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2018-02

Tさんの実験茶事〜如月編 - 2018.02.07 Wed




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場所は伏見区南新地、島の弁天さんこと長建寺の近く





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こんなレトロな銭湯もある昭和の商店街にある、、、





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昆布を使ったおばんざいとお酒のセレクションが美味しいおこぶ北清さんの、、、



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奥座敷

不定期だけれど、ここで時々、Tさんの実験茶事

鴨川べりで道行く人に茶をふるまう鴨茶名人であるが、時には室内で茶事などを。
といってもそこは鴨茶人、普通の茶事にならないところがおもしろい。




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テーブルの上にはカセットコンロ、ドラえもんのポケットみたいに茶会の道具すべてがあちこちの引き出しから出てくる不思議箪笥
まずは懐石




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前日から仕込んでいたという塩麹漬け、昆布締めの食材の数々
練り胡麻にも一手間二手間かけて




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昆布と一緒に炊きあがった玄米飯に梅干しを混ぜて




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一文字飯
煮物は大根と人参だけれど、ご本人納得の上等な昆布でとった出汁で煮たもの
ほんとにおいしいお出汁でびっくりした(おこぶ北清さんの昆布よね)



高価で珍しい食材はなにひとつないけれど、茶人が自分の手で、手に入れて手をいれてつくる懐石は、利休の頃の懐石への原点回帰ではなかろうかと思う。

「南方録」の守口の茶人の話を思い出した。突然の利休のおとないに庭の柚子をつみとって柚子味噌にしてだしてほめられた前半。(後半では実は利休の訪問を前もって知って準備していたのがばれるのであるが)

「勝手をみつくろいまして」
がただの決まり文句になっている昨今、ほんとうに手に入る範囲の食材で手間をかける懐石がいつも理想だと、思っている。
時にそれは文字通り粗飯になるかもしれないし、懐石のルール(そんなもんあったっけ?)にかなっていないとお叱りをうけることもあるかもしれない。だからなかなか一汁一菜にする勇気がない。懐石の元々の意味を考えさせられる。


お酒はおこぶ北清さんに注文して蒼空を一杯いただく。これも楽しい実験茶事




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お鍋の向こうに,出番を待つ釜の湯
中立こそないけれど、懐石の道具がきれいにかたづいたらいよいよお茶の時間




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鴨茶でお馴染みのお茶碗、茶杓、そして抹茶を目の前でブレンド
今回の濃茶は無農薬の在来種が勝った味で「掛け値なくにが〜い!」
ほのぼの懐石のあと、この存在を主張してやまないお茶に目が覚める
いつも甘い濃茶ばかりいただいているからびっくりだが、この実験茶事の流れの中でははまる




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さすが実験茶事なのは、〆の薄茶がほうじ茶パウダー!
亭主と客が相談して決めた




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ところがこれを泡立てていただくとほんまに美味しくて、茶事の〆はやっぱりこれだよな、と思ってしまうのである。

う〜ん、楽しい想定外いろいろの実験茶事堪能。
ここでしか味わえないかもしれない。
これからの自分の茶事になにかひとつでも活かせればいいのだけれど。





京の節分会2018 - 2018.02.05 Mon

節季のおわりに溜まった邪気(鬼)を払う節分の行事は、ことにかつて歴史の舞台であった京都では今日でもさかんなのだ。だから節分会にお参りに行こうとすると京都中を縦横無尽に駆け巡らないといけないので、時間的にも無理!、、、というので今年は毎度お馴染みの神社から,お初の神社まで、巡れるところまで。





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まずは尾形月耕の「懸想文売りの図」
今年手に入れた待合掛け。




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これは近所の須賀神社で毎年手に入れる懸想文。
かつてお金に困ったお公家さん(文字が書ける階級)が顔を隠して懸想文(ラブレター)なるものを代筆、売り歩いたことにちなむ。




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こちらが聖護院にある須賀神社。
節分の時だけにぎわうので、普段はあまり人影はない。




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はい、出ました、懸想文売り。
毎年同じおじさまがやってはります。
この懸想文、授かると良縁に恵まれるとか。良縁は手おくれながら、箪笥の中にしのばせて、着物の増殖(?)が期待できる、、というのがいいですね。




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ちなみに中はこんなんで、前年の干支が今年の干支に書いたラブレター形式になっておりまする。
(千酉さんから戌織さまへ)




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近くの熊野神社は学生時代からお馴染みの神社で、お隣の西尾八ッ橋さんが茶店を毎年ださはる。
これが暗くなると、ここの灯りだけがなんだか懐かしい感じでほっとするのだ。





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こちらが西尾さん。
ちなみにここ聖護院は「本家」「元祖」などなど数家の八ッ橋のお店が林立する八ッ橋激戦区(?)




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今年お初は松原通り西洞院の五条天神社。
すっかりビルの谷間になっている。天神社とはいうものの、道真公とはあまり関係がなさそうで、桓武天皇の時代に空海が勧請したとか。




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今年某勉強会で「宝船図」の歴史について学習したのだが、節分の3日間だけ授与される宝船図の一番古い形をとどめているのがこちらのなのだそうだ。




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う〜む、、、、シンプル!
船に稲穂がのっているだけ。
一般的に、枕の下に敷いてよい初夢を期待する、、という宝船図はもっと七宝をのせてたり、帆があったり、七福神をのせてたり、ごちゃごちゃしているのだが、このシンプルさはかえって新鮮。
呪術的な文字も描かれ、原始の形に近いことを納得。


もともと主祭神の少彦名命は医術とか呪術とかに関係するらしく、そこで呪術的な意味で宝船図ができたのだろうか。さきほどの勉強会では最古の宝船図の記録は鎌倉初期にはもう存在した、ということだった。




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後醍醐天皇時代まではここは「天使の宮」「天使社」とよばれていたそうだ。
エンジェルじゃなくて、天子さまのお使いの意味。



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このあたりの有名な地名、「天使突抜(てんしつきぬけ)」
エンジェルが突き抜けていったらこわいが(^_^;





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ここから松原通りを西へ、壬生寺へ向かう。
その途中のまるき製パン所、いつもお客さんでにぎわっている。コロッケパンを購入。




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お行儀悪いがコロッケパンを食べ歩き、なるたけ人の通らない道をたどって。
ここのコッペパンと千切りキャベツのおいしさはたまらんね!





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さて、ここも大賑わいの裏鬼門・壬生寺。
今年も焙烙をおさめよう。




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壬生狂言の「焙烙割り」で、一気に割られる厄除け。
上演中の壬生狂言は長蛇の列であった。




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千体仏塔がいつも異国的な眺め




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壬生寺を北へ行くと四条通りに面した梛神社・隼神社(合祀)
ここではお焚きあげがおこなわれている。




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梛神社お神楽

御朱印帳も「梛にしますか?隼にしますか?」と聞かれているようだ。もと隼神社があった場所はこの近くで、それと示す石碑があったと思う。




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さて、私的には節分会の真打ち!
学生時代からなじんだ吉田神社!




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昨年3年ぶりに大々的な火炉祭が復活し、(燃えた灰の処理で市の当局ともめたのよ)今年もどんどん積み上げられていく古い御札
これが一気に燃え上がる様はさすがにすごい。熱気もすごい。確かに溜まった邪気は炎とともに浄化される!とイメージできる。
残念ながら、今夜は風邪をひいていることもあって、火炉祭はあきらめたが。





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吉田神社も宝船図授与をしているのね。意識して見たのははじめて。こちらの宝船図はとってもオーソドックス。




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今年も美味しい和菓子がたんと食べられますように、と菓祖神社にもお参りして、、、




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毎年ここに出店しはる、東一条にある(学生時代からお馴染み)松井酒造さんの濁り酒>^_^<




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そして吉田神道の心臓部、節分3日間のみ開かれる大元宮へお参り。

ここで前日の追儺式で心を入れ替えた鬼たちが、羽織袴で詣でるところにも行き当たる。(暗すぎて写真撮れず)




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河道屋の晦日蕎麦がいつもとなりに出ているところの山蔭神社、庖丁、調理、飲食の神様、今年も美味しい物に食いっぱぐれませんように。
ここからの眺めがまたよろしいの。暮れていく西の空が美しい。




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かくして、今年の節分会終了。
京都に居るとほんとうに忙しい。あっちの神様こっちの神様、、、たてないとね(^_^;







能・社中新年会 「三輪」 - 2018.02.03 Sat

能の社中の新年会、恒例の洛中の某能舞台にて。

今年はわたくし、「三輪」のクセを舞わしていただきました。
操り人形のような、カクカクとした動きはあまり改善はしていませんけれども(^_^; 

「三輪」という演題はちょっとかわっているというか、ストーリーが脈絡ないし、神様が男だったり女だったり、、、ちょっと理解に苦しむところもあるのです。

奈良の三輪の里、大神神社(おおみわじんじゃ)のある里に住まいする僧・玄賓のところに、毎日参詣来る女が、ある日夜寒のため衣を乞います。衣を与えたところ、後にその衣がご神木にかかっているのが見つかります。玄賓が訪ねると三輪明神(明神は本来男性)が烏帽子を被った巫女の姿であらわれ、神も衆生を救うために迷い苦しむので、その罪を救って欲しいとたのみます。
そこから唐突に(と、私にはみえる)三輪の神婚譚、天の岩戸の神楽、、と二つの物語が語られるのだが、その関連性がよくわからない。





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私が舞ったクセの部分はその神婚譚のパート。
夜にしか訪れない男(通い婚の時代)を不思議に思った女が、ある日帰る場所を知ろうと、苧環(おだまき・糸を繰るもの)に針をつけて、男の裳裾にとじつけて、糸をたぐってあとを追う。するとご神木の杉の下でとまっていて、その男こそ三輪明神であったことを知る。
この話では紛れもなく三輪明神は男なのだが、女の姿のシテが舞う、、というのも摩訶不思議。


仕舞では、扇を針に見立てて、裳裾にとじつける所作をするのだが、ここが好き。能の所作は現代の芝居と違って、具体的な動作はなく、象徴的な所作だけで現すのだが、ここの部分はちょっと現代演劇っぽいからかな。




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苧環の糸をたぐって、ご神木のそばに来たときに糸が三わげ(おそらく3回りのことか?)残ったのも「三輪」にかけてあって、謡の言葉もとても美しくて好きです。
せっかくだから、苧環にかけて糸巻きの帯をしてまいりました。

このあと、天の岩戸の神話の話に飛躍します。
(このキリの部分を先輩が舞われましたが、やはりさすが〜!でした。年季が違いますね。)
神話を語り、神楽を奏し、夜明けとともに消えていくお約束。

ストーリーを無理に理解しようとせず、巫女姿の三輪明神の舞を堪能すればそれでよいのかな、と思う一曲であります。

  
   まだ青柳の糸長く 結ぶや早玉の おのが力にささがにの 糸くりかえし行くほどに 

     この山本の神垣や 杉の下枝にとまりたり  、、、、





月と浮世絵「浮世絵勉強会」 - 2018.01.31 Wed

ご近所の聖護院、ずっとカフェかなにかだったのだが、昨年なにか新しいモノになっているな、、、と思ったら、<ゲストハウス&サロン京都月と>になっていた。




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1Fはカフェもされているようだし、いろいろワークショップもされているようなので、気にはなっていたのだが、、、
このたび浮世絵勉強会があると聞いて、しかも私の大好きな月岡芳年メインと聞いてはいかずばなるまい!と初めてお邪魔した。




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ここはいろいろお店の出入りがあったけれど、もともとは現オーナーさんの祖父母さんのお家で、120年の歴史がある町家、昔は旅籠、下宿屋として使われてきたそうだ。
オーナーさんはまだお若い女性で、東京でされていた仕事をやめて、懐かしいこのお家を改修してゲストハウスにされたよし、1Fのカフェや、ワークショップなどもいろいろしていきたい、と抱負をたくさんお持ち。
「月と」は月兎のことかな?と思っていたが、お祖母様と交流のあった谷崎潤一郎の「月と狂言師」からきているとうかがう。お祖母様は狂言などもなさった洒脱な方らしく、何代目かの茂山千五郎さんといっしょに狂言をしている古いお写真も拝見した。




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会場は二階で。
まずは山芋とろろ巾着「福溜め」をご馳走になる。
すりおろした山芋を巾着にいれ、お出汁で炊いたもので、はじめての食感。お出汁が上品で美味しくて、山芋のすり下ろしのふっくら感がなんともいえない。お出汁もアゴだしやこだわり醤油でとった逸品であった。




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さて、でるわでるわの芳年コレクション!!
これはおじいさまか、ひいおじいさまのコレクションだったらしくて、さすがに古い町家にはいろんなものが秘蔵されているとうらやましくも感動したのである。

芳年は昨年東京の太田記念美術館まで見に行きましたがな。ただその時は「妖怪百物語」の方で、会期が違えば「月百姿」だったのだが、、、
月百姿は月をテーマにした100枚の芳年の傑作だと私は思っているし、ウィキペディアの能の演題を引くとほとんどかならず芳年の絵がのっているという、謡曲にも関連のあるテーマが多いのだ。





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こんなに間近で芳年が見られるとは!
しかも手触りもちょっと楽しめた。ここは白抜きか?胡粉か?とか。出版元が数種類あって、ここの出版元と芳年は仲がよかったなどのお話しも聞けた。

月は満月あり、三日月あり、新月あり、月を描かず月を想像させるのもあり、やはりすばらしい。




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一番人気はやはり「有子」さん。
1000円の差で落札し損ねた因縁もあるのだが(^_^; これはいいよね〜。月ははっきりとは描かれないが水面にその姿を想像できるところがにくい。
有子さんは厳島神社の巫女、都の公家の徳大寺実定と恋におちるが、身分違いゆえ、都へ戻った彼を追うこともできず、


  はかなしや 波の下にも入ぬべし つきの都の人や 見るとて



と歌って入水したという悲恋もので「源平盛衰記」中にあるお話し。
まことに16,7の乙女の姿、悲しくも美しい、、、、




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これは有子さんのかわりになんとか落札した「法輪寺の月 横笛」、私はこれ一枚だけれど持参して御披露目。
平家物語の滝口入道と横笛の悲恋モノ。恋した男は恋を捨て出家の身、嵯峨まで訪ねてきたが、そのような者はいないと、拒絶され、なくなく帰る場面。その後入水したとか尼になったとか諸説あり。(高山樗牛が「滝口入道」という小説にしている)

秋のもさびしい嵯峨野の月夜の風景、被づく衣も美しい。昨年秋の、大覚寺舟遊び茶会では待合に掛けた。





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あと写真にとりそこねたが、狂言「釣狐」をテーマとするお狐さんの「吼噦(こんかい=狐の鳴き声))」も好きだ。
猟師に一族みな殺されたため、僧に化けて、猟師にもう狐をころさぬよう、と頼みに行く老狐。その悲しみ、生きる者は獣も人も等しく悲しい。しみじみと胸にしみるような絵だ。





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よいもの、美しいものをたくさんみせていただいた後はお薄を一服ちょうだいする。オーナーさんはお茶も嗜まれるよし。




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また、興味深いイベントやワークショップもたくさんされていくようなので、ちょっと注目してみている。(しかも徒歩圏内だし)





雪まみれの彦根~大津ミニトリップ - 2018.01.29 Mon

なにもこんな日に、、、と思うでしょ?
でも京都はちらほらくらいの雪だったのよ。
まる一日あいたことだし、かねてから行こうと思っていた、学生時代によく行った彦根へ行こうとしたわけよ。

ところが、高速走ってたら途中でえらく吹雪いてきて、前の車が見えないくらいになって、これは本気でヤバイのでは、、、と思ったら、、、、




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ほんまにやばかった。
彦根で高速おりたら除雪されていない一般道路、タイヤはノーマルなので滑るわ、ハンドルとられるわ、、、カーブが曲がれなくて、ブレーキ効かず、前の車にあやうくぶつかりそうに、、、




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護国神社がこれだもんなあ。
ちょっと考えて勇気ある?撤退を!
回れ右して帰ったわ。湾岸道路で帰ろうかとおもったけれど、多分除雪は高速道路の方がいいはず、帰りも雪吹だったけれど、雪道をノーマルタイヤで走る怖さに比べたらどってことないわ。
(のちにこの日、彦根周辺は記録的な大雪であったと聞く)


しかし、彦根滞在時間約10分で、このまま帰るのもちょっとしゃくだし、途中大津でおりることにした。



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琵琶湖の畔に立つ(ほとんど)廃墟、県立琵琶湖文化館。10年前に閉館しても建物はそのまま。学生の時も異様な城みたいな建物だなあと思っていたが、廃墟になるとなおさら異様だ。
琵琶湖の向こう岸は雪にけむって何も見えない。





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こんな雪だもの。
湖面にカイツブリかなにか水鳥が寒そうに浮かんでいた。

ここに車を停めて京阪大津線に乗って膳所まで。
前からおじゃましたいところがあったのです。




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膳所の和菓子屋亀屋廣房さん。
京都の亀末廣さんの別家さんです。実は京都に移住する前から、ここの女将さんとはISO乙女会なるものを結成して仲良くしてもらっていたのだ。その後なかなかお目にかかるチャンスがなく、この日数年ぶりの再会となった。(ISO=五十乙女でしたが、もうみな還暦すぎたわよね(^_^;)




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数年もたてば、子供たちのことや親のことや、いろいろ環境も事情もかわってきているが、それでもお互い、楽しく元気に仕事をし、すごしていることがなによりありがたい。
数年のブランクもものともせず話がはずんだこと!




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お店の干菓子をちょうだいし、女将さんにお茶を点てていただく。
以前されていて、その後中断していた店のかたすみカフェを再開しようとされていたところだったそうで、期せずして、客第一号の栄誉に浴した。




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数ある木型のなかから「高」と書いてある物を見つけ、「?」と思ったけれど、こちらの学区であり、滋賀県ナンバーワンの進学校・膳所高のマークなんだって。記念行事の引き出物に使うのかな。おりしも、膳所高、春の選抜高校野球代表校に選ばれた!
おめでと〜!!




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お店の片隅に釜もちゃんとある。お茶碗はさすが!の膳所焼も。
こちらの看板菓子をお持ち帰り、女将さんとお別れ、また前みたいにご飯食べにいこうね。




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お店の前は旧東海道




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大津宿と草津宿の間の道になる。歴史的にも表舞台にあったエリアだ。




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帰りの大津線が漫画「ちはやふる」ラッピングで、社内までちはやふっていてびっくり!これだけでないよ、普通広告とか貼ってある天井近くに、漫画の名場面がこれでもか!と貼ってある。
映画版ちはやふるのロケ地であり、全国高校生百人一首大会の会場が電車の駅でもある近江神宮だからだろうね。(ちなみに近江神宮はもと大津京のあった場所付近)





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先ほどの琵琶湖文化館の駐車場にもどると、雪吹は少しおさまって湖岸のけしきが見えるようになっていた。



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青空が少し見え、美しい鳰(にお)の湖・丹保(にほ)の湖、琵琶湖だ。

ついで車に乗ってこちらも以前から行きたかった大津市歴史博物館へ。カーナビどおりに行ったら、なんだ、いつもお能を見に来ている伝統芸能会館のすぐ上ではないか。こんな近くにあったとはしらんかった。




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このように高台にあるので、エントランスから琵琶湖の遠景ものぞめる。
雪雲はどこかへ行ったようだ。




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こちらの学芸員さんを複数存じ上げているので、常設展ながらどんな展示なのか興味津々。
意外と知らなかった大津の歴史のお勉強をする。大津京のことや東海道の宿場町として栄えた歴史や、大津にたくさんある城の歴史とか。花の都、京都の隣で山一つこえると別の歴史や文化がはなひらいていたのだなあ。
個人的には大津絵の展示に興味があった。




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なので博物館で大津絵の本を買ってご満悦。
意味を知ってみるとなおさら面白い大津絵の世界、素朴な民画ならではの味わいが好きで、待合掛けに使ってみたい絵もたくさんある。





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本を読みつつ、いただく亀屋廣房さんの、いずれも看板菓子。
左が日吉山王さんの御供にちなむ「粟津の里」、右がほろほろ白餡で作った洋菓子のような「にほの菊」。抹茶だけでなく、珈琲にもあうのよ(*^^)v









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