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2017-10

称名寺〜奈良博・快慶展〜中書島でちょっと一杯 - 2017.05.30 Tue

今回の奈良さんぽはこんなところから。



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知る人ぞ知る、知らない人は知らない、、、称名寺。

近鉄奈良駅の西側、先日行った饅頭寺、、、じゃなくて林淨因ゆかりの漢國神社(かんごうじんじゃ)と登大路をはさんで反対側にある。





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特に観光寺院というわけではないが、なにが有名かって(有名じゃないかも、、)村田珠光が11歳の時にここへ坊主にだされたってこと。まあ、すぐに彼はそれを嫌って京都へ行っちゃったのだが。





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毎年2月におこなわれる珠光茶会に参席している身としてはいちどは行かねばなるまい。
5月15日には毎年珠光忌法要がおこなわれているというが、今年は月曜で行けなかったのだ。





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境内には珠光を偲ぶよすがはなにもないが、非公開茶室・獨盧庵は伝・珠光の茶室(否定されているらしいけど)。
とりあえず、来た!ってことだけで満足。





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境内の千体地蔵尊はかの松永弾正が多聞城を築くに当たって石垣にしたもの。落城後、ころがっていたものを称名寺の僧侶が不憫に思い、持ち帰ったものなのだそうだ。





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ということは少なくとも1500年代より古いお地蔵様なのだな。500年以上も前のものか。ちょっと感動。





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称名寺をあとにしてバスで高畑。
お馴染みあーとサロン宮崎で、ブツを入手。ふふふ、、、、奈良ゆかりの物でずっとほしいと思っていたものなのだよ。ヒミツ!こちらで珈琲一杯よばれて、、、





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今回一番の目的のこれ。
奈良国立博物館・快慶展。




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運慶・快慶とひとくくりに覚えているけれど、運慶のお父さん康慶の弟子だから、いわば運慶と快慶は兄弟弟子、ほぼ同じ時代を生きた人だったんだ。

しかも後白河院とか、大仏殿を再興した重源と同時代だったってことを初めて知った。歴史は縦割りで覚えると横のつながりがわからなくて、ときにビックリする。

快慶でなにが好きって、(展示はなかったが、大きな写真あり)国宝渡海文殊なんよ。

脇侍の善財君(善財童子)大好き!
ちらっと横を向いたユーモラスな獅子も好き。


今回の展示では二体の(制作年代がおそらく違う)深沙大将がツボ。これって西遊記の沙悟浄のもとだよね。象の頭の膝当てもかっこよい。

快慶作、というのがわかるのが像のほぞなどに書かれた「巧匠アン(梵字)阿弥陀仏」のサインなのね。

そのサインのとおり、深く阿弥陀仏に帰依した快慶は生涯に無数の三尺(約90cm)阿弥陀を各地で作っている。結縁合力といって庶民の信者がお金を出し合って依頼したもの。展示もやたらたくさんの三尺阿弥陀があったが、その衣の様式で年代がある程度わかるのだそうだ。仏の胎内に結縁した人々の名前がしるされた紙が残っているなど、まさにタイムカプセルのよう。800年前に生きた人たちの名前一人一人が生きた証しのようで、感動的だ。




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この日は夜間展示のある日で、遅くまで開館していたので、外に出るともう灯ともし頃。




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日も長くなった美しい宵なので、このまま帰るのももったいなく、中書島で途中下車しておこぶ北清へ。




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伏見だからお酒も充実、おばんざいもけっこういける。
残念ながら、北清のおこぶ定食はお昼じゃないと残っていない。人気だ。




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昆布のナムルをあてに山形のお酒(えへへ、伏見の酒じゃない、、、)を一杯。
カウンターで20代で五条楽園で銭湯を経営する若者がいてはって、話をきいて、いたくその銭湯にそそられる。(サウナの梅湯
彼のことはなにかで聞いたことがある。こんな人にもであえるおこぶ北清、開店からまだ数ヶ月、すでにユニークな人たちのサロン化!




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