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2023-09

ポルトガル中部〜北部紀行2017〜その5・ポルト点描 - 2017.08.18 Fri

リスボンから北へはるばる300km、最終目的地、ポルトガル第2の都市ポルトへ。
大航海時代はここからはじまった。



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町を流れるドウロ川はやがて大西洋にそそぐ。
海は近い。だからカモメの声もかしましい。




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旧市街は迷子になりそうだが、どこをとっても美しい絵になる。




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迷いながらも最後は必ずランドマークにでることができる。



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大通りに出ればゆるやかな坂。



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西日に照らされる坂には電車の線路も。



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リスボンほど路線はなく、実際にあまり乗ることはなかったが、それでも風情のあるクラシカルな電車である。



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やや高いところから見下ろせば、屋根の色はきれいに統一されている。




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こちらは屋根を新しく葺き替え中だが、色はそろえてある。
おそらく規制されているのだろう。イギリスでも古い町並みを残す場所では建物に勝手に手をいれてはイケナイと聞いた。その厳しさを受け入れることが民度が高いというのだ、と言う方もおられる。

京都はなぜ、あの美しい甍の波を残すことができなかったのか。景観条例は完全なザル法だし。残念でならない。




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あ、黒にゃんこ!
岩合さんならすぐ仲良くなれるんだろうなあ。




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国民食(?)塩漬け鱈のバカリャウ(京都でいったら棒鱈といったところ)も健在よ。




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アズレージョの美しい教会もあちこちで出会える。




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アズレージョといえば、ここははずせないサン・ベント駅。
外観は普通の鉄道の駅だが、、、、




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中には美しいアズレージョ。
ここは駅?修道院?




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図柄はポルトガルの歴史的場面だと聞いた。けっこう農作業の絵もあったけれど。



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旧市街からワインセラーのたくさん並ぶ対岸へはドン・ルイス1世橋をわたる。
上は歩いてもわたれるし(高所恐怖症には、、、、)地下鉄(途中で地上にでる)も走っているよ。




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旧市街の景観。
ほ〜、、、ため息がでるわね。



さて、ここからはがらっとかわって庶民の暮らしを支えるボリャオン市場へ。




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ポルトガルは魚介もたくさん食される。鯵や鰯や、亀の手みたな貝の一種や?





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お土産物屋もあるので地元の人たちだけでなく観光客も足をはこぶ。
やはりコルク製品は人気。



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ポルトガルのシンボル、ガジョ(雄鳥)も人気のアイテム。




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唐辛子やニンニクや、、、、ドラキュラなら卒倒しそうだ。




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香辛料と一緒に売られているのはcha verde、つまり緑茶。しかし!この緑茶、日本茶のイメージで飲むとなにこれ?!になる。




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ちなみにこれはポルトのカフェでたのんだ、たしかに「sencha(煎茶)」と書いてあるシロモノ、飲むとそこらの飲食店ででてくるおいしくない番茶、、、、といった感じ。欧人にこれを煎茶と誤解して欲しくないなあ、、、




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色とりどりのフルーツも豊富で、ホテルの朝食ビュッフェでもフルーツをたくさん楽しめた。






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たまたま寄ったクレリゴス教会、なんと結婚式がはじまる。
以前スペインの田舎町でもいきあたったが、ゲストは観光客もウエルカムで一緒に祝福して最後に握手して、、、というオープンな雰囲気だったが、ここも観光客OK。
なんてフランクなんだ!



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たまたまいきあたっただけだけれど、袖振り合うもなんとやら、どうぞお幸せに〜!!


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