下鴨〜雲心月性 - 2016.09.08 Thu
下鴨の閑静な住宅地の中にひっそりたたずむレストラン・雲心月性。

おそらく観光客はこられないでしょうね。
地元の人間でもなにげにうっかり通り過ぎてしまうような、入り口の小ささですから。
一見昔の韓屋のような入り口です。

入り口だけではなく中に入っても、そこは韓屋の世界、李朝風の雰囲気がただようすてきな空間です。
時々奥の食器棚(すてきな焼物の食器がぎっしり)の上に看板猫の黒猫ちゃんが寝てたりします。

奥の部屋へ。
ね、まるで韓屋でしょ?
テーブルはこれはどこかな、半島かインドあたりの民家のドアをテーブルに。

こちらはご姉妹でされている和食中心+中華+洋食の家庭料理のお店です。お野菜たっぷりがうれしいメニューです。
いただく前に苦手な物、アレルギーなど聞いてくださいます。
これは賀茂茄子と挽肉のかやく味噌焼。
そしてそして!
ここの器がたまりませんのです。うふふ、、、
お皿は全日根さんのもの、お酒の入った片口は伊賀の笹山芳人さんのもの、絵唐津風のお猪口も好み!
私の好きな作家さんのものに囲まれる、、、、というか、ここのオーナーさんの趣味が良すぎるのです。

しかもこちらの花器や小棚などの調度は多くは川口美術さんのもの、そりゃ〜、、、、私のツボにはまるわけですわ。
この花器も新羅土器、5〜6世紀のもの。ホトトギスの花も盛られてきれいです。

魚と夏野菜のレモンマスタードソース。たっぷりの夏野菜が美味しい上、レモンマスタードってまねしてみよう。
このお皿は古伊万里でしょうか。

これがまた絶品の貝柱・春雨・エビの春巻き!
ところで雲心月性とはなんでしょう。
字だけ見ても意味がわからないながら、とても清らかな、俗世の塵埃からとおくへだったった、、、、という感じがしますね。
辞書にはちゃんと四字熟語としてあって、「雲や月のように高く澄んだ心、 世俗の名誉や利益を求めようとしない、無欲で清らかな心」という意味だそうです。
すてきですね、一度聞いたら忘れられない。

やわらかいやわらかい豚肉の煮込みにこれまたたっぷりのお野菜、ご飯と香物といっしょにいただきます。
静かな時間を楽しみながらいただく一手間かけた家庭料理、大人の隠れ家ですね。

最後にご飯をいただいたお茶碗が(もう廃業された亀岡の作家さんのものでしたが)もう、いますぐお茶を点てたくなるような小ぶりの茶碗で。
全部で四碗しかないそうです。どれも景色が少しずつ違う。伊羅保のようでもあり、唐津のようでもあり、粉青のようでもあり、、、最後の締めによいお茶碗、ごちそうさまでした!

おそらく観光客はこられないでしょうね。
地元の人間でもなにげにうっかり通り過ぎてしまうような、入り口の小ささですから。
一見昔の韓屋のような入り口です。

入り口だけではなく中に入っても、そこは韓屋の世界、李朝風の雰囲気がただようすてきな空間です。
時々奥の食器棚(すてきな焼物の食器がぎっしり)の上に看板猫の黒猫ちゃんが寝てたりします。

奥の部屋へ。
ね、まるで韓屋でしょ?
テーブルはこれはどこかな、半島かインドあたりの民家のドアをテーブルに。

こちらはご姉妹でされている和食中心+中華+洋食の家庭料理のお店です。お野菜たっぷりがうれしいメニューです。
いただく前に苦手な物、アレルギーなど聞いてくださいます。
これは賀茂茄子と挽肉のかやく味噌焼。
そしてそして!
ここの器がたまりませんのです。うふふ、、、
お皿は全日根さんのもの、お酒の入った片口は伊賀の笹山芳人さんのもの、絵唐津風のお猪口も好み!
私の好きな作家さんのものに囲まれる、、、、というか、ここのオーナーさんの趣味が良すぎるのです。

しかもこちらの花器や小棚などの調度は多くは川口美術さんのもの、そりゃ〜、、、、私のツボにはまるわけですわ。
この花器も新羅土器、5〜6世紀のもの。ホトトギスの花も盛られてきれいです。

魚と夏野菜のレモンマスタードソース。たっぷりの夏野菜が美味しい上、レモンマスタードってまねしてみよう。
このお皿は古伊万里でしょうか。

これがまた絶品の貝柱・春雨・エビの春巻き!
ところで雲心月性とはなんでしょう。
字だけ見ても意味がわからないながら、とても清らかな、俗世の塵埃からとおくへだったった、、、、という感じがしますね。
辞書にはちゃんと四字熟語としてあって、「雲や月のように高く澄んだ心、 世俗の名誉や利益を求めようとしない、無欲で清らかな心」という意味だそうです。
すてきですね、一度聞いたら忘れられない。

やわらかいやわらかい豚肉の煮込みにこれまたたっぷりのお野菜、ご飯と香物といっしょにいただきます。
静かな時間を楽しみながらいただく一手間かけた家庭料理、大人の隠れ家ですね。

最後にご飯をいただいたお茶碗が(もう廃業された亀岡の作家さんのものでしたが)もう、いますぐお茶を点てたくなるような小ぶりの茶碗で。
全部で四碗しかないそうです。どれも景色が少しずつ違う。伊羅保のようでもあり、唐津のようでもあり、粉青のようでもあり、、、最後の締めによいお茶碗、ごちそうさまでした!
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