晩秋の哲学の道2017 - 2017.12.03 Sun
今年はいろんな状況がかさなって、錦秋をおいかけてどこまでも、、、とはいかなかった。
でもそこは京都の良いところ、遠出しなくても、日常生活圏に紅葉の名所はいくらでもあるのだ。
今日は哲学の道を歩いて散策しよう。いつもは自転車とばしているので見えなかった景色がみえるかもしれない。
紅葉も最盛期は少し過ぎたせいか、観光客の姿もまばら。
今年の紅葉は例年より早かったし散るのも早い。
哲学の道南端から北上するとどうしてもここと、和菓子のとま屋さんが目にはいってついふらふらとはいっちゃうのよね。
叶匠壽庵でわらび餅をいただき、いきなり腹ごしらえとなった。
散歩これからなのに、、、、
こちらの玄関に飾られていたのは老爺柿かな。
完璧に茶室の花。
若王子にはあいかわらず地域猫がいる。
冬を前にたっぷり皮下脂肪をたくわえているようだ。
しっかり食べて無事この冬も越すんだよ。
疏水に目をやれば、、、
風のかけたるしがらみは、、、
ここの紅葉が一番きれい。
真っ赤にならず黄色いまま爪先だけ紅いろ。
こちらは萌えるような赤で白壁にはえる。
見る人は無口になってみとれている。
鴨のつがいも数カップルがエサを必死で食べていた。君たちも冬を無事越えないとね。
敷き落ち葉の赤い絨毯を背景に白い山茶花の花盛り。
哲学の道名物(?)ミツマタももう蕾をつけている。春先に真っ先に地味だけれど花が咲くんだよね。
哲学の道は東側の川べりを歩くのがオススメ。
ちょっと寄り道して安楽寺。
ここは紅葉の季節週末のみの公開。今日は非公開なので山門まで、でもこの落ち葉の錦の美しいことよ。
東山は秋の衣をまとうとて 足元の錦集めけるかな (腰折れ一首)
ひとつとして同じ色づきの葉っぱはない。
疏水縁のギャラリーの入り口。
たっぷりと山茶花。
こうしてみると紅葉だけでなくドウダンツツジの赤も美しいね。
まもなく来る冬を待つ景色。
そのさらに先の春の準備もOKですぜ、と桜。
見上げれば錦の衣をまとった大文字。
美しい町だなあ、、、ここは。

おまけでうちの紅葉。やっと紅葉してきたと思ったら、もう散り始めた。
早すぎるよ〜。次の茶事まで待って〜〜!
一葉だけ残った木の葉っぱはとても美しい色合いで景色の中で光っていた。
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