二つの天神社で梅見 - 2017.03.02 Thu
うかうかしてたらいつのまにか3月になってたわ。
早く梅見の記事をアップしなくちゃ!

やっぱり北野天満宮ははずせない。1月、大雪の日に来たとき、すでに開花している梅があったが、やはり25日の梅花祭前後が一番見頃。

ここには梅苑もあるけれど、やはり神社の背景があってこそ梅も引き立つと思うの。

この季節には花をつけ、初夏に実をつけ、梅干しにして夏には境内で土用干し、そして年末に大福梅としていただく、一年を通して、梅仕事をそれとなく眺めているから、ここの梅は特別いとおしい。

あざやかな紅梅もよいが、

やはり楚々たる白梅の方が好きかな。
近くには白梅町もある。白梅町に比べればマイナーだけれど、北野には紅梅町もあるのよ。

白梅を背負うジュノー(この牛に勝手にそう名付けてます)。
今年もそんなあなたを見ることができたわね。

三光門のそばのフォトジェニックな角のある狛犬さん。なにせ梅の枝が後光みたいで絵になるのん。

実はこの日は梅花祭の前日。
上七軒のきれいどころがお茶を点ててくれる会場はちゃくちゃくと準備中。今年は土曜日とかさなったので、すごい人出だったとあとで聞いた。
さて梅見のあとはランチどこでしよう。ここらにくるといつも悩むのだが。

以前来たときに気になっていた、天満宮東門前の蕪庵(かぶらあん)に入って見よう。
普通の住宅の、玄関脇の部屋を改造してカフェにしているといった造り、中も狭いのだがそれがかえって落ち着くし、手作り感がいっぱいでなんだかなごむ。

お昼の日替わりランチ、この日のメインはサーモンカツ。
まあこんなもんだろうと、予想したよりはるかに美味しい。ありふれた料理にも一手間かかっていて、意外な収穫にひそかに喜んだのであります。天神さんへ来たらランチはここにしよう。

で、デザートといったらやっぱりここ、リスボン時代を知っているところのカステラ・ド・パウロ。
大鳥居の東側。

ここは天神さんに来たらほぼ毎回寄っているな。
お持ち帰りすることも多いが、今日は店内でいただこう。

カステラよりもパステルデナタ!!(ポルトガルのエッグタルト)
パウダーシュガーとシナモンをふりかけて。これ最高。
さて、もう一つの天神さんは下京区、祗園祭の岩戸山のあたりにある。

菅大臣社。
観光客はほとんどこない知る人ぞ知る、静かな神社。この地は菅原道真の紅梅殿・白梅殿という邸宅があったといわれ、ほん北側に紅梅殿神社というさらにひっそりした小さな神社、、、というよりはお社があります。
太宰府まで飛んでいった伝説の飛び梅はもと、ここに生えていたんだそうな。

この日はここの月釜へ。
四畳半の茶室で蹲居をつかって席入り。京都に月釜数あれど、ここは中でも特に好き。意外と知られていない穴場でもあるのよ。

境内には猫もいる(^o^)

枝垂れ梅の向こうにかすかに見えるのは道真が産湯につかった、と言われる井戸。

薄紅の花の雨だ。

油小路へ続く参道にも見事な白梅。
天神さんというより、なる前の道真さんへ思いを寄せながらそぞろ歩きもまたよし。

参道の石畳の二箇所に(一箇所はいまいち確信がもてない)、天神さんのお使いの牛の角があるので、是非、みつけてみてね。

最後はおまけのわがやどの梅。
我が宿の 梅咲きたりと 告げ遣らば
来と言ふに似たり 散りぬともよし (万葉集)
早く梅見の記事をアップしなくちゃ!

やっぱり北野天満宮ははずせない。1月、大雪の日に来たとき、すでに開花している梅があったが、やはり25日の梅花祭前後が一番見頃。

ここには梅苑もあるけれど、やはり神社の背景があってこそ梅も引き立つと思うの。

この季節には花をつけ、初夏に実をつけ、梅干しにして夏には境内で土用干し、そして年末に大福梅としていただく、一年を通して、梅仕事をそれとなく眺めているから、ここの梅は特別いとおしい。

あざやかな紅梅もよいが、

やはり楚々たる白梅の方が好きかな。
近くには白梅町もある。白梅町に比べればマイナーだけれど、北野には紅梅町もあるのよ。

白梅を背負うジュノー(この牛に勝手にそう名付けてます)。
今年もそんなあなたを見ることができたわね。

三光門のそばのフォトジェニックな角のある狛犬さん。なにせ梅の枝が後光みたいで絵になるのん。

実はこの日は梅花祭の前日。
上七軒のきれいどころがお茶を点ててくれる会場はちゃくちゃくと準備中。今年は土曜日とかさなったので、すごい人出だったとあとで聞いた。
さて梅見のあとはランチどこでしよう。ここらにくるといつも悩むのだが。

以前来たときに気になっていた、天満宮東門前の蕪庵(かぶらあん)に入って見よう。
普通の住宅の、玄関脇の部屋を改造してカフェにしているといった造り、中も狭いのだがそれがかえって落ち着くし、手作り感がいっぱいでなんだかなごむ。

お昼の日替わりランチ、この日のメインはサーモンカツ。
まあこんなもんだろうと、予想したよりはるかに美味しい。ありふれた料理にも一手間かかっていて、意外な収穫にひそかに喜んだのであります。天神さんへ来たらランチはここにしよう。

で、デザートといったらやっぱりここ、リスボン時代を知っているところのカステラ・ド・パウロ。
大鳥居の東側。

ここは天神さんに来たらほぼ毎回寄っているな。
お持ち帰りすることも多いが、今日は店内でいただこう。

カステラよりもパステルデナタ!!(ポルトガルのエッグタルト)
パウダーシュガーとシナモンをふりかけて。これ最高。
さて、もう一つの天神さんは下京区、祗園祭の岩戸山のあたりにある。

菅大臣社。
観光客はほとんどこない知る人ぞ知る、静かな神社。この地は菅原道真の紅梅殿・白梅殿という邸宅があったといわれ、ほん北側に紅梅殿神社というさらにひっそりした小さな神社、、、というよりはお社があります。
太宰府まで飛んでいった伝説の飛び梅はもと、ここに生えていたんだそうな。

この日はここの月釜へ。
四畳半の茶室で蹲居をつかって席入り。京都に月釜数あれど、ここは中でも特に好き。意外と知られていない穴場でもあるのよ。

境内には猫もいる(^o^)

枝垂れ梅の向こうにかすかに見えるのは道真が産湯につかった、と言われる井戸。

薄紅の花の雨だ。

油小路へ続く参道にも見事な白梅。
天神さんというより、なる前の道真さんへ思いを寄せながらそぞろ歩きもまたよし。

参道の石畳の二箇所に(一箇所はいまいち確信がもてない)、天神さんのお使いの牛の角があるので、是非、みつけてみてね。

最後はおまけのわがやどの梅。
我が宿の 梅咲きたりと 告げ遣らば
来と言ふに似たり 散りぬともよし (万葉集)
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● COMMENT ●
しぇるさん、今晩は!梅!綺麗ですね!!桜ももちろん綺麗ですが私は梅が好きです!天神様、私、実家が福岡です。それで良く大宰府には行きます!ふくおかの大宰府は菅原道真公が京より福岡に左遷され苦労されれ亡くなられたところです。道真公は福岡の榎木社と言うところに住んでいらして亡くなられてから牛車に引かれお墓の場所に運ばれる途中今の大宰府のところで牛が動かなくなり大宰府天満宮のところに葬られ神様になられたと言われています。だから大宰府天満宮は神社でもあり道真公の御墓でもあります。大宰府の近くに天拝山という山あり道真公がこの山に登り神様に無実を訴えられたという伝説もあります。大宰府には飛び梅があり大宰府で一番早く花を咲かせます。「東風吹かば思い起こせよ梅の花主なしとて春な忘れそ」と歌った詩が有名ですね!
みゅうぽっぽ様
ずいぶん前(かなり若い頃)太宰府天満宮に行ったことがあります。
梅が枝餅もいただきましたよ。
そういえば当時さだまさしの「飛び梅」という歌がはやっていて、それに惹かれていったんだったかも〜(^◇^;)(ミーハーですので)
菅公の庭の桜と松と梅の木が、菅公をしたって太宰府をめざしたそうですが、梅だけが最後までがんばれたのは例の歌のおかげとききました。(ほんとかな???)
梅が枝餅もいただきましたよ。
そういえば当時さだまさしの「飛び梅」という歌がはやっていて、それに惹かれていったんだったかも〜(^◇^;)(ミーハーですので)
菅公の庭の桜と松と梅の木が、菅公をしたって太宰府をめざしたそうですが、梅だけが最後までがんばれたのは例の歌のおかげとききました。(ほんとかな???)
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