topimage

2017-05

喜寿お祝いの茶事 - 2016.06.08 Wed

いちご師匠のお母上の喜寿お祝い茶事です。
約1年ほど前からお招きをいただいていて、それはそれは心待ちにしておりました。


IMG_2649.jpg



海をわたって。
お母上はお弟子さんもたくさんいらっしゃるすばらしい先生なので、喜寿の茶事は何ヶ月かかけて10数回にわけてされます。まだ私たちのあとにもお招きされる方もおられるので、道具などについて詳しくは書きませんが、それはそれはうれしく楽しくめでたい茶事でありました。


お道具組はお客さまによって少しずつ替えておられるようです。待合の軸もお若い後輩さんにちなんだもののようでした。広い露地は落ち葉一つなく、お掃除がさぞやたいへんだったろうと思われ、招かれた側としてはなによりのごちそうです。(日ごろ露地の掃除はほんっとたいへんなのだ)

新しくされたばかりとお見受けする青々とした四つ目垣の竹、茶室に入るとすがすがしい藺草の香り、そう畳もすべて新しくされたのですね。なみなみならぬ決意を感じ、その心意気にうたれました。



P1100736.jpg



お茶席は、いちご師匠とお母上が絶妙のタイミングで交互に亭主をされました。懐石の時、しこたま御酒をいただいたあとにソムリエ付きの赤白ワイン、しかも(ワインよくわからん私でさえ)美味、ついつい飲み過ぎたではありませんか。(ソムリエのシャンパンボトルをあける絶妙なテクニックもとくと拝見)

お母上が練られた濃茶は、ななな〜んと!某ちゃわんやの三代目(く、、、苦しい表現^_^;)の黒!以前から手に入れたいけれどさすがに無理かなあ、、、とおっしゃってたのを覚えてますが、いつのまにかご入手されてたのねっ!
おかげさまでその茶碗にくちづけ(?!)できましたのは望外のうれしさでございます。+゚。*(*´∀`*)*。゚+




P1100738.jpg



他のお道具もなにも申す事なきすばらしさでしたが、実は一番印象に残るのはお正客とご次客(いずれもいちご師匠のこの道の先輩方)と師匠の間にただよう余人のはいるすきのない雰囲気と申しましょうか。同じ道をきびしく切磋琢磨された者同志にのみ通じる共感といいましょうか。
ご先輩方を正式の茶事にお招きするのは10年ぶりとのこと、この間の成長ぶりをみてくれ!といわんばかり、、、と感じたのはわたしだけでしょうか。いや、実際師匠はいつもどおり平常心でおられましたけれどね。

そして先輩方(といっても私よりはるかにお若い、でもこの道ではとても偉いお人)の振る舞いやお話しに、正客のあるべき姿をおしえていただいたように思います。

この場、この時、この御連客、もう二度とないこのひとときこそ「一期一会」というものではないかと、思いました。

お母上、おすこやかに喜寿を迎えられたこと、くりかえしお祝い申し上げるとともに、そのめでたさをわかちあう機会をいただいたことに深く感謝いたします。






関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/670-31891e2c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

水無月雑記2016 «  | BLOG TOP |  » 光琳乾山忌茶会2016

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (7)
茶の湯 (203)
茶事(亭主) (23)
茶事(客) (57)
京のグルメ&カフェ (49)
町家ウォッチング (7)
弘道館 (6)
岡崎暮らし (47)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (30)
京都めぐり2017 (14)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (8)
美術館・博物館 (47)
奈良散歩 (16)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (34)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (2)
京都和菓子の会 (3)
パリ紀行2014 (7)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
京都でお遊び (5)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
古筆 (1)
ノルウェー紀行2016 (4)
中国茶 (20)
ギャラリー (2)
暮らし (4)
京都の歴史・文化について勉強 (1)
過去ブログ終了について (1)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR