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2018-10

松江散歩 - 2018.03.21 Wed

せっかく4時間近くかけて松江に来たのだから、茶会だけでなくちょっとお散歩




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これは前泊した時の夕暮れの大橋川、さらに向こうには宍道湖がひろがっているはず



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宿で荷解きしたあとは、飲食店街が軒を連ねる京橋通り周辺へ。
お濠の岸辺はきれいに整備されていて夜はいっそう美しい。



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夕食は、元は老舗旅館であったという蓬莱吉日庵さんで。




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母屋は明治時代の建物、旅館としての創業は昭和元年だというから、かれこれ100年近くたっている数寄屋建築。



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庭も広く蹲居や灯籠など、よい雰囲気。
(猫が走り回っていたのも私的にはポイント高し)




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夜の懐石コースをいただいたのだが、京都だったらこれ、確実に3倍近くの値段するよね、の内容。
美味しくて、松江の地酒もちびちびいただく1人飲みのしあわせ。




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翌日、枕流会さんのお茶会の後、帰りの列車の時間まで、主にお城周辺の伝統美観地区を中心にまわる。

左手は城のお堀、右はかつては武家屋敷がずらっと並んでいたという塩見縄手通り。



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今もまだ武家屋敷の格式をとどめる大きな家がたくさん並ぶ。




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松江に来てどうしても味わっておきたかったものが一つあって、これがその「ぼてぼて茶」

沖縄のぶくぶく茶、富山のばたばた茶と同じ系列の飲むと言うより軽食的なお茶である。
左の泡立てたお茶に、右の小皿の中のもの、赤飯、黒豆、漬け物などを投入、かきまぜていただく。農作業の合間、箸を使わずにとれる虫やしないがルーツとも。




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お茶は番茶だが、それだけでは泡立たないので、干した茶の花をいれるのだそうだ。泡立てるのはこんな長い茶筅である。茶筅はさすがに買う気にはならなかったが、ぼてぼて茶は一パック、購入した。家でやってみよう。




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やっぱり国宝・松江城はのぼらんとね。着物であったが、がんばって最上楼までのぼったよ。



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慶長16年創建、ここの一番のご馳走はやはり宍道湖の眺めだろうな。創建したのは堀尾吉晴という武将だったが、そののち次々と城主を替える。このあたり岡山城も同じだったな。




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そこらへんの歴史も知りたくて、次に向かったのは、、、、




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松江歴史館
この日は無料開館日でたくさんのちびっこたちもやってきていたから、ゆるキャラさんも大奮闘中。
ここで松江の歴史、街のなりたちなど学習した。




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ここにはいっているきはるcafeの和菓子がまたすごくかわいくて感激。なんでも和菓子で受勲された職人さんの手作りだそうだ。たしかにこの色と具象の造型は京菓子ではまずみられないものだが、それが松江という町にはとてもにあっている気がした。





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目の前の濠には観光周遊舟もたくさんでていて、気持ちよさげである。時間があれば舟で濠めぐり、したかったなあ。




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ふたたび塩見縄手にもどって、田部美術館へ。



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これは茶会の会場であった赤山茶道開館も造った田部長右衛門(23代)が、家に代々伝わる茶道具のコレクションを公開するために建てた美術館である。
不昧公ゆかりの茶道具から、出雲焼(楽山焼、不志名焼)のコレクションでまたすばらしかった!



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なんとあの古染の葡萄棚水指もあるんよ〜♪
半使、三島、刷毛目、堅手、絵高麗、、、と垂涎の高麗茶碗がならんでいるところはもう、、、、(((o(*゚▽゚*)o)))




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ほんまにこの田部さんという方は松江の茶の湯、伝統芸術に対して多大な貢献をされた方だったのだなあ。こういう方をかつて知事に持った島根県民はさいわいですね。(口は出すが本質的に貢献していないどこぞの首長とえらいちがい、、)





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最後に松江といえばやはりこの人もわすれてはいけない小泉八雲さん。
その松江の旧宅が一般公開されている。
といっても実際ここに住んだのは元松江藩士の娘セツとの新婚時代の五ヶ月間だけなのだが、著書「知られざる日本の面影」で、この家の記載がたくさんされているという。




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三方をそれぞれ雰囲気の違う庭にかこまれ、開放的な作りで、もとは武家屋敷であったそうだ。




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奥の机は八雲が使っていた椅子と机を正確に復刻した物。椅子とのバランスが奇妙で、目の悪かった彼の独特の姿勢をここから想像することができる。




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隣は小泉八雲記念館
「怪談」の作者として、あるいは失明した左目を気にして右の横顔しか写真に撮らせなかった、などは知っていたが、それ以外はほとんどしらなかったなあ、と実感。

彼はギリシャ生まれ(母がギリシャ人)のイギリス人で、文筆で身を立てるべくアメリカに新天地を求め、そしていつしか日本に流れ着き、ここを終の棲家としたのだ。
彼とセツの間に4人の子供がいたのもしらなかった。この子どもたちの家族写真がたくさん展示されていて、彼らのその後も知った。家庭人としての彼のひととなりを垣間見ることができた。




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いそぎ松江旅で、時間があればまだ行きたいところは山ほどあったのだが、、、

お土産に買ったのは彩雲堂さんの和菓子「彩紋」
これは隠岐島が実家のかつての同僚が、よくお土産に買ってきてくれたもので、とても懐かしい。






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