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2017-04

ノルウェー紀行2016〜その1・オスロ - 2016.08.17 Wed

村上春樹のファンでもないのになぜ今年はノルウェーか?

ただ、、、、暑いから、、、、寒いとこへ行きたかった、、、、(というか、諸般の事情でドタキャン可能な飛行機がこの路線しかなかったというべきか)


まあ、とりあえず希望は達成できましてよ。37℃越えの京都をあとにしてたどりついたのは15℃前後の涼しさ、山間部では5℃下回る涼しさ、いえ寒さを体感してきましたので。




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オスロの町はコンパクトで徒歩圏内にみどころが集約している。まずは起点となるオスロ中央駅。昨年駅舎リニューアルでレストランやカフェ、お店がたくさんはいって地下鉄との連絡も便利になったらしい建物。

でも一国の首都なのに全然人少ないではないか。

と、思ったらノルウェー一国の人口って500万ちょっとなんだ(@_@;)!どおりでどこもスカスカしてるわけだわ。(観光地以外)
ちなみに大阪府だけで800万なんだから、そんな人口で国を維持していけるのが不思議でしょうがない。



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まずは駅発の地下鉄でムンク美術館へ。
ここは美術館の最寄り駅トイエン。 やっぱり「叫び」がフューチャーされてますね。

(ノルウェー語はなじみが少ないので、どうしても地名がおぼえきれんかったり、変体アルファベットがはいって読めんかったりするんだわ。)




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少し郊外にあるムンク美術館。

1963年にムンク生誕100周年を記念してオープンしたが、3年前にリニューアルされたらしい。こぢんまりとした美術館。



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ヨーロッパの美術館はフラッシュ無しなら写真取り放題というところが多くてうれしい。



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「叫び」のリトグラフ。見慣れた油彩は国立美術館の方なのであとで行くことにする。

ちなみに叫びはこの人物画叫んでいるのではなく、道を歩いていたら急に叫びが聞こえてたちどまった、耳をふさいだ、という場面。



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この絵が油彩の「叫び」と同じ場面。



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これも有名な「マドンナ」のリトグラフだが、油彩にない左下の胎児みたいのがコワイ。(マドンナの胎児=キリストだよね??)



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ふたたび地下鉄で中心部へ戻る。駅がおしゃれだ。オレンジ色のパネルにはめこまれた三日月型は飛び出していて、表と裏と色が違う。北欧デザイン面目躍如ってとこか。(マリメッコはフィンランドだっけ?)




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国立劇場周辺。このあたり、王宮、市庁舎、国立美術館、オスロ大学などがたちならぶ。



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オスロ大学の裏庭。静かなキャンパスらしい風情。今は夏休みなので学生の姿はあまり見ない。



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大学の裏手にある国立美術館。



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おお!マドンナ!(油彩)

こちらにはあの胎児は描かれていない。



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「叫び」(油彩)
とりあえずのノルウェー土産にはかならずモチーフとして使われているわね(叫びケーキもあった、、、エグイ)。


”私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。”

(ムンクの日記から)

ちょっと心療内科の患者さんっぽい印象もあるが。
自然を貫く果てしない叫び、、、ってなにか意味があるのだろうが。




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お兄さんが見入っている絵も有名な「思春期」。
私は以前から、叫びよりむしろこっちの絵の方がムンクの絵らしい気がしていた。



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さすがに国立美術館、教科書に載るほど有名というわけではないが、ベラスケス、ルーベンス、ドラクロワ、ルノワール、ピカソetc 有名どころの絵画もたくさん所持している。



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ギャラリーカフェ、デン・フランスカ・サル、雰囲気がよいのでねらっていたが、ちょうどお昼と晩餐の間の中途半端な時間ではいれなかったのが残念。



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この時気温13〜15℃。
日本で言えば10月くらいの爽やかな気候だ。実は旅後半はほとんど雨でひたすら寒く、(ノルウェーは1年のうち300日が雨、といわれる)気持ちよい天気だったのはこの時だけだった。



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海に面した場所に立つ市庁舎。
オスロ創立900年を記念し1950年創建だから戦後の建物。だからなんとなくいわゆる「モダン」な感じ。



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デザインもなんとなく「モダン」。(日本で言えば「昭和」な感じか)



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見所は一般に公開しているセントラルホール。
フィレンツェ・ヴェッキオ宮殿の500人広間のむこうをはった感じ。



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市庁舎前の噴水も白鳥のモチーフだったが、そういえばノルウェーの作曲家グリークにも「白鳥」という曲があったと思う。トゥオネラの白鳥はフィンランディア(シベリウス)だが、とにかく白鳥は北欧のイメージだ。



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二階から見下ろすとなお、その広さがわかる。まわりを囲むのは地元アーティスト300余人による作品なのだそうだ。



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ここが市議会室。

オスロの人口65万(京都市の半分以下)だというから、市議会もたぶんこぢんまり、いやミニマイズされているんだろうな。



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広場の向こうには北海が見える。さらにそのむこうにデンマークが、、、見えるかな???




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海べりに出て湾沿いに歩くとトラム線ぞいにアーケル・ブリッゲという港の倉庫街を再開発したショッピングゾーンが。



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このときも驟雨に襲われ雨宿りがてら入ってみた。



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おされな店が多かったが、シニア層は対象としてないみたいで(^_^;)



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やっと雨もあがったようだ。



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町の目抜き通り(中央駅から王宮までまっすぐ)カールヨハンス通りを歩いて見よう。



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駅を背にして正面は王宮。

通りの名前はこの王宮を創設し、スウェーデン国王も兼ねたカール・ヨハンス14世(18〜19世紀)にちなむもの。




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おしゃれな建物がならぶ。



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カフェテリアがずらっとならび、ここはパリの一画?といわれても疑問を感じない。



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公園では親子がシャボン玉遊び。
なんだか町中もせかせかせずゆったりしている。ただし、ここら辺を歩いているのはほとんど観光客だろうが。



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町中はとにかくどこも花と植木が見事に世話されていて感心した。乾燥冷涼(日本と反対)がなにより花を育てるのにはいいのだ。(だから日本では失敗するのだ。←ガーデナー失敗経験あり)




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王宮の庭園は公開されている。
ノルウェーってたしかに王国だけれど、イメージがわかない。北欧の王室はあまり歴史の表舞台に華やかに立ったことは少ないだろうから。



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イケメンばかりそろえた、といううわさの衛兵。
バッキンガム宮殿の衛兵と違ってキョロキョロよそ見もするし、観光客と話しもするみたいよ。



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海が近いから王宮の庭園にはカモメもやってくる。



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小さな池があり、この時間はもう19時をまわっていただろうか、さすがに白夜の国、影が長い長い。



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衛兵の交代か。
これがある時、国王は宮殿におられるとか。現国王はハーラル5世。オリンピックにヨット競技で3度も出場したと言うからすごい。



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しばし長い昼を楽しむ。
緑がやはり美しい。


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この調子で22時まで外が薄明るいのはさすが北欧。



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この日の夕食はカールヨハンス通りのパブでパブ飯を。



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パブ飯は日本人にはけっこうボリュームあるんだわ。
そういえば北欧人って私の二倍くらい(イメージ)あるよね、身長も体重も。ほんでもって、若い女の子は天然のプラチナブロンドが多くて、これを結い上げるとまたかわいいんだ〜(^。^)b。




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街角にはあちこちトロールの人形が。

「アナと雪の女王」にもでてきたけれど、北欧各地につたわる伝説の妖精。一般的に醜い外見で善者とも悪者とも。おみやげのモチーフとしてはキモカワ、、、くらいか。



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一説にはいわゆる山の民。一般人に交わらずいろいろな生活の知恵や技術を身につけていた集団をまとめてトロールとよんだのかも。

そういえばフィンランドのムーミンもほんとうは「ムーミン・トロール」なんだよね。




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オスロは一日でざっとまわれる町なので、ここにはとまらずふたたび中央駅。



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23:25発ベルゲンへ向かう寝台車で車中泊。



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昨年イギリスで寝台車の旅をしてからすっかり寝台車づいているのであります。空港へ行く時間を気にしなくていいのが利点。狭いのは難点だが私よりもっと体の大きいノルウェー人が使ってるわけだから大丈夫。

夜行列車は一路ノルウェー最大の港湾都市ベルゲンへ。



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● COMMENT ●

ええなぁー ええなぁー ええなぁー

高兄様

よかったんですよ〜。
だから帰ってからのギャップに苦しんでます〜。

夏でも色々と活発に活動されているので、
しぇるさんというのは暑くないのかなぁ~
といつも感心しながらブログ拝見しておりますが、
そうですか、しぇるさんも京都の暑さ、こたえてましたか !
(安心しました ← ヒトリゴト)

S&Y様

寒さよりは暑さに強いんですが、さすがに歳のせいか今年はじめて急性胃腸炎になりましたわ。これも暑さが消化器にきたのかと、、、(^◇^;)


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