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2017-07

白川「酔」舟茶会 - 2016.05.13 Fri

我が家から近く、国立近代美術館の裏から南の白川べり。




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季節毎にここちよい美しい道です。



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ここを少し南にいくとかつて竹中製麦所(大麦の製麦)とその水車があった竹中庵があります。(右手)このあたりは昭和初めのころまで、白川の水力を利用した小さな工場が並んでいた場所なんだそうです。今からは想像できませんね。




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この竹中庵ではいままで白川あかり茶会などで茶友さんが席をもったところなので、何回かおじゃましていますが、今回ご縁あって使わせてもらうことになりました。
(今後このお家は文化的なイベントなどにもっと貸し出しされたいとのことです。)


さて、今回の茶会の首謀者(?)・いちご亭師匠の御指導の下、奥方(懐石担当)、竹中庵との顔つなぎもしてくれた水屋・裏方担当の藪内の茶道男子、それに私で3席合計28名のお客さまを迎え撃つことになりました。

竹中庵、目の前は白川ゆえ、白川で舟に乗り、ほろ酔いかげんで茶を飲み音曲を楽しむ旦那衆になっていただこうと、強力助っ人を要請。



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懐石で、お酒もでまわっている間のBGMとして力強い津軽三味線を披露してくれたF子ちゃん。(ロックギターに通じるものがあり、めちゃかっこよかった。)



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そして会の格調を高めてくれました、鳳凰の鳴き声といわれる笙を奏でてくれたM師。(ひととき極楽浄土の妙なる調べを聞きました)


本邦初の(いや、たぶん世界でここだけ)津軽三味線と笙のコラボセッションでございます\(^O^)/



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懐石は、、、あまりにめまぐるしい忙しさゆえ、写真が、、、、写真がありませぬ。かろうじて八寸だけ。お精進でお客さまに運びながらもちょいちょい味見>^_^<
茶道検定に出た「引重」なるものを使うのを初めて見ました。(上の段に香物、下の段に焼物)

向付は胡麻豆腐、汁はよもぎ麩、煮物は森嘉さんのひろうす(*^^)v、焼物は賀茂茄子の田楽、八寸は根昆布に松茸佃煮。

ご飯も大きな土鍋で3席ともそれぞれ一から炊きます。湯斗のこがしもこれでつくる、まあ、なんと奥方といちご亭師匠、藪内茶道男子の手際のよさ!!懐石裏方の勉強をたっぷりさせていただきました。

その間師匠は二階の茶席(濃茶席・薄茶席)の炭やお湯の管理までいつのまにかすませてくれているって、いくら年季が違うとはいえすごすぎるよ〜(ちなみに師匠は私よりはるかにお若いのだけれど)


お初にお目にかかる方、ご遠方から来られた方、時々いっしょに宴会?してるお若い人たち、皆様、呼びかけに応じてきてくださったありがたいお客さま方。
懐石の一献の時に盃でなく煮物椀の蓋をさしだし、そのお酒を飲み干した特に若い女子s!!いや!たのもしい!!日本の未来は明るいぞ!!



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今回主菓子はやっと念願かなって御菓子丸さんに依頼。
白川酔舟のイメージで、とお伝えしただけでこんな美しいお菓子を作って下さった。

舟板に(某所で採取した)柳の枝(+ヤブミョウガの葉)のうえにお菓子を盛る。白川ぞいに柳がゆれ、白川に舟をうかべ、水は流れる、、、そんなイメージで。



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銘を「白水」とつけていただきました。


懐石の後は笙のお送りの調べで二階のまずは濃茶席へ。



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こちらが私担当の濃茶席ですが、これはまだ前日の準備段階の写真。窓も遮光して四畳半を閉塞的な空間にしてみました。



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床の間がないので、あれこれ考えて、即席床の位置からして風炉の逆勝手とすることにしました。初風炉からいきなり逆勝手、けっこうおもしろかったけど、その後のお稽古での本勝手点前があれあれ??って感じで、、、^_^;



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李朝の染付に姫百合、姫リョウブ、前日の菖蒲湯の名残の(^_^;葉菖蒲。


締め切って電気を消すと、、、、



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昼なお暗い茶席になりました。



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これはお客さまからいただいた写真。
第3席になるとほんとうに夜のとばりがおりて、主客とも燈火に意識が凝縮されるよい空間になったと思います。

まあ、お客さまとの会話が最初はわれながらたどたどしくて、反省しきり。席を重ねるたびにましになったとは思いますが、その点いちご亭師匠の懐石中や席中の会話がほんまの落語家そこのけの巧みさで何回舌をまきましたやら。あのように当意即妙の茶席ばなしができるようになりたいものだわ。


(そうか、八寸の時こそお客さまひとりひとりとじっくり会話をせねばならないのね。いままで時間を気にして駆け足でお酒だけついでたわ。今度からそうするようがんばろ〜)




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濃茶席がおわったあとは向かいの薄茶席へ。
閉塞感からぱあ〜っと白川がみわたせる開放感あふれる席です。思わずお客さまから歓声が。




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窓から下をみると前栽に大山蓮華の大木。塀の向こうはすぐ白川が流れます。川の向こうの緑の木は桜の木で、桜の花の季節にはほんとうに美しい景色になります。



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(薄茶席のお菓子。酒粕の干琥珀がめちゃおいしい!)


いちご亭師匠担当の薄茶席は遊び心いっぱい、そして落語への愛があふれた席でした。

お道具も、一目見たら「まあ!!」と思わず笑顔になってしまうようなもの、ええ〜\(◎o◎)/!と驚くような型破りな物、端整な襟を正したくなるような物、いろいろ多彩でお客さまもお楽しみの様子、さすが真打ち(?!)でございます。

さらにおひとりおひとりのお客さまとかわす師匠の楽しげな会話をお運びをしながら聞いて勉強勉強。



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最後の席には薄茶席も夜に沈みました。白川もほんのり夜景、もうすぐここにも蛍が飛ぶはず。

お客さまのお見送りは津軽三味線の「花笠音頭」で。(この曲、楽しくていまだに頭の中をぐるぐる回ってます)


3席無事終了し、片付けが終わるともう22時を越えていました。いささか、、というよりたっぷり疲れましたが、みんなで力を合わせてなにかやり遂げるという達成感はいくつになっても幸せな経験です。

来てくださったお客さまにもささやかな幸せを感じていただければさいわいです。ありがとうございました。
いちご亭師匠、お声かけしてくださって感謝です。奥方様にもご苦労様です。
茶道男子、特に搬入時撤収時大活躍してくれて助かりました。緊急招集に応じて片付け手伝ってくれたMちゃん、ありがとう。F子ちゃん、M師、唐突な声かけに快く応じてくださり、お客さんも拍手喝采でおおよろこび、ほんまにありがとうございました。

このまま幸せな気持ちで、、、家で倒れます(^_^;

(私は疲れすぎてばたんきゅ〜、、でしたが、解散後若い連中はさらにご飯食べに。いや、元気やわ〜。さすがについていけんかったわ(@_@;) )






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● COMMENT ●

薫風自南来

本当にそのような季節になりましたね。

N様

本来真夏の詩であるがごとく、今日は暑い一日になりました。

あっという間に舟遊びが終わってしまった、そんな2時間半。
数々の素敵なご趣向、ありがとうございました^^
あの主菓子の時に用いられた舟板、どうやって運びこんだのか気になりました。笑

コメント、お初失礼しました。

頬に札束でのあずまもの様

(えらいHNですね(^◇^;))

おいでくださりありがとうございました〜!
いまだにあの疲れがとれない茶会、でもやっている間はとても楽しゅうございました。いろいろ失敗もありましたが、まさか3席、ほんとうにできちゃうなんて!
師匠に感謝。

舟板はプチプチの緩衝シートにくるんで持ち運びましたよ〜。
いろいろ重宝しています。

板だけでも充分見応えある素敵なものでした。皆様、おぉぉぉ~と感嘆の声でしたもの。
菓子の板だけでなく薄茶席の長板(まさしく舟のような)も、しぇるさんのお持込だったと聞いてました。それだけでもご準備大変だったと思います。。。

HN、悩んだ末に、最初にいちご師匠様との会話から使わせていただきましたが、うまくまとまらず失礼いたしました。
何をとっても、いちごさんにはかないません。笑

頬に札束でのあずまもの様

>何をとっても、いちごさんにはかないません

ほんま、ほんま。
お互い師匠の後を追いかけてがんばろう。

舟板は購入しましたが、敷板は伊賀の陶芸家さんとこでほしいな〜と物欲しそうに言って、ほんまにいただいちゃったもの。感謝感謝!


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