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2017-11

梅雨前の嵯峨野散歩 - 2017.06.10 Sat

所用ありまして嵯峨野へ。
ついでに久々に嵯峨野散歩。




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とりあえず清涼寺に車を停めて歩き始める。
清涼寺のあぶり餅。このお姉さんがほのぼのしていていい。

嵐山の駅周辺はもう観光客でごった返して、かつて嵯峨「野」の葬送の地、、、なんて面影もないが、清涼寺まで来ると人はぐっと少なくなる。




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中院入道前大納言藤原為家卿之墓。
為家は定家(ご存じ、小倉百人一首はこのあたりで編まれたのよ)の息子、かつ「十六夜日記」の阿仏尼は彼の側室。
で、このあたりの住所が中院なのだ。

教科書で習った歴史を肌で感じる京都だこと。




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その近くにある厭離庵。紅葉が美しいそうで、5月や紅葉のシーズンのみ一般公開されているそうな。
定家の別荘といわれていたが、現在では定家に百人一首を依頼した蓮生上人の山荘という説が有力。

閉鎖中はひっそりとして中の様子はうかがいしれない。





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清涼寺の近くのMOMI CAFEでランチしようと思ったに、、、 closed。
一体ここは何戦何敗してんだか。いまだかつて開いているときに出会ったことがない。




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いい雰囲気なのにね。ハイシーズンしかやってないのかしら。
人を避けてローシーズンのしかも平日に来るような客は相手にされないのね(T_T)




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二尊院。
この通称「紅葉の馬場」が一番の見所。

前を歩く観光客が写真をとり続け、なかなか進まないので、このシャッターチャンスにはちょっと時間がかかってしまった。気持ちはわかるけれどね。




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翠が麗しい。




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通常門である黒門から本堂をのぞむ。(本堂正面にあるのは勅使門)




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境内には室町時代の建築物も残るのだ。熱田神宮や伊勢神宮など八社を請来した?八社宮。
よく見ると本体のお社は別の屋根で保護されている。




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和菓子好きとしては忘れてならない小倉餡発祥の地。
二尊院周辺(小倉山周辺)の菓子職人和三郎が、空海が中国から持ち帰った小豆の種子を栽培し、作ったのが始まりとされるのだそうだ。
ありがたやありがたや。(饅頭を作ったのは林淨因だけれどね)




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ここは角倉了以の墓所もあったり、花もきれいで見所は多い。





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もちろん釈迦如来、阿弥陀如来の「二尊」をお祀りする本堂もお忘れ無く。
ちなみにお釈迦様は極楽往生をめざす人を送り、阿弥陀様はそれをお迎えする仏とかや。




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手水の周辺に半夏生発見。
さすがにまだ早く、白くはなっていない。




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そうか、もう睡蓮の季節か。





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本堂の床の埋木。自称埋木フェチとしては激写せねばなるまい。ここはあまり収穫なかったけれど。(フェチとしては西本願寺がオススメ)





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嵯峨野をさらに奥へ行く道を歩む。
途中でトラ猫に出会う。




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嵯峨野の奥は化野、それこそ明治の頃まで死体がごろごろしていたという葬送の地。いまでは街道はきれいに石畳。




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これは同じ道を四年前の8月、念仏寺の千灯供養に行ったときの写真。(記事→
なにせこの夜は大嵐で雷稲妻のひどい天気ゆえ、観光客もまばらでそれはそれでよかったのだ。




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化野念仏寺、ほんまにあの日以来、ひさしぶり。




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参道で日蔭の蔓発見!
(もちろんお持ち帰りしてないわよ(^_^; )





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紅葉を透かして見あげる仏舎利塔。




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西院の河原。

8000体以上あるという石仏はかつて化野一帯に葬られた人々の墓石。
散乱し、土に埋もれていたそれらをここへ集めたのは明治の頃という。

表面にほられていたであろう仏様の姿はもうすっかりおぼろげになって、墓石かどうかもよくわからない感じだが、真ん中にたつと、それらがすべて中央にある仏塔を向いているのがわかる。
真ん中にたつと、すべての石仏にみつめられているようでちょっとぞわぞわした。




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8月23日24日は千灯供養、美しい景色なので是非おすすめする。(ただし天気がよいときはかなりの人出は覚悟の上で)



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四年前の千灯供養の写真、貼っておくね。




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ここまでくると観光客は数えるほどで、嵐山駅周辺の人わさわさの竹林より美しい竹林の道が楽しめるよ。




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やさしいお顔のお地蔵様。
生まれようとして生まれなんだ子、幼くして亡くなった子を慈愛の目で見つめるがごとし。




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帰る道で気づいた、あ、泉仙ってここにあるんだ。(精進料理、仕出しのわりと有名なお店どす)




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帰りにちょっと足を伸ばして野々宮へも。
なにせ先日の薪能の演目が「野宮」だったので、その舞台装置でもある黒木の鳥居をちょっと見たくなって。(ちなみにこのあたり人いっぱい、、、)





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むしやしないは老松さんの嵐山店で、、、




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とろっとろのできたてわらび餅。




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清涼寺の近くの豆腐の森嘉さんで、カラシ豆腐を買いたかったのだが、手荷物いっぱいで断念。残念。
(森嘉さんの名物飛竜頭は大丸で買えるよ)




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お土産に老松さんでこの季節だけのお楽しみ、稀少な夏蜜柑で作った夏柑糖を買って帰ったのは言うまでもない。



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