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2017-08

神無月のお楽しみいろいろ・2016 - 2016.10.11 Tue

<その1〜西本願寺ライトアップ・飛雲閣もあるよ>


格式高い西本願寺さんの初のライトアップがこの秋!



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まだ30代という若さの新しい門主様が一昨年に就任したことを内外に披露する「伝灯奉告法要」の関連行事。

受付の順番にぞろぞろと行列をなして境内に入ると、極楽もかくやと思われるような五色の光の御影堂、阿弥陀堂。




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境内は広いので、中に入ってしまうと三々五々、あちらこちらにたたずんでライトアップを愉しむ人たち。

私は、西本願寺は床の埋木を見て歩くのが好きなのだが、これもまたなかなかシュールな感じがよい。





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お、なんだか朱塗りの柱にみえる。

しかしながら、一番のお目当ては、昼間も来たことがないお初の国宝・飛雲閣!!

ここは普段でも事前申し込みをしないと拝観できないのだ。それをいきなりライトアップ、これは期待に胸が高まる。



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飛雲閣のある滴翠園の中は撮影禁止なので画像はないが、金閣・銀閣とならんで「京都三名閣」なのだそうだ。

池の向こうに、、、、建物の中に照明をおいた飛雲閣!
しばし心奪われ足がとまってしまった。

金閣・銀閣とちがってあえて非対称になった構造は少し時代が室町よりあとなんだろうな、と思わせる。聚楽第の遺構とも言われるが確証はないとのこと。




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(これは記念品売り場の画像^_^;)



外から見るとまるで当時の権力者や貴賓が中で燈火をともしながら、典雅な遊びにうち興じているような錯覚をおぼえた。ここは手前の滄浪池から舟で中へ入る仕組みらしい。同じような構造が高台寺の傘亭にもあったので、やはり秀吉ゆかりの建築物なんだろうか。

唯一はっきりしているのが閣の左端にある茶室憶昔席(いくじゃくせき)。ここは寛政7年(1795年)藪内竹蔭らによって増築されたのが確かな部分。

この茶席の中にも照明装置が設置されていたが、障子があかるく輝きすぎ。茶室にしては明るすぎたのが残念。せめて茶室はもっと仄かな灯りでよかったのに。



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ライトアップに協賛して門前の仏具屋さん通りも店の灯りがともってよい感じであった。




<その2〜三条通のプチフレンチ>


またまたご近所に美味しいお店ができた。



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三条通白川、フレンチベースのデリカテッセン&カフェRAISIN(レザン)さん。下京からの移転だそう。




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キッシュなどのテイクアウトはご近所のご年配の方も愛用されているようだ。スイーツもあるよ。

シェフは奥様、パティシエは旦那様。イメージ的には反対みたいだが(^_^;



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中でランチもいただける。出遅れて日替わりランチにはありつけなかったけれど、温野菜たっぷりのチキンのプレートはおいしかった。デリのメニューのつけあわせもGood!




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カウンター席の窓の外は三条通。
頼めばその場で揚げてくれるスパイシーコロッケで有名なお肉の荒井亭のお向かいくらいだよ。



<その3〜西行庵・小文忌茶会>



早朝(といっても7時台だけど、、、)の茶会へ西行庵へ。
円山公園を通りぬけたあたりなので、まあ、我が家から歩いても十分いける距離。



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知恩院前の隕石説もある謎の瓜生石の朝。

この前の晩、粟田神社還幸祭でこの前で夜渡り神事(れいけん祭り)がおこなわれたはず。(今年は見に行く元気がなかった、、、)




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朝早いのでまだ観光客もだれもいない円山公園のなかで黒猫にであう。

もしかして西行庵のく〜ちゃんかしら???




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宮田小文法師は一時荒廃した西行庵を立て直した方。京洛四奇人の一人と言われたそうだが、富岡鉄斎や、裏千家の圓能斎とも親しかった人で、千家と袂を分かった大日本茶道学会の田中仙樵翁をかばった方でもある。




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ここのところ10月とは思えない暑さが続いていたがこの朝は、いただいた薄茶の茶碗からたちのぼる湯気が見える季節となった。東から差し込む朝日が茶室に美しい陰翳をつくる。



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(点心はたん熊北店さん)



この時代(幕末〜明治)幕府や国に対するまずいことは文書にするのがはばかられたこともあり、また口伝できる人も次々この世を去り、小文法師についてよく分かっていないことが多かったそうだ。
しかし、あるきっかけから次々と発見された彼の経歴、これからますます研究発掘をしていきたい、という庵主さんの意気込みに打たれる。

明治は近くて遠い。そういえば明治生まれのじいちゃんばあちゃんの話をもっとよく聞いておけばよかったな、生きた歴史として。



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主菓子は老松の栗きんとん。箸は庵主が少々手をくわえた松ヶ崎大黒天の祝箸。吉田神社のもあったよ。

老松といえば弘道館の太田先生、いつも朝一の席でたまたまご一緒する事が多い。この日も楽しい蘊蓄を山ほど拝聴できてうれしかった!

普段は円位流(小堀遠州流がベース)の庵主のお点前を拝見するのだが、秋のこの茶会はお母上の裏千家で。
なのでお道具は、宗旦からはじまって又妙斎、圓能斎、如心斎、薄茶席のお菓子は如心納豆!とすばらしい千家オンパレードであった。

清々しい初秋の朝、早起きも佳きもの哉。美しい朝を堪能した。




<その4〜うるわし屋さん>



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丸太町通り御所向かい、主に漆の道具がメインの古美術店、うるわし屋さん。
煎茶道具も店主のご趣味なのか充実している。時々買う物がなくてものぞいてみるのが楽しい。




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漆器の店なのに、、、古染付があるなんて!!きゃ〜\(^O^)/
ついなでなでして、ホツ(虫食い)やら砂高台やら、堪能させていただく。向付にいいな、これ。




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主に煎茶道具の茶箱展、今年も今月末にあるらしい。
行かねば!

(10月29日〜11月6日 於:うるわし屋)



<その5〜寺町・百春>



お茶やら和紙やらグランピエのアヤシイ雑貨やら、二條若狭屋のかき氷やら、なにかとよく行く大好きな寺町(二条〜丸太町)、ここにまた新しくすてきな休憩スポットができてしまった。



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百春(ももはる)さん。
ビルの二階なので最初は入り口にとまどう。



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ビルなのにレトロなドア、が目印。




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静かな店内はすぐに満席になりそう。
実際数組のかたが満席です、、にあきらめてかえらはった。オーナーマダムとお母上?のお二人でやってはる。

たまごトーストが名物らしいがお腹がよかったのでコーヒーだけ頼んで文庫本をしばし読む。コーヒー豆をひく良い香りがたまらなくいいね、ここ。




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奥のカウンター席からはお気に入りの寺町通りも眺められるだろう。

また寺町散策の楽しみが増えた。



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しぇるさん、こんにちは

そうそう、百春さん

私も、伺った時

御店主と、少し、御話を^^

窓から見える、景色の御話

まだまだ、隠れ家感のあるカフェですよね~♪

高兄様

そうだ、どこかで見たことのあるmomoharu、アルファベットだったから気づかなかった。
卵サンド、召し上がられたのね。
こんどは私も食べて見よう。
寺町の眺めがよくて、8席という絶妙のスペース感、いいですね。
それにしても寺町は隠れ家カフェがたくさんありすぎて、どこに行こうか困ってしまうのであります(^_^;


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