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2017-05

伊藤若冲展<後期>〜承天閣美術館 - 2017.01.09 Mon

御所は、地元の人にとっては四季それぞれに楽しめる散歩コースやピクニック気分でお弁当を食べたりベンチで読書したりできる憩いの場所なのだ。観光客も少なくおちついて楽しめる場所なのだが、御所の拝観が申し込み制でなくなったので、やや観光客(特に外国の)が増えた感がある。



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寒いけれど天気もよかったので御所の梅林に行って見ると、、、なんと!紅梅がもう咲いているではないか!早いのう。




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御所の中へ入れる門の前には大きな栴檀の木が白い鈴のような実をつけていて、星空のようできれいだった。ただし栴檀の実は有毒なのでご注意を。




しょうこくじ





御所を南から通りぬけ、同志社の校舎の間をすり抜けると相国寺だ。




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去年は若冲イヤーで東京では動植綵絵一挙展示に沸いたようだが、すんごい混みようと聞いておじけついていけなかった。

そもそも動植綵絵はこの相国寺に寄進されたもの、相国寺は若冲のゆかりの寺であるから、ここ承天閣美術館で若冲展は当然と言えば当然なのだ。

ちなみに動植綵絵は明治天皇に献上され、その下賜金で相国寺は廃仏毀釈の嵐を逃れることができた。


今回の展示は(動植綵絵はないが、、、)若冲とその周辺人物にスポットが。
中でも澤田瞳子さんの著書「若冲」にもよく登場した若冲の支援者・大典顕常禅師をフューチャーしたところもあって、本の内容を思い出しながら見ているとなかなか面白かった。
本にも名前が出てきた池大雅、円山応挙などはわかるとして、売茶翁や仙厓(画賛を書いている)呉春などとも交流があったなんて。(あとで調べたら大典禅師は売茶翁との交流で知られる方だったのだ)蕪村とも同時代だし、あの時代は絵師が綺羅星のようだったのだなあ。



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迫力ある墨絵の群鶏蔬菜図 は12枚の鶏の絵が六双の屏風になっているのだが、これ並べてみるとほとんどみんな、尻尾の毛が一本だけ「?」マークの裏返しみたいになってとびでているのね。

さらに大迫力は鹿苑寺(金閣寺)大書院の旧壁画50面!(どれも重文)
特に書院の床の間や脇床などは、昔のままの再現展示になっていて、これはすごいわ。ほんとうに大書院の床の前にすわっているような錯覚をおぼえる。どれも墨絵なのだが極彩色より迫力ある。
月夜芭蕉図が一番好きかな。




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動植綵絵もきっとすばらしいのだろうけれど、私はこういう墨絵の小品に惹かれる。若冲さんの人柄がしのばれるようで。ちなみにこれは承天閣ではなくて細見美術館蔵の鼠の婚礼の一部(クリアファイル)。宴会に呼ばれる前にずいぶんきこしめして、盃をかかえてよっぱらっている鼠をもう1匹が尻尾をひっぱって宴会に参加させようとしている場面。これほんま好きやわ〜。



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で、承天閣で買ったのは(図録は重くて高いので、、、^_^;)こんな本。
相国寺ならびに金閣寺・銀閣寺の住職であらせられる有馬頼底猊下の茶の湯の本。(まだ読んでませんけど)



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