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2017-08

五事式〜桜の候 - 2013.04.02 Tue

昨年に引き続き、今年も五事式の茶事へ参加して参りました。

いや〜、順調にすすんでも最低6時間はかかるこの式、まさに体力勝負です(; ̄ー ̄A

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この日は麻の葉の江戸小紋と象さんの名古屋帯にしましたが、(ああっ!着物にえらいシワが、、、)昨年の記事を見るとなんと同じ着物を選んでいました。(この季節になると、この色が着たくなるってことですかね)

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七事式の偈頌。

五事式とは、七事式のうち五つの式を取り入れた茶事で、

初座:廻り炭、懐石
   中立
後座:廻り花(今回は花寄せ)、且座で香をたき、濃茶、薄茶は花月、一二三之式で濃茶を採点

というもの。

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いつもの七事式の会のメンバーですので、みなさまそこはするすると粛々と、、、といいたいところですが(^▽^;)、まあ、疑問におもうところは質問しながらお稽古のノリで進んでいきます。

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なんといっても、この時にしかできない廻り炭がハイライトです。まもなく風炉の季節になりますので、このように炉を囲んで炭の暖かさを楽しむのもしばらくお休み、名残を惜しんで炭つぎの景色を楽しみました。

なかなか普段のお稽古では、巴半田、筋半田をさわる機会はありませんから、貴重な経験をさせていただきました。しかし、長い水屋火箸で炭をつかむことの難しさ!

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亭主によって最後の炭がつがれ釜もかけられました。
いよいよお楽しみの懐石弁当。
今年は上七軒・おかもと紅梅庵さんのもの。
こちらはお店は町家の料理屋さんになっているそうなので、一度行ってみなくては。

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羊羹と鯛の子の桜の抜き物。桜の一番良い季節になりましたねえ。

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御酒もでまして、なごやかに。
みなさまの茶道のバックグラウンドは様々ですが、茶の湯を愛するという点において、一致。だから年に数回お目にかかるだけなのに、会話もはずみます。末席にくわえていただけたことに感謝です。

八寸は席主さん手作りの海の物・貝柱と山の物・菜の花。
いろどりも春らしく。

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花寄の花は皆様もちよりで。たくさんそろいました。さすが花の季節です。

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わあ〜、こちらは大好きな椿・卜半だ!(唐子咲きといって、おしべが小さな花びらに変形している椿)
一本だけでもすごい存在感。

ちなみに私は小桜とペンペン草を。(ほんまにペンペン草だったんですよぅ∑(; ̄□ ̄)

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炭の香り、煉り香の香り、茶の香り、、、いずれも茶席では重要なファクターですが、聞香炉でたかれる伽羅の香りはまた違った心地よさ。

濃茶は亭主さん、とても上手に練ってくださったので、すごくおいしかったです。
ちなみに最後の一二三の式での濃茶点前の採点は、ほとんど花の一。つまり非常に良い、という点でした。(その上に月の一,二,三がありますが、普通遠慮してつけない点だそうですので)

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薄茶は花月。全員が点前、お茶にあたるまで札を交換しつつ完遂しましたよ。
お干菓子は席主さん手作りの蝶々の雲平と、和三盆の蕨。

参加人数が多かったこともあって、たっぷり6時間以上もかかりました。膝がちょっとピンチかも(^_^;
楽しくとても勉強になりましたが、さすがに少し疲れました。1年に1回が限度ですね。

席主様、先生、ご同席の皆様、有意義な一座建立ありがとうございました。

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これは家のフタバ葵。
桜だけではなく、葵ももうこんなに葉がきれいです。春ですねえ。
(2年前、vivasan様に頂戴したもの。年々大きくなってます)







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● COMMENT ●

いつも冠詞つきでご紹介いただき恐縮です。どうぞもうご放念を。
うちの葵も葉が開いてきました。そろそろ株分けしなければいけないかなと思うくらい、けっこう旺盛に繁殖しますね。

vivasan 様

(^_^;) ついついこのフタバ葵、見るたびに条件反射的にvivsanのお名前がでてきてしまって、、、
次の冬には株分け、地植えするつもりです。こんなに旺盛な植物がどうして消えかかっていたんでしょうね。それにしてもいつも美しい葉脈です。

素晴らしいお集まりですね。私もいつかは参加させて戴きたいと望みながら、まだまだ修行が足りません。まずは灰形稽古の再開からと思っています。去年のお菓子はあの山もとさんのきんとんだったのですね!
今日はこれから古筆講座。いつもの通り、電車の中での詰込み予習で、これでは上達は見込めないなあ。それより今日は京都の桜が楽しみです。

そらいろつばめ様

お出ししたのは特注のきんとんです。外見は同じですが中の餡が全然ちがいます。どちらも美味しいのですがね。桜のイメージで、といったので桜餡の香りをつけてくれたみたい。山もとさん、やるなあ。
今日は疏水周辺の桜、見事だったと思います。私も昨日はインクラインへ。なぜかカメラを持っているときはいつも曇りであまり良い写真がとれません(T.T)

五事式はお茶のフルコースですね。今年は勉強会で正客の勉強をさせていただくのですが炭トラウマがあり今からドキドキです

茶々子様

正客はなかなかむつかしい。手順がわかるだけでなくちゃんと亭主の思いをくみとった会話ができないといけないので、うちの社中の先生から私など正客には10年早いといわれてます(汗)10年たったらいくつになってんだろ?私。

しぇる様

茶事も亭主も正客も100回かもしれませんよ。私はしぇるさんは十分正客が御出来になられると思います。
先生はまだしぇる様のことをよくご存知ないだけだと思います。

ひいらぎ様

過分なお言葉、ありがとうございます。
でもまだまだ会話をふくらませるには修行が足りません。
がんばりま〜す!


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