊には、修二会に先立って境内を清浄な結界内とするために、丸い輪注連がかかる。



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さて、一夜明けた朝の二月堂。
12時からの食堂作法、13時からの日中の法会までまだだいぶん間がある。練行衆たちはまだ参籠所でひとときのくつろぎタイムであろう。



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12日深夜、香水をくみあげる若狭井もいまは榊で清められ静かに時をまっているようだ。



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若狭井の前では使われなかったあまった松明用の奉納された竹を運び出していた。あまっているなら一つくらいほしいものだが、持って帰るすべもないし。



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松明の根っこの方は花入れに加工されるのだそうな。たぶん東大寺のえらいお坊さんの花押かなんかがはいるのだろうな。これもひとつほしいなあ、、、(後日ほんまにこの花入れ、あるお茶席で拝見しました。二重切で二月堂の焼き印と館長さんの朱書が入ってましたわ)



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松明は近畿周辺のいくつかの調進講の人たちが毎年奉納している。松明をしばる藤蔓など一年かけて集められる物もある。東大寺だけでなく、たくさんの人たちの裏仕事によって修二会はなりたっているのだ。



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食堂にはこの日の夜につかわれる松明が、それを担ぐ堂童子みずからの手によって作られている。ここは食堂作法のあと、生飯投げがおこなわれるところ。今年は予定がつまってそこまで見られなかったが。



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松明はこんな鉄の釘のような楔で固定されているんだな。12日の籠松明は70kg、それ以外は40kg、この根っこで重さのバランスをとるのだそうだ。



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境内のあちこちで見る注連縄の結界。



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左手が食堂の入り口。向かいが食事調達の湯屋。練行衆の食事は一日1回だが、数年前から江戸懐石の近茶流の若が料理指導しだして、栄養も味もすごくよくなったという話だ。出入りする童子さんも毎年見ているうちになんとなく顔を覚えた方もいる。



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参籠所のなかをちらっとのぞいてみる。



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東の参籠所入り口からは練行衆のお姿が。法会も半ばをすぎ、激しい修法を物語る紙子の破れ。



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これが松明が登ってくる階段。



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二月堂脇にある茶所。いつもはお茶をよばれるだけだが、大松明・お水取りの12日にはここが簡易食堂に早変わりするのは昨年初めて知った!!(何年も行っているのにね)



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その上に若狭の遠敷神社の二月堂支所(?)。勧請したのに遅参した神様ですよ。おかげで香水を若狭から送る約束をしたのですがね。




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二月堂きざはしのぐりぐり。ここにあのお松明をのせるのでこんな具合に。



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今日は奈良市街の見晴らしがよい。(杉花粉もさぞや飛んでいることだろう、、、、)



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法会はまだ始まらないが、お堂の中をのぞいてみると内陣は戸で閉ざされ、外陣に差懸がきちんと並べられていたのが印象的。



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お堂からおりて、ふたたび湯屋の横、仏餉屋(調理所:重文)の横には籠松明がスタンバイ。



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北の参道から道をくだれば、松明調進講の人たちの姿も。



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早春の大和、この季節は最高だ。(花粉さえなければ、、、、、)




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● COMMENT ●

いつも楽しく読ませていただいております。
今年も無事に満行下堂されたようです。奈良にも春がやってまいります。
さて、塔頭に上がっております輪〆、錬行衆になられて籠られます塔頭の結界です。
堂童子として籠られます市中のお宅にも上がります。入江先生のお宅の近くでも見られると思いますので、また探して見られてください。

奈良暦様

とうとう東大寺修二会もおわりましたね。
次は薬師寺の花会式だ〜っ!!

、、、、というのはおいといて、東大寺の中でも名家の北河原様とこの若が今年練行衆デビューされたよし、そちらの坊の輪注連を感慨深く眺めておりました。


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