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2017-09

嵐山新緑〜星のや京都・後編 - 2013.04.22 Mon

一夜明けて青空ものぞくいやがうえにもさわやかな朝です。

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昨夜は爆睡、せっかくの居心地のよいベッドも堪能するひまもあらばこそ。

朝食は各部屋に担当のスタッフがもってきてくださるのですが、なんと、こ〜んなスタイルで。

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この駅弁スタイル、中味はかなりの重量だと思います。男性のみならず女性スタッフもがんばってます。
ならべられた中味は、、、

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和食・洋食スタイルそれぞれ。これだけ全部がセットされているなんてびっくり。(ただしHIヒーターは部屋の収納棚にあらかじめ入っていた)

春草のしゃぶしゃぶでた〜くさん、春の息吹をいただきました。コーヒーセットはちなみにロイヤルコペンハーゲン。(TVで見た叶 松谷さんの瓔珞文コーヒーカップがでてこないか、ひそかに期待したのですが(^_^;  )

朝食のあとは正午のチェックアウトまでゆっくり宿でくつろいだり嵐山を散策したり、、、

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何度もいいますが、ほんとうに緑が美しい季節です。通勤・仕事にあけくれる日常は、こうしてゆっくり景色を楽しむゆとりもないので、よい息抜きができました。

ただ正直いうとバタバタするのがすっかり習慣になっているので、景色をのんびり楽しむ、、、という能力に欠けているような気がするわ、私。

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さて、部屋から見えたこの白い花。利休梅だということだったので、近くで花をみてみましょう。

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茶道具で茶入の仕覆や古帛紗の紋様として利休梅は有名なのですが、確かに似てますね〜。
利休さんが愛した花だから、という説もありますが、どうやら「利久」梅が変化して利休梅になったらしいです。

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さて、花びらの散り敷く石段を下りて、星のやの外も散策。

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星のやの船着き場です。ここから嵐山遊歩道をしばらく歩きます。

このあたりの岸は浸食されて岩がむき出しになっているのですが、その岩影に小さくてもたくましいこんなスミレも見つけることができました。けなげ、、、

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嵐山といえば上の方では保津川下りが有名ですね。

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保津下りの舟が何艘も下って行くのに出会いました。さすが嵐山ならでは、の風景。

実は私、春と秋のハイシーズンの嵐山、いったことないのです。多分きれいだろうなあと思いつつ、とにかく人が多い、というのにおそれをなして。でも新緑がこれだけ美しいのなら、紅葉の季節、山桜の季節、行ってみてもいいかな、、、って思う。

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遊歩道では、なんと茶花としても珍重されるマムシグサがたくさん生えているではないか!名前は悪いけどね。
ウラシマソウ、ザゼンソウなどの仲間で仏炎苞が一度見たら印象に残ります。
持って帰って移植したい気持ちはやまやまなれど、山野草をかってにとってはイケマセン。

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星のやの遊歩道へでる出口をでてすぐの所に、大悲閣への参道を発見、、、というか「大悲閣はこちら!」という案内やらポップやらがはげしくたくさんでているので、気づかない方が不思議、というか^_^;

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これは昨年冬に、対岸の嵯峨野の大河内山荘へ行ったときに撮ったもの。山の中腹にへばりつくように大悲閣が見えています。いままでこうして遠くから見るだけで、ここへ行く機会や方法があるなんて考えもしなかったのですが。

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こんな坂道をのぼること約10分。

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今まさに対岸から見た景色の中にいます。

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こんな絶景が待っていました。手前は保津川、遠方に比叡山、大文字、双ヶ岡がわかるでしょうか。しかもここのお堂には双眼鏡まで用意してくださっています。和尚さんの解説付きで、仁和寺の五重塔から南禅寺、清水の舞台、本願寺の屋根、泉涌寺まで遠く俯瞰。絶景かな。

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角倉了以の像(ただしレプリカ)

大悲閣こと千光寺は角倉了以ゆかりのお寺。了以は大堰川や高瀬川など河川開発工事をした人ですから、その河川開鑿工事で犠牲になった人たちの供養のため彼が創建した寺です。

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ほんものの了以像はご本尊の観音さまとならんで、お厨子におさめられています。眼光鋭く、石割斧をもち、大綱の上に坐しています。ある意味彼がいなければ、彼の強い意志がなければ、京都の繁栄はなかったかもしれない恩人です。手をあわせました。

和尚さんによると、ハイシーズンの秋でさえ、嵐山までいってもここまで登ってこられる人はほんとうに少ないのだとか。境内は修復をしないといけないような建物がたくさんあって、それで経済的にやっていけるのか、ちょっと心配になりました。嵐山までおいでの節は是非、いってあげてね〜。

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星のやにもどって、川向こうをはしるトロッコ電車を緑のはざまからチラ見て、(向こうからは見られて、、、景色がよいので星のやさんの前で必ず一時停車するんです)、、、
いよいよひとときの楽園にお別れ。

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行きと同じく舟に乗って。お見送りのスタッフさんが姿がみえなくなるまで手をふってくれました。さようなら〜。
さあ、リフレッシュして娑婆にかえろう!



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● COMMENT ●

大悲閣のHPも見てみました、これは是非一度行ってみたいですね。
(案内版の写真も掲載されていましたが、確かにはげしく出てますねw)
2013年が角倉了以が亡くなって400年目にあたり、記念事業を予定しているようです。

http://daihikaku.jp/

 ええなぁ~

 嵐峡館に行ったのはもう何十年前のことやろぉー。その嵐山で最も古い旅館がつぶれて、京都の企業さんでないとこが開発しはると聞いて「どんな風になるんかなあ」と思ったもんです。
何度かテレビで見て「ええやん!!」と思ってました。しぇるさん、ええなあ~そら、めっちゃリフレッシュされたでしょうね。今頃仕事バリバリ!!・・・?(笑)
 追記   テレビっ子(子??笑)のしぇるさん。しばらくのテレビのない時間、どうでしたかv-236

素敵なレポート有難うございました~。
21日のこまちさんの米と同感・・ため息つきながら拝見・・角倉了以さん、よくぞここに邸宅をたてられたなー・・チェックアウト前の散策も楽しませて頂きました。

しん様

いつも川向こうからしか見ていなかった大悲閣、やっと正体(?)がわかりました。
案内はどこぞの「パラダイス」みたいですが(笑)、やや廃れた建物がかえっていい感じです。
交通の便の悪さも隠れ家的な雰囲気をかもしていますが、あまり人が来ないとほんとうの廃寺になってしまわないかと心配です。

花咲おばさん様

ええ〜っ!?
京都人でもやっぱり行くんや、嵐山。
以前の嵐峡館時代の画像をみましたが、内装やアメニティはやはり星のやの方がおしゃれかも。
でも保津川渓谷の美しさは今も昔も変わらないのでしょうねえ。
TVなければないでどうもないのですが、父との会話が途切れるのがちょっとねえ、、、(^ ^;)

白いねこ様

さすが河川開削の雄、こんな難所に別荘をたてるのはお手のものだったのでしょうね。渡月橋周辺には温泉宿はたくさんあるのですが、やはりこのロケーションは京都一かと。
ただ正直言うと、星のやさんのターゲットは我々よりはるかに若い層だろうな、と感じました。

こんばんは、しぇる様

星のや!
主人の手術祝いに、岡山から島根県玉造温泉の星の界リゾートへ参りました。
流石にご飯が色々頂けませず、残念でしたが、湯治にはとてもよく。
嵐山の星のやにはとてもとても!羨ましいです~。
お父様、お喜びなさいましたでしょう!
舟でお宿に参りますのは、わくわくしますね。
新緑がとても麗しいですね。
桜や紅葉の時期の嵐山をついつい避けてしまいますが、やはり、流石の趣ですね。

しぇる様は本当に親孝行ですねえ。
お父様もきっとお喜びになったと思います。
私も日帰りでしたが 父と一緒にあちこち行ったことを思い出します。
ですが 行きたいとうところにもっと連れて行ってあげればよかったと思います。

いけこ様

星野リゾートには温泉展開もあるんですね〜。
玉造温泉、なつかしい名前です。ゆっくりご湯治できてなによりです。
人が多いから、、、って避けていましたが、人が多いのにはそれだけの理由があるのだ、と納得。
はすにかまえず、素直に秋の嵐山、いこうかな〜。舟に乗って今度は星のやを川から眺めるのもいいな。


ひいらぎ様

親孝行、、、といわれるとちょっと赤面。
親をダシにして自分が星のや行きたいのが半分くらいだったので、、、(^◇^;)
母はやはりバリアフリーでなければ連れ出せません。嵐山は、、、やはり無理だったようで。


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